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祝!本屋大賞第2位!『お探し物は図書室まで』青山美智子さんが「図書館マルシェ」でミニトークショー 青山さんへの質問をLINEオープンチャットから大募集

青山美智子さん著『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)

青山美智子さん著『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)

4月14日発表の「2021年本屋大賞」で第2位に選ばれた『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)の著者・青山美智子さんが、学校・公共図書館向けオンライン選書イベント&セミナー「図書館マルシェ」(4月27日~5月1日開催)の中でミニトークショーを行うことが決まりました。青山美智子さんはご自宅からオンラインで参加します。

 

本屋大賞第2位を記念して急遽決定!『お探し物は図書室まで』の著者・青山美智子さんが「図書館マルシェ」にやってくる!

町の小さな図書室で働く、不愛想だけど聞き上手な司書さんが登場する本作。
仕事や人生に行き詰まりを感じている相談者の話を聞き、図鑑、絵本、詩集……と一風変わった選書をして、本の力で背中を押してくれます。

読者や書店員さん、そして司書さんから熱い支持を集め、「2021年本屋大賞」第2位に選ばれました。

著者の青山美智子さん

著者の青山美智子さん

著者の青山美智子さんは、 実際に図書館でアルバイトとして働いた経験の持ち主で、週に4回の勤務を1年間、夏の間(6月~9月)の勤務を3年間つづけたそうです。そんな図書館を愛してやまない青山さんが、本書執筆に込めた想いを語ります。

 
また、事前にみなさんから青山さんへの質問を募集して、その場でお答えいただくコーナーも用意。今回の「図書館マルシェ」から加わった新サービス、LINEオープンチャットの「図書館マルシェルーム」からご応募ください。
※詳しくは下記「青山美智子さんへ聞きたいことを大募集!LINEオープンチャットとは」をご参照ください。

 
<青山美智子さん コメント>

子どものころから、図書館は私にとって最もリラックスできる草原であり、最もエキサイティングな冒険の国でもありました。それは今も変わりません。
図書館の仕事に携わる方々とお話ができることを、心から楽しみにしています。

 
【『お探し物は図書室まで』あらすじ】

お探し物は、本ですか?仕事ですか? 人生ですか?

悩める人々が立ち寄った小さな図書室。不愛想だけど聞き上手な司書さんが思いもよらない選書と可愛い付録で人生を後押しします。『木曜日にはココアを』の著者が贈る、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。

 

青山美智子さん プロフィール

著者の青山美智子(あおやま・みちこ)さんは、1970年生まれ。愛知県出身、横浜市在住。

大学卒業後、シドニーの日経新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア勤務ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。

第28回パレットノベル大賞佳作受賞。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1回宮崎本大賞を受賞。同作と2作目『猫のお告げは樹の下で』が未来屋小説大賞入賞。

他の著書に『鎌倉うずまき案内所』『ただいま神様当番』など。

★Twitter:https://twitter.com/michicoming

 

青山美智子さんへの質問を大募集! LINEオープンチャットとは

「LINEオープンチャット」は、普段ご自身が活用されているLINEアカウントと紐づけることなく参加することができるサービスです。近年、図書館や書店での利用も高まっています。

 
◎個人アカウントを公開せず、トークルーム限定のニックネームを設定して参加できます
◎参加者同士の個人アカウントが直接繋がることはありません

 
今回の図書館マルシェでは、この「LINEオープンチャット」機能を使って質問やコメントを送ることができるようになりました。このルームの名前は「図書館マルシェルーム」です。

「図書館マルシェルーム」は、4月20日(火)から稼働予定です。図書館マルシェに申し込むと、その日から登録することができます。

 

「本屋大賞第2位記念『お探し物は図書室まで』著者・青山美智子さんミニトークショー」開催概要

■日時:2021年4月30日(金)18:55~19:25(予定)

■会場:Web会議サービスZoomに加え、YouTubeで同時配信します。

■推奨環境:インターネットブラウザ、Zoomアプリ、YouTubeアプリから視聴できます。

■参加費:無料(通信費はご自身の負担となります)

■参加者プレゼント:イベント終了後にアンケートを送付し、お答えいただいた方にはダウンロード素材をもれなくプレゼントします。

■主催:ポプラ社

★■参加申込み:図書館マルシェ」ホームページ(https://www.poplar.co.jp/toshokanmarche/
※返信メールで視聴用URLなどをお知らせします。
※申し込むと、一日ご参加できます。途中参加、途中退席が可能です。
※複数日数ご参加希望の方は、視聴日毎にお申し込みください。

 

「図書館マルシェ」とは

2020年7月に第1回を開催した「図書館マルシェ」は、学校図書館・公共図書館の担当者に向けて、選書に役立つ新刊情報やセミナーなどを届けるオンライン選書イベントです。

コロナ禍においていち早く立ち上げた業界初の取り組みで、昨年2回の開催で延べ1,720名が参加しました。

 
第3回となる今回は、より参加しやすくなるように5日間に広げ、LINEオープンチャットを活用するなど、図書館担当者同士のコミュニティづくりにも貢献できるようなプラットフォームを目指します。

 

お探し物は図書室まで
青山 美智子 (著)

お探し物は本ですか?人生ですか?

仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。
「本を探している」と申し出ると「レファレンスは司書さんにどうぞ」と案内してくれます。

狭いレファレンスカウンターの中に体を埋めこみ、ちまちまと毛糸に針を刺して何かを作っている司書さん。
本の相談をすると司書さんはレファレンスを始めます。不愛想なのにどうしてだか聞き上手で、相談者は誰にも言えなかった本音や願望を司書さんに話してしまいます。
話を聞いた司書さんは、一風変わった選書をしてくれます。図鑑、絵本、詩集……。

そして選書が終わると、カウンターの下にたくさんある引き出しの中から、小さな毛糸玉のようなものをひとつだけ取り出します。本のリストを印刷した紙と一緒に渡されたのは、羊毛フェルト。
「これはなんですか」と相談者が訊ねると、司書さんはぶっきらぼうに答えます。
「本の付録」と――。

自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていく感動作。

 
【関連】
POPLIVE!presents図書館マルシェ

 


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