美味しさと切なさに溢れるネオ・オカルト浪漫!みおさん『彼女は食べて除霊する』が刊行 〔ことのは文庫 8月〕
マイクロマガジン社は、オトナ女子向け文芸レーベル「ことのは文庫」より、料理コラムニスト山本ゆりさんが絶賛した「極彩色の食卓」シリーズのみおさん著『彼女は食べて除霊する』(装画:syo5さん)を8月20日に刊行しました。
除霊師の女の子と話せる犬が織りなす、おいしさと切なさに溢れるほっこり系オカルト小説!
<『彼女は食べて除霊する』あらすじ>
日本を代表する古都の外れにある、小さな町「波岸町」。
その町で、日々怪異を解決している小百合は本物の除霊師である。
だた一つ違うのは、彼女が食べて除霊すること。
幽霊が未練を残した思い出の料理を食べるという独特の方法で除霊する小百合は、ある寂しさを抱えながら相棒犬・ケンタとともに彷徨う魂を導いていた。
そんな日々を過ごす小百合の元へ、同業の除霊師からある依頼がもたらされる。簡単に見えたその除霊は、あることをきっかけに大きな事件へと発展する――!?
心がすっと軽くなる! おいしさと切なさに溢れるほっこり系ネオ・オカルトロマン!
★『彼女は食べて除霊する』特設サイト:https://kotonohabunko.jp/special/tabejorei/
【書店員、レビュアーからの感想】 ※NetGalleyに寄せられたレビューの一部
◎意外な方法で除霊する小百合に驚くとともに、心の平穏が「食」に直結していることに妙に納得して読み進めました。
適度なホラー感、美味しさ満点の料理、心穏やかになる家族愛、さらにモフモフ感も含めて満足度が高いこと間違いなしの良作。
(明林堂書店 南宮崎店 河野邦広さん)
◎主人公である小百合の除霊は愛で充ちていて、救われた霊が美味そうな顔で笑っているのを感じ、幸せな気持ちにさせてもらった。
可笑しくて、切なくて、ちょっぴり怖いオカルト小説。
この夏に是非おすすめしたい一冊です。
(書を持って町へ出る読書会 石井藍子さん)
◎未練のある幽霊たちに思い出の料理を食べさせて除霊するとは、なんて斬新なアイデア。
相棒のケンタじゃなくても、そんなやり方でって思います。
でも流石みお先生。飯テロですよ。
ホイップクリームの乗ったアレとか不思議なメニューも出てきて、想像するのが楽しかったです。
(文信堂書店 長岡店 實山美穂さん)
◎出てくる食べ物がいきいきと美味しそうで、流石はみお先生だと思いました。
食べ物、味にまつわる思い出から人生の色々な後悔や確執を呼び起こし除霊していくスタイルは斬新で大変面白かったです。
読むタイミングを見定めないと飯テロを喰らってしまうので要注意。
(明文堂書店TSUTAYA戸田 坂本まさみさん)
著者プロフィール
■著者:みおさん
香川生まれの大阪育ち。同人、商業と小説を発表しているライター兼業の文筆家。
日頃から様々な事象を文章化するのが趣味で、本作の文章にもその経験が遺憾なく発揮されている。
マイクロマガジン社からは『極彩色の食卓』など著者がある。
■装画:syo5さん
イラストレーター。主に書籍の装画やアニメーションのイメージボードを中心に活動。
「道然寺さんの双子探偵」シリーズ、『最後の医者は桜を見上げて君を想う』、『どこよりも遠い場所にいる君へ』、「夢探偵フロイト」シリーズなど。
オトナ女子向け文芸レーベル【ことのは文庫】について
「心に響く物語に、きっと出会える」
ことのは文庫は、マイクロマガジン社より発行しているオトナ女子向け文芸レーベルです。
2019年6月に創刊後、『わが家は幽世の貸本屋さん』や『神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル』『極彩色の食卓』など様々な作品が登場しています。新作は毎月20日に発売。
★ことのは文庫公式サイト:https://kotonohabunko.jp/
★Twitter:https://twitter.com/kotonoha_mm
★Facebook:https://www.facebook.com/kotonohaMM2
★Instagram:https://www.instagram.com/kotonohabunko/
★TikTok:https://www.tiktok.com/@kotonoha_mm
彼女は食べて除霊する (ことのは文庫) みお (著), syo5 (イラスト) |
【関連】
▼彼女は食べて除霊する| ことのは文庫
▼ことのは文庫 | MICRO MAGAZINE
◆借りるだけじゃない! 読書が苦手だった司書が教える『世界一かんたんな図書館の使い方』が刊行 | 本のページ
◆「帝京大学出版会」創設第1弾!「帝京選書」「帝京新書」を刊行 | 本のページ
◆若者に「本」というエールを贈りたい!『先輩の本棚』が刊行 「ギフトブック・キャンペーン2024」を全国の書店などで展開 | 本のページ
◆SNSの意見が「自分の考え」になっていませんか? APU学長・出口治明さん『働く君に伝えたい「考える」の始め方』が刊行 | 本のページ