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第8回角川つばさ文庫小説賞一般部門<金賞>受賞作『理花のおかしな実験室』が刊行

やまもとふみさん著『理花のおかしな実験室(1) お菓子づくりはナゾだらけ!?』 (絵:nanaoさん)

やまもとふみさん著『理花のおかしな実験室(1) お菓子づくりはナゾだらけ!?』 (絵:nanaoさん)

KADOKAWAは小・中学生を読者対象とした児童文庫レーベル「角川つばさ文庫」より、「第8回角川つばさ文庫小説賞」一般部門で金賞を同時受賞した七海まちさんとやまもとふみさんの受賞作を9月より2か月連続で刊行しています。

9月の七海まちさん著『サキヨミ!(1) ヒミツの二人で未来を変える!?』(絵:駒形さん)に続き、やまもとふみさんの『理花のおかしな実験室(1) お菓子づくりはナゾだらけ!?』 (絵:nanaoさん)が10月14日に発売されました。

 

おうち時間増加でお菓子作りに目覚めた小・中学生、必読!『理花のおかしな実験室(1)』が発売!

本作は、理科が得意だけど料理経験はゼロの理花(りか)、パティシエの夢を持つけど算数・理科は苦手なそらがバディを組み、失敗を繰り返しながら、おいしいお菓子作りに挑戦する小説です。

 
作中に登場するレシピはすべて実際に作ることができ、また科学的な解説も満載です。本を読んだあとは、おうち時間に、親子で一緒に、原理を理解しながらぜひお菓子作りに挑戦してみてください。

 
【1巻の実験内容】

「サクサククッキーを完成させるには?」――重曹を使って大奮闘。生地に重曹を加えると、熱で気体が発生。その気体で空間ができて、サクサク食感に!

他に「ホットケーキが膨らむ理由」、「カスタードクリームがかたまる仕組み」などがわかる話を収録。

<あらすじ>

理花(りか)は、理科が大キライな小学5年生。
ある日、クラスメイトであこがれの男の子・そらのヒミツ
――パティシエをめざし修業中と知る理花。
「たのむ! おれの菓子作り、手伝ってくれ!」
お菓子作りを成功させないと、そらの家のケーキ屋さんが廃業に?
助けられるのは、実は理科が得意な理花だけ?
「――って、そんなのムリ!!!」
お菓子作りは科学でミステリ―?
二人だけの、ヒミツの実験がはじまる!!

 

第8回角川つばさ文庫小説賞 選考委員コメント

※「リケジョとオカシな実験室」は本作の応募時タイトルです

◆宗田理さん(作家/代表作『ぼくらの七日間戦争』)

おかし作りという日常的なことがらが題材ながら、ここまで面白い物語を作り上げたことに感心した。ポイントは科学をからめた点だろう。驚くような展開があるわけではないが、文章のリズムも良く、作者の才能を感じた。

 
あいはらひろゆきさん(作家/著書に「くまのがっこう」「がんばれ!ルルロロ」『はっはっはくしょーん』「クローバーフレンズ」など)

とてもストレートでフレッシュな作品です。個人的にはとても好感が持てる作品でした。主人公の2人もさわやかでとても魅力的です。理科の実験とケーキ作りをからめた展開もおもしろく、父親の存在もとても効いています。教育的な素材をうまくエンタテインメントな物語の中に消化できています。ただ残念なのは、ストレートな分、物語世界が狭く、展開が単調になってしまっていることです。主人公2人が通う学校やおじいさんのケーキ屋のある町など、ふくらませる要素は十分あると思います。シリーズ化を考えたときには、この部分を再考する必要があるでしょう。

 
◆本上まなみさん(女優/タレントとして活躍する他、エッセイや絵本などの著作も多数)

