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堂場瞬一さん〈オーディオファースト作品〉『闇をわたる 警視庁特別対策捜査官』を谷山紀章さんが朗読

文藝春秋は、オーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービス「Amazon オーディブル(Audible)」と協力し、オーディオファースト作品として堂場瞬一さんの新シリーズ『闇をわたる 警視庁特別対策捜査官』をリリースしました。

 

堂場瞬一さんの新シリーズは、初めてのオーディオファースト作品 人気声優・谷山紀章さんが長編朗読に初挑戦!

「オーディオファースト作品」とは、出版社とAudible、著者が協力し、オーディオブックとして音声で配信した後、書籍として出版されるメディアの枠を超えた取り組みによる作品です。

 
『闇をわたる』の主人公・二階堂悠真は、いわゆるセレブたちが犯罪被害に遭ったとき、窓口となって各警察署との架け橋になる「警視庁特別対策捜査官」。その二階堂のもとへ持ち込まれた成り上がりの辣腕経営者宅の窃盗事件と、“上級国民”といわれる官僚の息子の不祥事。関係がないはずのふたつの事件を追ってゆく二階堂は、さらなる事件に巻き込まれ――というストーリー。

 
この作品に命を吹き込むのは、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズの四ノ宮那月役や、「文豪ストレイドッグス」シリーズの中原中也役で知られる実力派声優の谷山紀章さん。長編小説をひとりで朗読するのは、自身初の試みです。

 
〈『闇をわたる 警視庁特別対策捜査官』概要〉

著者:堂場瞬一さん
ナレーター:谷山紀章さん
URL:https://amzn.to/4ddI0e5

 
【ストーリー】
いわゆるセレブたちが犯罪被害に遭ったとき、窓口となって各警察署との架け橋になる「警視庁特別対策捜査官」二階堂悠真。
二階堂自身も誰もが知っている企業グループの御曹司だったが、大学一年で父が急死し、叔父に勧められるままに警察官になった変わり種だ。
六本木警察署刑事総務課のひとり部署、専用覆面パトカーはポルシェ・カイエン、父が残した六本木のマンションから出勤することから、ほかの刑事からは“セレブ刑事”と揶揄されている。
そんな二階堂に持ち込まれたのは、一軒のラーメン店から始めて一大企業グループを作り上げた梅島の、稀覯本と時計のコレクションの盗難事件。その捜査途中で、総務省審議官の長男が強盗容疑で逮捕されたとの知らせが。
成り上がりの辣腕経営者と、“上級国民”といわれる官僚の息子の不祥事。関係のないはずのふたつの事件を追っていく二階堂は、さらなる事件に巻き込まれ――。

 

ナレーター・谷山紀章さん コメント&プロフィール

最初に堂場先生に質問したのが、「本当にセレブ担当の刑事や部署ってあるんですか?」。主人公の肩書である「警視庁特別対策捜査官」はフィクションですが、実在するかもと思うくらい、端々がとてもリアルに描かれています。
そんな本作を朗読するにあたって特に心掛けたのは、「人間の息吹を感じさせる台詞にする」ということ。300ページ強に及ぶ長編で、何人もいる登場人物を演じ分ける――大変でしたが実に楽しい作業でした。
ひとりで長編をまるごと朗読することは自分にとって初の試みです。男・谷山紀章が50歳手前にしてまた新しいことにチャレンジしている、そういうところも面白がっていただければと思います。
Audibleのために書き下ろされ、一番最初に「音声」で表現されるオリジナル新作『闇をわたる 警視庁特別対策捜査官』を是非お楽しみください。

 
<谷山紀章(たにやま・きしょう)さん プロフィール>

山口県宇部市出身。専門学校を経て賢プロダクションへ所属。代表作は「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ(四ノ宮那月)、「進撃の巨人」シリーズ(ジャン・キルシュタイン)、「文豪ストレイドッグス」シリーズ(中原中也)など多数。2005年に音楽ユニットGRANRODEOを結成。毎年全国ツアーを実施している。今年7月にはソロアルバム「深夜零時」をリリース、8月には初のソロライブツアー「KISHOW LIVE TOUR 2024 『MIDNIGHT CIRCUS』」でファンを熱狂させた。趣味は読書とサイクリング、バスケ・野球観戦、お酒と多岐にわたる。

 

著者・堂場瞬一さん コメント&プロフィール

新しいこと大好きなので、Audibleファーストという新企画に乗っからせてもらった。
せっかくなので、新シリーズの立ち上げの一冊を書き下ろすことにした。テーマは、現代日本の「格差」。格差が生み出す様々な問題点を、警察小説の枠の中で描いていく??このテーマに挑むのが、新ヒーロー、二階堂悠真だ。複雑かつ独特な背景を持つ人物だが、どういうわけか、掴みどころのない感じになってしまった。その分、今後育てていくのが楽しみなキャラである。Audibleからスタートする新シリーズ、皆様もどうぞお楽しみ下さい。

 
<堂場瞬一(どうば・しゅんいち)さん プロフィール>

1963年生まれ、茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年に『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞。主な著書に「刑事・鳴沢了」シリーズ、「警視庁失踪課・高城賢吾」シリーズ、「アナザーフェイス」シリーズ、「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズ、「刑事の挑戦・一之瀬拓真」シリーズ、「警視庁追跡捜査係」シリーズなどのほか、近著に『風の値段』(小学館)、『野心 ボーダーズ3』(集英社文庫)、『ザ・ミッション』(実業之日本社)、『ラットトラップ』(講談社文庫)、『デモクラシー』(集英社)、『鷹の惑い』(講談社)、『ロング・ロード 探偵・須賀大河』(早川書房)、『守護者の傷』(KADOKAWA)などがある。

 

闇をわたる: 警視庁特別対策捜査官 Audible版
堂場 瞬一 (著), 谷山 紀章 (ナレーション), Audible Originals (出版社)

堂場瞬一の新たなシリーズは“セレブ刑事”!
「警視庁特別対策捜査官」シリーズ始動

いわゆるセレブたちが犯罪被害に遭ったとき、窓口となって各警察署との架け橋になる「警視庁特別対策捜査官」二階堂悠真。
二階堂自身も誰もが知っている企業グループの御曹司だったが、大学一年で父が急死し、叔父に勧められるままに警察官になった変わり種だ。
六本木警察署刑事総務課のひとり部署、専用覆面パトカーはポルシェ・カイエン、父が残した六本木のマンションから出勤することから、ほかの刑事からは“セレブ刑事”と揶揄されている。

そんな二階堂に持ち込まれたのは、一軒のラーメン店から始めて一大企業グループを作り上げた梅島の、稀覯本と時計のコレクションの盗難事件。その捜査途中で、総務省審議官の長男が強盗容疑で逮捕されたとの知らせが。

成り上がりの辣腕経営者と、“上級国民”といわれる官僚の息子の不祥事。関係のないはずのふたつの事件を追っていく二階堂は、さらなる事件に巻き込まれ――。

 


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