小説に関する3万人調査 小説購入のきっかけは「ベストセラー・本屋大賞の受賞」が最多
インターネット調査のマクロミルが、”読書の夏”に、「小説」の好みや購買のきっかけなどについて、15~69歳の3万人を対象に調査しました。〔敬称略〕
なお、
・2人に1人が“普段から「小説」を読んでいる”、好みのジャンルは「推理」がトップ!
・“小説作家の認知度ランキング”、1位から「村上春樹」、「又吉直樹」、「東野圭吾」
・“読んだことがある小説作家ランキング”、1位から「東野圭吾」、「宮部みゆき」、「村上春樹」
・小説購入のきっかけは、「ベストセラー・本屋大賞の受賞」が最多
という結果となりました。
2人に1人が“普段から「小説」を読んでいる”、好みのジャンルは「推理」がトップ!
「小説」の読書状況について訊ねると、2人に1人に当たる50%(「購入して読む」35%と「購入しないで読む」15%の合計)が普段から小説を読んでいることがわかりました。
小説を普段読む人に、どのようなジャンルの小説を読んでいるかを訊ねたところ、1番人気は「推理」56%で、2位以降と大きく差をつけました。次いで、「ヒューマンドラマ」34%、「歴史」33%と続きます。
“小説作家の認知度ランキング”、1位から「村上春樹」、「又吉直樹」、「東野圭吾」
“読んだことがある小説作家ランキング”、1位から「東野圭吾」、「宮部みゆき」、「村上春樹」
次に、知っている小説作家と、その中で実際に作品を読んだことがある作家について訊ねました。
“小説作家の認知度ランキング”のトップ3は、1位から「村上春樹」75%、「又吉直樹」73%、「東野圭吾」71%、また“読んだことがある小説作家ランキング”のトップ3は、1位から「東野圭吾」59%、「宮部みゆき」50%、「村上春樹」44%となっています。
2つのランキングを見比べると、“認知度ランキング”2位の「又吉直樹」は、“読んだことがある小説作家ランキング”で大きく順位を下げ12位という結果になっています。
小説購入のきっかけは、「ベストセラー・本屋大賞の受賞」が最多
では、どういったことがきっかけで小説を買ってみようと思うのか訊ねると、最多は「ベストセラーや本屋大賞などを受賞した」、次いで「ドラマや映画の原作となっていた」「書店のPOPやサイトのクチコミで興味をそそられた」と続きました。
「小説に関する3万人調査」の詳細について
調査の詳細や、その他の調査結果は、以下のURLからダウンロードできます。
Q. 本のジャンル別読書状況(小説の他に、マンガ、雑誌、ビジネス書、実用書など)
Q. 小説を読む頻度
Q. 読む小説のジャンル、上位5つ以降
Q. 作家の認知度ランキング、小説を読んだことがある作家ランキング、それぞれ15位以降
Q. 本を買うきっかけ、上位5つ以降 ・・・など
★URL:https://www.macromill.com/honote/20170725/report.html
「小説に関する3万人調査」 調査概要
調査主体 マクロミル
調査方法 インターネットリサーチ
調査対象 全国15~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法 平成27年国勢調査による、全国5エリア×性別×年代の人口動態割付/合計30,000サンプル
調査期間 2017年6月26日(月)~6月28日(水)
※本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
※百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります。
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