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『サラダ記念日』7月6日に「アイドル歌会」開催! 鹿目凛さん(でんぱ組.inc)、駄好乙さん(鶯籠)、寺嶋由芙さん、真山りかさん(私立恵比寿中学)が参加 選者に俵万智さん、笹公人さんら

『サラダ記念日』7月6日に「アイドル歌会」開催!

『サラダ記念日』7月6日に「アイドル歌会」開催!

短歌研究社は、月刊誌『短歌研究』創刊90周年を記念して、7月6日19時から、池袋ミクサライブ東京にて、 人気アイドル四人の歌会「アイドル歌会@サラダ記念日」を開催します。

 

「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」ーー俵万智さんのベストセラー『サラダ記念日』の「7・6」に、 アイドルが短歌に初挑戦!

短歌は1300年前からの愛の交歓ツール。貴族たちは、求愛、愛し合う喜び、会えない哀しみを、五・七・五・七・七の三十一字で交わしました。 俵万智さんの『サラダ記念日』が280万部のべストセラーになり、短歌ブームに日本が沸いたのは30年余前。そしていま、SNSの広がりで、短い言葉で気持ちをかわす「短歌」のブームが始まろうとしています。

そうしたなかで行われる「アイドル歌会」。アイドルたちが、短歌に初挑戦!そして、老舗雑誌『短歌研究』創刊90年で初、そして短歌1300年の歴史でも、「アイドル歌会」と銘打ったイべントは初めてではないでしょうか。

 
「アイドル歌会@サラダ記念日」開催概要

(企画のポイント)
愛を届けるといえばアイドル、愛を交歓し合うのはアイドルとファンたち、推しアイドルを応援するファンたち。アイドルと短歌との出会いーー。一晩かかってしゃべったことより、三十一文字のほうが気持ちが伝わることがある。それが短歌です。
短歌もアイドルも、「推し」文化の仲間です! 短歌に一番はない。上手い下手も、関係ない。大事なのは、どの歌が好きか、どの言葉が胸に響くか。 アイドルが短歌を披露して、ファンたちが「推し」アイドルの歌を、どのように鑑賞し合うか。みんなで発想を広げ歌の世界観を広げます。
鑑賞・推し、それが短歌です。だから、短歌もアイドルも、「推し」文化の仲間なのです。

 
(イべントの内容)
●第1部:アイドル歌会由緒正しき「歌会」の作法に則り、アイドルが自作の短歌を持ち寄ります。まずは、作者の名前を伏せて、アイドルも、ファンも、出された短歌のどんなところが好きか、胸にキュッと刺さるか。解釈・鑑賞をして、よいと思った短歌に投票します。キーワードは、どの歌を「推すか」ということ。みんなに「推された短歌」はどれか?
●第2部=念力付け句大会
これも古くて新しい短歌の遊び、「付け句」大会。 アイドルが作った上の句(五・七・五)に、ファンたちが下の句(七・七)をつける。 アイドルが半分作った短歌を、ファンたちみんなで完成させよう!  ファンの熱い気持ちが、素敵な短歌に、きっとなる!

 
■参加アイドル(五十音順):鹿目凛さん(fromでんぱ組.inc)、駄好乙さん(from鶯籠)、寺嶋由芙さん、真山りかさん(from私立恵比寿中学)

■司会(兼選者):吉田尚記さん(ニッポン放送アナウンサー)
■選者:俵万智さん(歌人)、笹公人さん(歌人)、國兼秀二さん(短歌研究編集長)

■会場:ミクサライブ東京Hall Mixa /開場18:30、開演19:00(18:30配信開始)

■チケット販売・ローチケ (発売開始=6月19日12時~)

■料金(税込)
◎会場席:4000円
◎配信:2750円

 

参加アイドル プロフィール

 
■鹿目凛(かなめ・りん)さん from でんぱ組.inc.

