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武田綾乃さん「響け!ユーフォニアム」スピンオフ『飛び立つ君の背を見上げる』刊行 本編の人気キャラクター・中川夏紀の視点で吹奏楽部の同級生3人を描く

武田綾乃さん著『飛び立つ君の背を見上げる』

武田綾乃さん著『飛び立つ君の背を見上げる』

武田綾乃さんの最新作『飛び立つ君の背を見上げる』が、宝島社より刊行されました。

 

第40回 ・第42回吉川英治文学新人賞、第37回織田作之助賞ノミネート!今注目の28歳が描く青春小説

本作は累計160万部を突破した「響け!ユーフォニアム」シリーズのスピンオフで、本編の人気キャラクターである中川夏紀の視点で、吹奏楽部の同級生3人を描く物語です。

部活を引退した高校3年生が過ごす日常を通して、4人それぞれの友愛や絆を描いた青春小説です。また、初回版には主人公のひとり、傘木希美視点の特別短編冊子「記憶のイルミネーション」が付いています。

 
著者の武田綾乃さんは『今日、きみと息をする。』(宝島社文庫)でデビュー。2作目となる『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』(宝島社文庫)がテレビアニメ化され大ヒットシリーズとなりました。

最近では著書が第40回・第42回吉川英治文学新人賞、第37回織田作之助賞の候補作に選ばれており、繊細な感情の機微や人間関係を描くことに定評があります。

 
<あらすじ>

北宇治高校三年、中川夏紀。私は今日、吹奏楽部を引退した。
「響け! ユーフォニアム」シリーズの人気キャラ・中川夏紀の視点で、傘木希美、鎧塚みぞれ、そして吉川優子を見た物語。エモさ全開の青春エンターテインメント。

 

著者コメント

いつの日か中川夏紀を主人公にした物語を書きたいと思っていたのですが、それがようやく形になりました!
「響け! ユーフォニアム」シリーズのスピンオフ作品という位置づけですが、青春小説として、一つの物語として、クオリティーに妥協せず書くことを心掛けました。

美しい作品に仕上がったと思います、何卒よろしくお願いします!

 

「響け! ユーフォニアム」シリーズについて

「響け! ユーフォニアム」シリーズは、吹奏楽コンクールで全国大会金賞を目指しながら成長する高校生たちを描いた青春小説です。本作をきっかけに 、それまでマイナー楽器の代名詞だったユーフォニアムを希望する新入部員が増えるなど、吹奏楽経験者や10代を中心に大きな反響を呼んでいます。

 
また、2015年に京都アニメーションによりTVアニメ化されたのを皮切りに、これまでにTVシリーズ2作、劇場版4作が制作されました。

物語の舞台である京都府宇治市では、モデルとなった場所やゆかりのある場所が“聖地”と呼ばれ、全国から多くのファンが訪れ、盛り上がりを見せています。シリーズヒットを受け、著者の武田綾乃さんは2016年より地元宇治市の観光大使に就任しました。

★【宇治市×「響け! ユーフォニアム」】宇治ウィンターフェスタ 特別対談動画:https://youtu.be/KvFOQaO2bHk

 

著者プロフィール

著者の武田綾乃(たけだ・あやの)さんは、1992年生まれ。京都府出身。2013年、同志社大学在学中に宝島社主催の第8回日本ラブストーリー大賞の隠し玉作品『今日、きみと息をする。』(宝島社)で作家デビュー。

その後、在学中の2年生の時より自身の経験をもとに「響け!ユーフォニアム」シリーズ(宝島社文庫)を執筆。テレビアニメ化され話題に。

2019年『その日、朱音は空を飛んだ』(幻冬舎)が第40回吉川英治文学新人賞候補、2020年『愛されなくても別に』(講談社)が第37回織田作之助賞の候補、2021年2月同作が第42回吉川英治文学新人賞候補となる。

他の著書に『青い春を数えて』(講談社)、「君と漕ぐ」シリーズ(新潮文庫 nex)、『どうぞ愛をお叫びください』(新潮社)、『石黒くんに春は来ない』(幻冬舎文庫)がある。

 

飛び立つ君の背を見上げる (響け! ユーフォニアムシリーズ)
武田 綾乃 (著)

■本編シリーズ第1弾

響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ (宝島社文庫)
武田 綾乃 (著)

舞台は北宇治高校吹奏楽部。高校に入り、クラスメイトの葉月からの熱烈なアプローチを受けて吹奏楽部に入った久美子。
久美子の高校の吹奏楽部は、5年前までは関西大会の常連で、過去に全国大会に出場したこともある強豪校だったが、
顧問である山岡が他校へと移ってからは関西大会にすら進めていない。
再度の顧問交代を機に、再び高みを目指す部員たちの青春と奮闘、幼い人間関係の深化を、小気味よい演奏シーンとともに描いた、スウィング・青春小説!

 


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