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ことのは文庫『極彩色の食卓』×人気料理コラムリスト山本ゆりさんがコラボ!ショートストーリー「風邪ひき、アイボリーリゾット」を公開!

ことのは文庫『極彩色の食卓』×人気料理コラムリスト山本ゆりさんがコラボ!ショートストーリー「風邪ひき、アイボリーリゾット」を公開!

ことのは文庫『極彩色の食卓』×人気料理コラムリスト山本ゆりさんがコラボ!ショートストーリー「風邪ひき、アイボリーリゾット」を公開!

マイクロマガジン社は、みおさん著『極彩色の食卓』(挿画:丹地陽子さん/ことのは文庫)と、人気料理コラムリスト・山本ゆりさんとのコラボショートストーリー第2弾を公開しました。

 

ナチュラル飯テロストーリー『極彩色の食卓』と山本ゆりさんが夢のコラボ!

今回、山本ゆりさんの日常や簡単レシピがたくさん紹介されているブログ「含み笑いのカフェごはん 『syunkon』」の中から、「チーズリゾット」を使ったショートストーリー「風邪ひき、アイボリーリゾット」を公開!

みおさんの綴る温かくて美味しいショートストーリーをお楽しみください。

 
<ショートストーリー> 風邪ひき、アイボリーリゾット

「……律子さん」
口から漏れたのは、自分のものではないような掠れ声。体全身が熱っぽく、体を起こすだけで節々がずん、と痛む。
燕が風邪を引き込んでしまったのは、夏の終わり秋の始まり。ほんの少しの油断が風邪を招いた。
「すみません律子さん。ちょっと……風邪をひいてしまって……あ。それ以上、近づかないで下さい」
部屋に入ろうとする律子を外に押し戻し、燕は腕で口元を押さえて咳をする。コロコロと喉が鳴った。
嫌な音だ。目が覚めるとこの状態で、体を動かすだけで関節が悲鳴を上げる。
今日は一段と冷える朝だった。冷え込んだ気温のせいか、風邪のせいか起き抜けから寒気が止まらない。
「まあ、大変。私が看病してあげる。お水がいい? お白湯? タオルを冷たくして持ってくるわ」
「何もしないで」
ぐったりとベッドに寄りかかる燕を見て、律子が落ち着かない様子で扉の前を行ったり来たり。
「だって。前、私が風邪を引いたとき、燕くんが看病してくれたじゃない」
……律子は心配するふりをして、少し楽しんでいる雰囲気がある。
咳をこらえながら、燕は首を振る。今は少し動くだけでも億劫だ。

 
……続きは、みおさん&山本ゆりさん合同コラボショートストーリー第2弾公開ページからご覧ください。

★みおさん&山本ゆりさん合同コラボショートストーリー第2弾:https://kotonohabunko.jp/special/gokusaishiki/contents/003/

★みおさん&山本ゆりさん合同コラボショートストーリー第1弾はこちら:https://kotonohabunko.jp/special/gokusaishiki/contents/002/

★山本ゆりさんのブログ「含み笑いのカフェごはん 『syunkon』」:https://ameblo.jp/syunkon/

 

『極彩色の食卓』シリーズについて

【あらすじ】
夢に挫折し、今を無気力に生きる美大生の燕は、かつて一世を風靡した天才女流画家の律子に拾われ、生活の面倒を見てもらうことに……。
引き替えとなる条件は、美味しいご飯を作ること。

自分の過去や絵で挫けた事実を隠したい燕は、言われるがままに美味しい食事を作り、律子と一緒に暮らし始める。
でもそんな彼女にも隠している過去と秘密が……。

★作品特設ページ:http://micromagazine.net/kotonohabunko/gokusaishiki/

 

 

著者プロフィール

みおさんは、香川生まれの大阪育ち。同人、商業と小説を発表しているライター兼業の文筆家。

料理専門誌ライターの経験を活かし、本作を執筆。日頃から様々な事象を文章化するのが趣味で、本作の文章にもその経験が遺憾なく発揮されている。

 

オトナ女子向け文芸レーベル【ことのは文庫】について

「心に響く物語に、きっと出会える」

ことのは文庫は、マイクロマガジン社より発行しているオトナ女子向け文芸レーベルです。
2019年6月に創刊後、重版作品『わが家は幽世の貸本屋さん』や『極彩色の食卓』『神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル』など様々な作品が登場しています。新作は毎月20日に発売。

 
★ことのは文庫公式サイト:https://kotonohabunko.jp/
★Twitter:https://twitter.com/kotonoha_mm
★Facebook:https://www.facebook.com/kotonohaMM2
★Instagram:https://www.instagram.com/kotonohabunko/

 

極彩色の食卓 (ことのは文庫)
みお (著), 丹地 陽子 (イラスト)

料理上手の青年と、生活能力ゼロの元天才女流画家の老婦人。
過去持ち二人の秘密と食事の物語。

極彩色の食卓 カルテットキッチン (ことのは文庫)
みお (著), 丹地 陽子 (イラスト)

五感を刺激し、心を満腹にする
色彩と音楽に満ち溢れた食卓の物語

挫折した絵に対する想いを取り戻して3年。
相変わらず律子のアトリエに住み続ける燕は、将来のビジョンを見つけられないまま、美大の最終年を迎えていた。
ある日、燕はアルバイトを始めた音楽喫茶で音楽高校に通う桜と出会う。
挫折とトラウマからピアノが弾けなくなっていた彼女にかつての自分の姿を重ねた燕は、彼女の仲間やそのその幼馴染、そして律子とともに、料理で寄り添っていくが―。

 
【関連】
極彩色の食卓 みお先生&山本ゆり先生合同コラボ記念SS | ことのは文庫
『極彩色の食卓』特設サイト | ことのは文庫

 


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