身長160cm、誕生日9月21日、血液型A型、埼玉県出身。SNSを中心に「ぺろりん先生」として、アイドルとファンの関係性を風刺的に描いたマンガで、アイドルとしてのみならず漫画家・イラストレーター・グラビアアイドルとしても活躍。

鹿目凛さん

鹿目凛さん

 
■駄好乙(たむこ)さん from 鶯籠

誕生日1月4日、血液型B、趣味=爬虫類、ミシン、人間観察。ニックネーム=たむこ、よだれ嬢、汁人、おしる子。

駄好乙さん

駄好乙さん

 
■寺嶋由芙(てらしま・ゆふ)さん

2013年よりソロアイドルとしての活動をスタート。シングル12枚、アルバム2枚をリリース。ゆるキャラ好きアイドル「ゆるドル」を自称し、「ゆるキャラグランプリ」をはじめ、各地のキャラクターイべントに「ゆるキャラ通訳」として MC出演。さらには芸能界で一番のポムポムプリン好きとしても知られ、サンリオともコラボするなど、独自のアイドル 路線を邁進中。

寺嶋由芙さん

寺嶋由芙さん

 
■真山りか(まやま・りか)さん from 私立恵比寿中学

出席番号3番。生年月日1996年12月16日。身長154.2cm。血液型A型。出身地・東京。特技=ギロッポンジャンプ、サッカー、田村ゆかりさんのイントロドン。

真山りかさん

真山りかさん

 

選者プロフィール

 
■俵万智(たわら・まち)さん

1962年生まれ。大阪出身。280万部という現代短歌では最大のべストセラーとなった歌集『サラダ記念日』の著者。同歌集で現代歌人協会賞を受賞。日常で使われる「口語」を用いて、短歌の幅を大きく広げた。

ほかの歌集に『かぜのてのひら』、『チョコレート革命』、『プーさんの鼻』(若山牧水賞受賞)、『オレがマリオ』などがある。読売歌壇選者のほか、宮崎で毎年開催される高校生の「牧水・短歌甲子園」審査員もつとめる。2020年に歌舞伎町ホストたちの歌集と してヒット作となった『ホスト万葉集』『ホスト万葉集・巻の二』では企画のはじめから編者として関わった。最新歌集 『未来のサイズ』を20年10月に上梓。同作で、詩歌文学館賞と迢空賞をダブル受賞。

 
■笹公人(ささ・きみひと)さん

1975年生まれ。東京出身。第一歌集『念力家族』がNHKドラマの原作となったほか、短歌のエンターテインメント性を追求する第一人者。続く歌集・作品集に、『念力図鑑』『抒情の奇妙な冒険』『念力ろまん』『念力レストラン』などがある。

大林宣彦監督『その日のまえに』にも出演。「未来短歌会」選者。大正大学客員准教授。現代歌人協会理事。「牧水・短歌甲子園」審査員。日本文藝家協会会員。

 
■吉田尚記(よしだ・ひさのり)さん

1975年生まれ。東京出身。ニッポン放送アナウンサー。第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞受賞。

ラジオ以外にも テレビ番組やイべント司会、書籍の出版など幅広く活躍。バーチャルMC「一翔剣」の「上司」。またマンガ、アニメ、 アイドル、デジタル関係に精通し、「マンガ大賞」発起人をつとめ、著書『なぜこの人と話をすると楽になるのか』が13万部を超えるべストセラーになるなど、アナウンサーの枠にとらわれず活動を続けている。

 
■國兼秀二(くにかね・しゅうじ)さん

1962年生まれ。『短歌研究』編集長。

1991年に講談社に入社。週刊現代編集部、文芸図書第二出版部長、講談社文庫出版部長を経て、2017年に短歌研究社社長となり『短歌研究』編集長を務める。

 

短歌研究社について

短歌研究社は、昭和7年創刊の短歌総合誌『短歌研究』発行元。1988年より講談社の100パーセント子会社となる。

日本で最も歴史の長い短歌総合誌『短歌研究』は、戦中は斎藤茂吉、若山牧水、北原白秋など歴史上の偉大な歌人たちの作品を掲載。戦後は、塚本邦雄、岡井隆らとともに、前衛短歌運動の牽引役となる。のちの作家・中井英夫編集長時代に、中城ふみ子、寺山修司をデビューさせた。現在は、短歌を切り口とした新しい短歌書籍、短歌イベントに進出。2020年、歌舞伎町ホストの短歌集として話題となった、『ホスト万葉集』『ホスト万葉集・巻の二』がヒット。

 
【関連】
7月6日開催!アイドル歌会@サラダ記念日 (@idol_utakai) / Twitter

 


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