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貫井徳郎さんが現代社会の原罪に迫るミステリ『悪の芽』刊行 もしも、元同級生が無差別殺人事件をおこす原因を作ったのが自分だったら……

貫井徳郎さん著『悪の芽』

貫井徳郎さん著『悪の芽』

人気ミステリ作家・貫井徳郎さんの最新小説『悪の芽』が、KADOKAWAより刊行されました。

 

「正義感に溢れた人々が、おれを、追い詰めていく――。」現代社会の原罪に迫る衝撃のミステリ!

もしも、元同級生が無差別殺人事件をおこす原因を作ったのが自分だったら……。

 
本書は、下記に著者の貫井徳郎さんがメッセージを寄せているように、今の世の中にある「いやな雰囲気」を作り出しているのが、我々自身ならば、決して他人事ではないテーマを扱った作品です。

 
<著者・貫井徳郎さんより>

「今の世の中の雰囲気、どんどんいやな方向に向かっているとは思いませんか? 特に社会派テーマを書こうとしたわけではなかったのですが、日頃感じている「いやな雰囲気」が作品に反映したようです。

でも、いやな雰囲気を作り出しているのは、私たち自身です。この作品に撃たれないような人間になりたいと、本当に思います。」

 

「カドブン」で石井光太さんと千街晶之さんの書評&小説冒頭の試し読みを公開中!

文芸WEBマガジン「カドブン」(https://kadobun.jp/)では、ノンフィクション作家・石井光太さんと、ミステリ評論家・千街晶之さんが、それぞれの観点でひもといた『悪の芽』の書評を公開中です。

また、小説冒頭の試し読みも公開中です。

 
【書評】
★知人が無差別殺人事件を起こしたとき、多くが口をそろえる言葉とは――――貫井徳郎『悪の芽』
(評者:石井光太さん / ノンフィクション作家、小説家)
https://kadobun.jp/reviews/entry-40842.html

【書評】
★無差別殺人はなぜ起きたのか? 犯人の元同級生が追う“ホワイダニット”!――貫井徳郎『悪の芽』
(評者:千街晶之さん /ミステリ評論家)
https://kadobun.jp/reviews/entry-40846.html

【試し読み】
★世間を震撼させた無差別大量殺人事件。なぜ犯人は、その凶行に及んだのか? 貫井徳郎「悪の芽」
https://kadobun.jp/trial/yasei/2lwn2ovdtvcw.html

 

貫井徳郎さんが現代の“悪”を活写した『悪の芽』について

<あらすじ>

あの無差別大量殺人はおれのせいなのか

自分が犯した「あの罪」が、無差別大量殺人事件を引き起こしたのだろうか。
銀行員の安達は、世間を震撼させた事件の犯人が同級生だったことに気付いて絶句する。小学生の頃、小さな見栄から彼がいじめに遭うきっかけを作ってしまった。その後、普通の人生から道を踏み外した彼は、大量殺人犯となり、自らに火を点け、動機不明のまま死んでいった。罪悪感に苛まれる安達は、犯人の悪の芽がどこで生じたのかを調べ始め――。

絶望の果てに、人間は何を見るのか。魂の叫びと祈りが胸に刺さる、長編ミステリの傑作!

 

著者プロフィール

著者の貫井徳郎(ぬくい・とくろう)さんは、1968年生まれ。東京都出身。早稲田大学商学部卒業。1993年、第4回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。

2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門、同年『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞を受賞。

他の著書に『壁の男』『宿命と真実の炎』『罪と祈り』などがある。

 

悪の芽
貫井 徳郎 (著)

犯人は自殺。無差別大量殺人はなぜ起こったのか?

世間を震撼させた無差別大量殺傷事件。事件後、犯人は自らに火をつけ、絶叫しながら死んでいった――。元同級生が辿り着いた、衝撃の真実とは。現代の“悪”を活写した、貫井ミステリの最高峰。

 
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