『リケジョとオカシな実験室』は、お菓子作りを通してクラスメイトとの交流を深めていくお話。クッキーのサクサク、ホットケーキのふわふわなど、どういう工程で作ると上手にできるのか。トライ&エラーを繰り返しながら正解を導き出していく主人公たちの、好奇心いっぱいな様子が生き生きと描けていました。よく考えてみればお菓子作りって実験要素満載ですよね。理科的視点から謎解きをしていく展開が面白かったです。つばさ文庫を初めて手にする子たちにも夢中になって読んでもらえそうな、可愛らしい作品でした。

 

著者・イラストレーター プロフィール

 
■著者:やまもとふみさん

福岡県出身で千葉県在住。福岡女子大学人間環境学部環境理学科卒業。

山羊座のA型。趣味は街の散策と野球の観戦。好きなスイーツはホットケーキ。作るより食べるほうが好き。

 
■イラスト:nanaoさん

5月25日生まれ。富山県出身。グッズイラストやMVイラスト等で活動中。

小説挿絵は本作が初担当作品。

 

角川つばさ文庫について

「角川つばさ文庫」は、2009年3月に創刊。「次はどんな本を読もう?」そんな子どもたちの「読みたい気持ち」を応援する児童文庫レーベルです。青春、冒険、ファンタジー、恋愛、学園、SF、ミステリー、ホラーなど幅広いジャンルの作品を刊行しています。レーベル名には、物語の世界を自分の「つばさ」で自由自在に飛び、自分で未来をきりひらいてほしい。本をひらけば、いつでも、どこへでも……そんな願いが込められています。

主な作品に『ぼくらの七日間戦争』『新訳 ふしぎの国のアリス』『怪盗レッド』『いみちぇん!』『四つ子ぐらし』シリーズなど。毎月15日発行。
日ごろ発行。

★公式ホームページ:https://www.tsubasabunko.jp

 

角川つばさ文庫小説賞について

「角川つばさ文庫小説賞」は、小・中学生のこどもたちにもっと読書を楽しんでもらいたい、という願いを込めて2011年9月に創設された小説賞です。

「角川つばさ文庫」からの出版を前提とする〈一般部門〉、応募資格を中学生以下に限定した〈こども部門〉ともに、今年で第9回を迎え、毎年多くの作品が集まっています。

★公式ホームページ:https://www.tsubasabunko.jp/award/

 

理花のおかしな実験室(1) お菓子づくりはナゾだらけ!? (角川つばさ文庫)
やまもと ふみ (著), nanao (イラスト)

お菓子作りは科学でミステリー!?

わたし理花(りか)! 理科が大キライな小学5年生。ある日、あこがれのクラスメイト・そらくんのヒミツ――パティシエを目指して修業してるって知っちゃった!
「たのむ! おれの菓子作り、手伝ってくれ!」
課題のお菓子を上手に作らないと、そらくん家のケーキ屋さんがつぶれちゃう!? 助けられるの、じつは〈理科がトクイ〉なわたしだけ――って、そんなのムリだよ~~~!!!
ふたりだけのヒミツの実験、はじまる!?
第8回角川つばさ文庫小説賞金賞受賞作!

■第8回角川つばさ文庫小説賞一般部門<金賞>同時受賞作

サキヨミ!(1) ヒミツの二人で未来を変える!? (角川つばさ文庫)
七海 まち (著), 駒形 (イラスト)

二人の力で、未来を変える!?

【サキヨミ】
それは、人の顔を見ると、その人に起こる
“不幸な未来”が見えてしまう力のこと。

私、如月美羽(きさらぎ みう)。中学1年生。
物心ついたころから、「サキヨミ」の力を持ってるんだ。
人の不幸なんて見たくなくて、
“ぼっち”をつらぬいていたはずなのに、先輩が大ケガするサキヨミを見ちゃったの!
怖くてふるえていたら、とつぜん未来が変わりはじめて…。
現れたのは、同級生の瀧島君!
なんと、彼にもおどろきのヒミツがあったんだ。
さらに、弟の命にまで危険がせまってきて――!

第8回角川つばさ文庫小説賞金賞受賞作!

 
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