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『左ききのエレン』ユニセフ特別編「チームの世界」を公開 コロナストレスから子どもを守る、子育てのヒントを伝えるWeb漫画

(c) 左ききのエレン

(c) 左ききのエレン

公益財団法人「日本ユニセフ協会」は、新型コロナストレスの影響から子どもを守る、子育てのヒントを伝えるWeb漫画を、『左ききのエレン』のスピンオフ・ストーリー『左ききのエレン ユニセフ特別編「チームの世界」』として公開しました。

★左ききのエレン ユニセフ特別編「チームの世界」:https://www.unicef.or.jp/hidari-kikino-eren/

 

ユニセフと『左ききのエレン』がコラボ! ユニセフ「子育て6つのヒント」を漫画に

漫画家・かっぴーさんの無償協力により制作された本作品は、ユニセフ(国連児童基金)が2020年4月10日に発信した「ユニセフの子育て6つのヒント」を、漫画『左ききのエレン』とのコラボレーションを通じて伝えるものです。

 
新型コロナウイルスによる緊急事態の中で子どもたちと向き合う保護者にむけて、子どもの心に寄り添い、また自身のストレスとうまく付き合いながら、親子で前向きに日々を過ごしていくためのヒントを示すとともに、私たち一人ひとりにできることは何かを問いかけています。

 
新型コロナウイルスがもたらしたパンデミックにより、190にも及ぶ国や地域で休校措置がとられています。世界の子どもの約6割がロックダウンを実施している国々で暮らすなど、危機が長期化する中、家庭のストレスレベルも上昇し、子どもや女性への家庭内暴力や虐待の増加が心配されています。

日本の子どもたちも例外ではありません。ご自身も一児の親として子育てされている作者のかっぴーさんは、本企画への思いを、次のように語っています。
 
<かっぴーさん コメント>

「私にも1歳半の娘がいて、夫婦共働きの中で協力しあって育児をしています。でも仕事に追われたり自分の体調が万全とは言えない時、育児を完璧には出来ていないと感じる事もあります。

ユニセフからのメッセージにもありましたが、大切な事は日々のルーティンを決めて穏やかに過ごす事だと思います。特別な事では無く、自分に出来る日常的な事が誰かのために繋がるかも知れません。私に出来る事はと言えば、漫画を描く事くらいしかありませんので、いつも通り漫画を描く事が誰かの助けになるのであれば、こんなに安上がりな事は無いと思います。

まず親が平静を取り戻す事で、子どもは安心できると思います。家庭内暴力・DVと聞くと反射的に「うちには縁がない」と思いたくなると思いますが、当たり前の事がままならない今だからこそ、家族と過ごす時間の大切さを改めて思うきっかけになれば幸いです」

 

ユニセフの「子育て6つのヒント」

新型コロナウイルスの影響下で、おとな自身が自分をケアし、子どもたちを支えながら前向きに日々を過ごすための具体的なヒントを、6つのポイント

(1) 1対1の時間をつくろう
(2) ポジティブでいよう
(3) 日常を整えよう
(4) 子どもが誤ったふるまいをしたら
(5) ストレスとうまく付き合おう
(6) 新型コロナウイルスについて話そう

…にまとめて紹介しています。

(c) 左ききのエレン

(c) 左ききのエレン

★「新型コロナウイルス危機下で、子どもとどう向き合う? ユニセフの子育て6つのヒント」(全文):https://www.unicef.or.jp/news/2020/0075.html

 

『左ききのエレン』について

『左ききのエレン』は、広告業界を舞台にクリエイターの葛藤を描いた人気漫画。「フェイスブックポリス」で一躍話題になったかっぴーさんが、note主催の「cakesクリエイターコンテスト」で特選を受賞した初の長編漫画です。

集英社ジャンプ+で連載中(原作:かっぴーさん/漫画:nifumiさん)。2019年10月MBS/TBSドラマイズムでドラマ化。2020年3月には漫画系クラウドファンディング支援総額日本記録を樹立。

 

原作者・かっぴーさん プロフィール

かっぴーさんは、1985年神奈川県生まれ。株式会社なつやすみ代表。

武蔵野美術大学でデザインを学んだ後、2009年大手広告代理店に入社。アートディレクターを務め、Web制作会社のプランナーに転職。趣味で描いた漫画「フェイスブックポリス」をnoteに掲載したところ一躍話題に。2016年に漫画家として独立。Webマガジン「kakeru」で連載されていた「SNSポリス」はアニメ化も果たしました。

 

ユニセフについて

ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。

現在約190の国と地域(ユニセフ国内委員会が活動する33の国と地域を含む)で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。

 
<日本ユニセフ協会について>
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。
★URL:https://www.unicef.or.jp

 
■新型コロナウイルスに関するユニセフの情報はこちらからご覧になれます。
◎特設サイト:https://www.unicef.or.jp/kinkyu/coronavirus/
◎正しい手洗いで感染予防:https://www.unicef.or.jp/news/2020/0023.html
◎安全な学校運営のための行動指針:https://www.unicef.or.jp/news/2020/0042.html
◎中南米、休校で9割以上が学校通えず:https://www.unicef.or.jp/news/2020/0056.html
◎安全な学習環境の支援へ:https://www.unicef.or.jp/news/2020/0060.html

 
【関連】
ユニセフ – 左ききのエレン ユニセフ特別編「チームの世界」|公式サイト
新型コロナウイルス危機下で、子どもとどう向き合う? ユニセフの子育て6つのヒント

 


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