神戸大学・岩田健太郎教授『「感染症パニック」を防げ!』が4万部突破!
新型コロナウイルスの集団感染が起こったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船し、動画を配信したことで話題となった神戸大学医学部附属病院感染症内科・岩田健太郎教授の著書『「感染症パニック」を防げ! リスク・コミュニケーション入門』(光文社新書)は“コロナウイルス禍”に必読の一冊として注目を浴びており、光文社では今回、7刷5,000部の増刷を決定、累計42,000部となります。
新型コロナウイルスを「正しく恐れる」ために――感染症界のエースによる、リアルで効果的な一冊
『「感染症パニック」を防げ!』
<書籍の内容>
エボラ出血熱、新型インフルエンザ、デング熱、SARS、西ナイル熱、炭疽菌等によるバイオテロ……。高度な文明社会となった現代でも、感染症は相変わらず人類をおびやかし続けています。
目に見えない敵、感染症のリスクを扱うときには、単に患者を診断し、病原体を見つけ、それを殺して治療する以上に必要となるものがあります。それはパニックと対峙し、パニックによる被害拡大を防ぐためのコミュニケーションの方法です。
「恐さ」をどのように捉え、いかに効果的に伝えるか。本書では、いくつもの感染症のアウトブレイクに居合わせ、“感染症にとりつかれた男”とも言われる医師・岩田健太郎さんが、その経験を交えながら、感染症を題材としたリスク・コミュニケーションのあり方を教えます。感染症以外のリスクを扱う立場にいる人にも役立つ、リスク・コミュニケーションの入門書。
岩田健太郎さん プロフィール
著者の岩田健太郎(いわた・けんたろう)さんは、1971年、島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学医学部)卒業。
沖縄県立中部病院、ニューヨーク市セントルークス・ルーズベルト病院、同市ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOS クリニック、亀田総合病院を経て、2008年より神戸大学。神戸大学都市安全研究センター感染症リスクコミュニケーション分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。
著書に『予防接種は「効く」のか?』『1秒もムダに生きない』『99・9%が誤用の抗生物質』『「感染症パニック」を防げ!』『サルバルサン戦記』『ワクチンは怖くない』(以上、光文社新書)、『インフルエンザ なぜ毎年流行するのか』(ベスト新書)、『「リスク」の食べ方』『食べ物のことはからだに訊け! 』(以上、ちくま新書)、『感染症医が教える性の話』(ちくまプリマー新書)、『「患者様」が医療を壊す』(新潮選書)、『感染症外来の事件簿』(医学書院)、『感染症は実在しない』(北大路書房)、『麻疹が流行する国で新型インフルエンザは防げるのか』(亜紀書房)、『絵でわかる感染症 with もやしもん』(講談社)など多数。
「感染症パニック」を防げ! リスク・コミュニケーション入門 (光文社新書) 岩田 健太郎 (著) ◆感染症界のエースが緊急出版! ! エボラ出血熱、デング熱、新型インフル、そしてバイオテロまで…… |
◆『危機の時代に読み解く「風の谷のナウシカ」』が刊行 | 本のページ
◆正しすぎる社会は息苦しい――古市憲寿さん『正義の味方が苦手です』が刊行 | 本のページ
◆なぜ全世界317万人が涙したのか? 『世界の家の窓から 77ヵ国201人の人生ストーリー』が刊行 | 本のページ
◆小説家・柚木麻子さん初のエッセイ集『とりあえずお湯わかせ』が刊行 | 本のページ