第17回「R-18文学賞」原稿を募集 選考委員に三浦しをんさんと辻村深月さん
新潮社は8月15日より、第17回「女による女のためのR-18文学賞」の作品の応募受付をスタートしました。
R-18文学賞について
R-18文学賞は、新潮社が主催。応募を女性に限定した「女による女のための」公募の文学賞です。新潮社の女性編集者が第一次・第二次選考を担当した後、三浦しをんさんと辻村深月さんの二人の女性作家が選考委員として、選ばれた候補作品の中から大賞を決定します。
「読者賞」も設けており、Web上で最終候補作品を公開し、女性読者限定で感想コメントを募集します。
第10回までは「女性が書く、性をテーマにした小説」を募集していましたが、第11回からは、募集作品を「女性ならではの感性を生かした小説」と改めています。
※辻村深月さんの「辻」の字は、正しくは二点しんにょうです。
第17回 女による女のためのR-18文学賞 募集概要
●応募資格:女性に限る
●募集原稿:女性ならではの感性を生かした小説
●原稿規定:
400字詰め原稿用紙換算で30~50枚まで(目安として、1行40字の設定の場合、300~500行まで)
応募は一人3作品まで
応募フォームに必要事項を記入の上、応募すること(※メール添付や郵送による応募は受け付けていません)
●応募締切:2017年10月31日(火)17:00まで
●賞と賞金:
大賞1名 賞金30万円。読者賞若干名 賞金10万円。
副賞として、体組成計(タニタご提供)。
●選考委員:三浦しをんさん、辻村深月さん
●特別賞:友近賞1名 賞金5万円(選考委員は友近さん)
●発表 :新潮社ホームページ(http://www.shinchosha.co.jp/r18/)にて選考経過、結果を発表
●主催:社新潮社
●協賛:吉本興業
※詳しくは、http://www.shinchosha.co.jp/r18/guide.html をご確認ください。
第17回 女による女のためのR-18文学賞 選考スケジュール
■2017年8月15日:第17回女による女のためのR-18文学賞 応募受付開始
■2017年10月31日:応募締切(17時必着)
■2017年12月下旬:一次選考通過作品発表 通過者の氏名・タイトルを発表
■2018年1月下旬:二次選考通過作品発表(新潮社の女性編集者によるひとことコメントをあわせて発表)
■2018年2月中旬:最終候補作発表(作品の本文も公開)
■2018年3月中旬:選考委員による最終選考会
■2018年4月上旬:大賞決定・発表(受賞作品・選評・受賞の言葉などをサイト上に掲載)
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