ここにいる六人全員、とんでもないクズだった――浅倉秋成さんが仕掛ける”究極の心理戦”『六人の嘘つきな大学生』が発売即重版!
3月2日に刊行された浅倉秋成さんの最新小説『六人の嘘つきな大学生』(KADOKAWA)の重版が決定しました。
『教室が、ひとりになるまで』でミステリ界の話題をさらった浅倉秋成さんが仕掛ける、究極の心理戦
浅倉秋成さんは、『ノワール・レヴナント』で第13回講談社BOX新人賞Powersをで受賞しデビュー。2019年に刊行した『教室が、ひとりになるまで』が第20回本格ミステリ大賞と第73回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にWノミネートされ、ミステリ界で話題を集めました。
本作は、浅倉さんが得意とし高く評価されている”あっと驚く鮮やかな伏線回収(巧みな物語構成力)”や”キャラクター造形”だけではなく、『教室が、ひとりになるまで』でも評価された”青春の苦み”とが絡み合ったミステリ作品です。
「犯人」が死んだ時、すべての動機が明かされる――新世代の青春ミステリ『六人の嘘つきな大学生』について
【STORY】
ここにいる六人全員、とんでもないクズだった。
成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。
全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。
内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。
『教室が、ひとりになるまで』でミステリ界の話題をさらった著者が仕掛ける、究極の心理戦。
著者プロフィール
著者の浅倉秋成(あさくら・あきなり)さんは、1989年生まれ、小説家。関東在住。第13回講談社BOX新人賞Powersを『ノワール・レヴナント』で受賞しデビュー。
2019年に刊行した『教室が、ひとりになるまで』で第20回本格ミステリ大賞と第73回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にWノミネート。その他の著書に『フラッガーの方程式』『失恋の準備をお願いします』『九度目の十八歳を迎えた君と』など。
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