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林真理子さん公式YouTube「マリコ書房」第2回は直木賞史上1番選考会がもめた(?)小説を紹介

林真理子さん公式YouTube「マリコ書房」第2回は直木賞史上1番選考会がもめた(?)小説を紹介

林真理子さん公式YouTube「マリコ書房」第2回は直木賞史上1番選考会がもめた(?)小説を紹介

作家・林真理子さんが自著とおすすめの本を紹介するYouTubeチャンネル「マリコ書房」の第2回目が2020年9月2日に配信されます。

 

めくるめく本の世界へ林真理子さんがいざなう動画チャンネルが第2回を配信!

毎回林真理子さん自身の著作から一冊、自著以外でおすすめの本を一冊紹介する「マリコ書房」が第2回目に紹介する本は、自著が『葡萄が目にしみる』(KADOKAWA)。もう一冊が辛永清さん著『安閑園の食卓-私の台南物語 』(集英社文庫)です。

『葡萄が目にしみる』

『葡萄が目にしみる』

『葡萄が目にしみる』は1984年11月に出版。現在は幻冬舎社長である見城徹さんが編集者として林さんと二人三脚で作り上げ、直木賞候補作となった作品です。

当時の選考委員を務めた水上勉さんからは「ブスであるために培う劣等感を、きめこまかい女の息づかいでよく描いている。」、渡辺淳一さんからは「この人のいいところは、よかれ悪しかれ、林真理子そのものが小説ににじんでいるところで、これだけ自分を素直に露出できるのは、作家としての貴重な資質に違いない。」といった賞賛のコメントが寄せられていたものの、選考委員会は議論が白熱し、結果受賞を逃しました。

1991年にはフジテレビでドラマ化もされ、故郷・山梨を舞台にした、林さんにとっても思い出深い作品のひとつでロングセラー作品でもあります。

『安閑園の食卓』

『安閑園の食卓』

『安閑園の食卓』は台湾の富豪の家に生まれ、戦後日本で料理家として活躍した著者が戦前の台湾台南で暮らす上流階級の人々の優雅な生活を綴ったエッセイです。

絶版となっていた同作をこんなに面白い本をなくしてはもったいないと林さんが働きかけて再販となった本です。コロナ禍が明けて海外旅行が解禁となったら、ぜひ同作を読んで台湾旅行をしてほしいと林さんが熱烈にお勧めします。

 
★林真理子さん公式YouTubeチャンネル「マリコ書房」:https://www.youtube.com/channel/UCUUABmT1NxSBKcIA4pvfHJQ/channels
※今後も月2回ペースでの更新を予定しています。

 

林真理子さん プロフィール

林真理子(はやし・まりこ)さんは、1954年山梨県生まれ。コピーライターを経て作家活動を始め、1982年『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーに。

1986年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞、1995年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞、1998年『みんなの秘密』で第33回吉川英治文学賞を受賞。2018年、紫綬褒章を受章。

2018年NHK大河ドラマの原作となった『西郷どん!』や『愉楽にて』『綴る女 評伝・宮尾登美子』など著書多数。
1999年に第一巻が刊行されたエッセイ『美女入門』は、文庫を含め累計140万部の人気シリーズ。
現在「風と共に去りぬ」を超訳した『私はスカーレット』(小学館文庫)など執筆中。

2020年9月11日(金)~11月23日(月・祝)の期間、山梨県立文学館にて、生い立ちから現在までの作家としての軌跡と、幅広い活動を紹介する初の展覧会「企画展 まるごと林真理子展」開催予定(https://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/exhibition/Hayashi_chiraA4.pdf)。

 

葡萄が目にしみる (角川文庫)
林 真理子 (著)

葡萄づくりの町。地方の進学高校。自転車の車輪を軋ませて、乃里子は青春の門をくぐる。生徒会の役員保坂に寄せる淡い想い。ラグビー部の超スター岩永との葛藤。そして、笑いさざめき、かすかに憎しみ合う級友たち―。目にしみる四季の移ろいを背景に、素朴で多感な少女の軌跡を鮮やかに描き上げた感動の長編小説。直木賞候補となったこの作品は、青春小説の枠を超え、鮮烈な印象を与えて、選考委員たちの絶讃をあびた。会心の代表作である。

安閑園の食卓 私の台南物語 (集英社文庫)
辛 永清 (著)

台湾の古い街、台南の郊外にたたずむ広大な屋敷「安閑園」。緑豊かな庭園と季節の実りをもたらす果樹園や野菜畑。そして母たちが腕をふるう彩りあふれる日々の食卓の風景。1930年代の台湾で生まれ、この安閑園に育った著者が、子供時代の食の記憶を丹念に書き綴る。大家族のにぎわいと料理の音や匂いが鮮やかに立ちのぼり、人生の細部を愛することの歓びが心に響く。幻の名エッセイ、待望の復刊。(解説/林真理子)

 
【関連】
マリコ書房 – YouTube

 


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