本のページ

SINCE 1991

林真理子さんがYouTubeチャンネル「マリコ書房」開設 おすすめの本を紹介 聞き手は中村優子さん

林真理子さんがYouTubeチャンネル「マリコ書房」開設

林真理子さんがYouTubeチャンネル「マリコ書房」開設

作家・林真理子さんが公式YouTubeチャンネル「マリコ書房」を8月24日に開設しました。

 

作家人生38年目にして初の挑戦!おすすめの本を紹介するトーク番組をスタート

いまだに原稿用紙に手書きで執筆をする自他共に認めるアナログ作家のため、パソコンやスマホ、タブレットなどのIT機器が苦手なことで業界でも有名な林真理子さん。

2016年9月末にブログをやめてから現在まで、SNSの類ではまったく発信をしてこなかったのですが、もっと多くの方に本を読んでほしいという想いから、動画メディアでの発信を決意。本屋の娘として本を紹介する動画チャンネル「マリコ書房」を立ち上げました。

 
「マリコ書房」では、毎回林さん自身の著作から一冊、自著以外でおすすめの本を一冊紹介しながら、本にまつわるよもやま話を繰り広げる予定です。

聞き手としてお相手を務めるのは、元民放アナウンサーで著者動画インタビューサイト「本TUBE」(https://www.youtube.com/channel/UCVOgJVXQn6HRPRLz4KDGeZQ)インタビュアーの中村優子さん。

 
栄えある第1回目の投稿内容は、自著が『美女ステイホーム』(マガジンハウス)。マガジンハウスの雑誌”「an・an」を後ろから開かせる女”と異名を取る林さんが30年以上連載している看板エッセイ「美女入門」の18冊目となる単行本です。コロナ前の冬のパリ、即位の礼、煌めくブルガリナイトと収録された華やかな出来事にまつわるエピソードを披露。

美女ステイホーム 表紙

美女ステイホーム 表紙

 
もう一冊は伊吹有喜さん著『雲を紡ぐ』(文藝春秋)。林さんが選考委員を務める直木賞候補になった作品です。惜しくも受賞は逃したものの、本作の魅力について林さんが熱く語ります。

雲を紡ぐ 表紙

雲を紡ぐ 表紙

女性二人がのんびりと、時に熱く本について語るトーク動画チャンネル「マリコ書房」。林真理子さんならではの驚きエピソードに中村優子さんが切り込みます!

 

林真理子さん公式YouTubeチャンネル 概要

■チャンネル名:マリコ書房

★チャンネルURL:https://www.youtube.com/channel/UCUUABmT1NxSBKcIA4pvfHJQ/channels

【初回配信】
配信日時:2020年8月24日(月)10時公開

【2回配信】
配信日時:2020年9月2日(水)10時公開予定

 

林真理子さん プロフィール

林真理子(はやし・まりこ)さんは、1954年山梨県生まれ。コピーライターを経て作家活動を始め、1982年『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーに。

1986年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞、1995年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞、1998年『みんなの秘密』で第33回吉川英治文学賞を受賞。2018年、紫綬褒章を受章。

2018年NHK大河ドラマの原作となった『西郷どん!』や『愉楽にて』『綴る女 評伝・宮尾登美子』など著書多数。
1999年に第一巻が刊行されたエッセイ『美女入門』は、文庫を含め累計140万部の人気シリーズ。
現在「風と共に去りぬ」を超訳した『私はスカーレット』(小学館文庫)など執筆中。

 

美女ステイホーム
林真理子 (著)

モテ期は突然やってくる――
だから、ひとりの時間はオンナ磨き。
オシャレして恋して。努力を隠さない。
anan連載「美女入門」Part18

体重が呪いのように増え続けている。
それなのに、ひょっとして、何度目かのモテ期到来か!?
思いがけない出会い、センチメンタルな夜。
冬のパリ、即位の礼、煌めくブルガリナイト。
ステイホームの時間はオンナ磨き。
令和もマリコは笑顔で運を引き寄せる。

シャネルリップの高揚感/アホ面も愛して/体重計に魔法を/美人は骨格/歩き方にも流行?/靴オーディション/令和合コン/恋してナンボ/永遠に忘れない日/おしゃれの生命線/冬はセンチメンタル/煌めくブルガリナイト/買い物パワー全開!/最先端なクチビル/こんな時こそ……etc.

雲を紡ぐ
伊吹 有喜 (著)

「分かり合えない母と娘」
壊れかけた家族は、もう一度、一つになれるか?
羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布・ホームスパン」をめぐる親子三代の「心の糸」の物語。
いじめが原因で学校に行けなくなった高校生・美緒の唯一の心のよりどころは、祖父母がくれた赤いホームスパンのショールだった。
ところが、このショールをめぐって、母と口論になり、少女は岩手県盛岡市の祖父の元へ家出をしてしまう。
美緒は、ホームスパンの職人である祖父とともに働くことで、職人たちの思いの尊さを知る。
一方、美緒が不在となった東京では、父と母の間にも離婚話が持ち上がり……。
実は、とてもみじかい「家族の時間」が終わろうとしていた――。

「時代の流れに古びていくのではなく、熟成し、育っていくホームスパン。その様子が人の生き方や、家族が織りなす関係に重なり、『雲を紡ぐ』を書きました」と著者が語る今作は、読む人の心を優しく綴んでくれる一冊になりました。

 
【関連】
マリコ書房 – YouTube

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です