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ポプラ社がボローニャ国際児童図書展でアジア部門「最優秀児童書出版社賞」を受賞

ボローニャ国際児童図書展2024現地受賞式より(登壇はポプラ社IP事業本部 海外ビジネスユニット 大村崇さん

ボローニャ国際児童図書展2024現地受賞式より(登壇はポプラ社IP事業本部 海外ビジネスユニット 大村崇さん

ポプラ社が、2024年4月8日からイタリア、ボローニャで開催されているボローニャ国際児童図書展(Bologna Children’s Book Fair)にて、日本の出版社では2社目となる「最優秀児童書出版社賞(Best Children’s Publishers of the Year2024)」をアジア部門で受賞しました。

 

Best Children’s Publishers of the Yearとは?

2013年にボローニャ国際児童図書展50周年を記念して創設された本賞は、前年の出版活動において創造性などが優れているとされた出版社に授与されます。アフリカ、中南米、北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアの6つの地域からそれぞれ1社が選ばれます。

 
2018年の福音館書店に続いて、今回、同賞アジア部門を受賞したポプラ社では、1990年代以降、日本から世界に向けて絵本や児童書の普及促進に取り組んできました。海外展開に積極的に取り組む現在は、アジア及び欧米各国で絵本や児童書の翻訳版が多数刊行されています。

★BOP – Bologna Prize Best Children’s Publishers of the Year_2024 WINNERS:https://www.bolognachildrensbookfair.com/en/awards/bop-bologna-prize-best-childrens-publishers-of-the-year/2024-winners/11640.html

 

ボローニャ国際児童図書展とは?

ボローニャ国際児童図書展(Bologna Children’s Book Fair)は、イタリアのボローニャで毎年春に開催される由緒ある児童書の国際見本市で、世界各国から児童書出版社や流通業者、著作権エージェント他、児童文学に関わる多くの関係者が集まる場となっています。

ボローニャ国際児童図書展2024 現地ブースの様子

ボローニャ国際児童図書展2024 現地ブースの様子

海外展開を重視するポプラ社では、IP事業本部海外ビジネスユニットを中心にボローニャ国際児童図書展、フランクフルト・ブックフェア等に出展し、絵本・児童書・一般向け文芸作品等の分野で版権の輸出に取り組んでいます。

 
「ティラノサウルス」シリーズ(作・絵:宮西達也さん)では映像化プロジェクトが進行する等人気が高まるとともに、近年では、事前に海外展開を準備し日本での出版と同時期に3か国で、その後計9か国で出版された『あんなに あんなに』(著:ヨシタケシンスケさん)や、刊行から約2年半で世界26言語28地域に翻訳された『お探し物は図書室まで』(著:青山美智子さん)は反響も大きく、US版で2023年米・TIME誌の「今年読むべき100冊」に選ばれる等、様々な新しい事例が生まれています。

 

株式会社ポプラ社について

ポプラ社は、戦後間もない1947年に児童書専門の出版社として創業し、こどもと昔こどもだったすべての人に、人生の糧となるような良質の本を届け、心豊かに生きる社会の発展に貢献することを企業理念に掲げています。現在は海外展開やIP事業も推進するほか、2021年度から教育ICTサービスにも参入しました。

 
読書推進活動にも力を入れており、「のびのび読み」の他、「全国学校図書館POPコンテスト」や、東京大学CEDEP×ポプラ社「子どもと絵本・本に関する研究」共同研究プロジェクト等に取り組んでいます。

★ホームページ:https://www.poplar.co.jp/

 
【関連】
2022 winners of the Bologna Prize for the Best Children’s Publishers of the Year

 


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