武蔵野文学館がオンライン創作講座「短編小説の書き方」開催 芥川賞作家・三田誠広さんらが講師
武蔵野大学文学部「武蔵野文学館」は2月20日(土)、オンライン創作講座「短編小説の書き方」を開催します。
本講座は、「むさしの学生小説コンクール」(https://www.musashino-bungakukan.jp/concours/)に先立つ緊急特別企画です。
#文学は自粛しない・文学を自粛させない#
武蔵野文学館では、今、「青春は、140字じゃ終わらない」と感じている人たちに向けて、創作講座を開催します。
講師陣は、高校生でデビューした芥川賞作家の三田誠広さんと、数々の文学新人賞を立ち上げてきた敏腕編集者の佐藤誠一郎さん(新潮社)です。初心者を対象に、短編小説の書き方を伝授します。ZOOMを活用したライブ配信でおこないますので、世界のどこからでもアクセスできます。
<実施の背景>
2020年3月、武蔵野大学の文学部では、求められた自粛期間を自宅で書物を精読する時間と位置付け、新学期からオンライン授業を開始しました。
それから約1年、全面開館を自粛してきた武蔵野文学館では、「緊急文学宣言 2021」を発表し、「むさしの学生小説コンクール」を開催することにしました。 テーマは「学校 2021+」。優秀作品は、新潮社から刊行される書籍として、本屋さんの店頭に並びます。自由な表現活動を志す中学生、高校生、大学生らの応募を期待しています。
今回の創作講座は、「むさしの学生小説コンクール」の開催に先立つ特別企画です。小説を書いてみたいと考えているすべての方々を対象とします。
オンライン創作講座 開催概要
■開催日:2021年2月20日(土)
■参加費:無料(事前申込が必要です)
★申込みURL
◎https://zoom.us/meeting/register/tJYvf-uuqD0oHtUf0RbQPZ057uaCk69_jbKk
◎https://note.com/musashino_honke
【プログラム】
<第一部> 13:00~13:50
三田誠広さん(芥川賞作家) 「初心者のための短編小説の書き方」
<第二部> 14:00~14:50
佐藤誠一郎さん(新潮社編集部) 「自分からいったん離れてみよう」
登壇者プロフィール
■三田誠広さん
1948年生まれ。早稲田大学文学部卒業。高校生の時に「Mの世界」で作家デビュー。1977年「僕って何」で芥川賞を受賞。
著書に『いちご同盟』ほか多数。 日本文藝家協会副理事長。武蔵野大学名誉教授。
■佐藤誠一郎さん
1955年生まれ。東京大学文学部卒業。新潮社入社後、「新潮ミステリー倶楽部」ほか3つの叢書を手がけると共に、「日本推理サスペンス大賞」を初め5つの文学新人賞を立ち上げる。
宮部みゆきさん、髙村薫さん、天童荒太さん、佐々木譲さん等の作家担当を歴任。
【関連】
▼むさしの学生小説コンクール(武蔵野大学・武蔵野文学館+新潮社)|note
▼ミーティング登録 – Zoom
▼むさしの学生小説コンクール | むさし野文学館
◆角田光代さんが「信じる」ことの意味を問う『方舟を燃やす』が刊行 | 本のページ
◆戦没兵士は、私の最愛の人でした――「沖縄戦」指揮官と遺族の往復書簡『ずっと、ずっと帰りを待っていました 』が刊行 | 本のページ
◆ふかわりょうさん初の書き下ろし小説『いいひと、辞めました』が刊行 | 本のページ
◆三浦英之さんが津波で亡くなった外国人の足跡をたどった『涙にも国籍はあるのでしょうか』が刊行 | 本のページ