電子小説誌『カドブンノベル』3月号は警察小説で人気の吉川英梨さん「新宿特別区警察署 Lの捜査官」連載がスタート 舞台は歌舞伎町、新宿二丁目・三丁目

電子小説誌『カドブンノベル』3月号は警察小説で人気の吉川英梨さん「新宿特別区警察署 Lの捜査官」連載がスタート
KADOKAWAは、エンタメ電子小説誌『カドブンノベル』3月号を配信開始しました。
新連載!吉川英梨さん「新宿特別区警察署 Lの捜査官」
「新宿L署」に本日着任の新井琴音警部は、息子の急病で初出勤すら危ぶまれていた。
なんとか到着した途端、個性的な服装の女性部下から管内で殺人事件が発生と聞き……。
<著者より>
舞台は新宿の繁華街を管轄する警察署。マッチョな男性刑事、ダンディな男性刑事も出てきますが、ただの脇役です。面白い男性刑事も出てきますが、バカです。
これは、『女』の警察小説です。
男性読者はご注意下さい。耳が痛いことでしょう。
女性読者もご注意下さい。あのエピソードもこのエピソードも、いまの日本を生きる女性の息苦しさをリアルに抉っていくものばかりです。
救いはあるのか。
犯人は誰か。
レズビアンの刑事・堂原六花と、新任警部の新井琴音が、欲望渦巻く新宿を駆け抜けます!
<編集部より>
幹部として「新宿L署」に着任する新井琴音は冒頭、息子のインフルエンザで初日から遅刻を余儀なくされています。仕事と家庭の両立に悩むワーキングママ警部なのです。そんな琴音が出会った部下の堂原六花は、レズビアンであることをカミングアウトしている警察官。管内では殺人事件が起こり犯人が逃走中。捜査を進めるなか、更に猟奇的な大事件が……?
L署の管轄内には、世界有数のLGBTタウンである新宿二丁目があります。警視庁にこれだけ警察官が居るならば、LGBTの人だってふつうに居ますよね。でも、現代日本の警察組織のなかでは生きづらいかもしれない……などと吉川さんと話す中、このような物語が生まれました。さまざまな場所や人に取材もさせていただきました。ありがとうございます!
新宿の街を駆け巡るふたりの女性警察官と仲間たち。読むときっと、彼女たちのことが好きになり、そして事件の先行きが気になってたまらないはずです!
今月のラインナップ〔敬称略〕
■小説
赤川次郎/綾崎隼/王谷晶/太田愛/櫛木理宇/河野裕/小林泰三/真藤順丈/月村了衛/藤野恵美/三羽省吾/夢枕 獏
■エッセイ
今野敏/酒井順子/でんすけのかいぬし/はらだ有彩
■コミック
井上純一/オカヤイヅミ
カドブンノベルとは
カドブンノベルは、KADOKAWAが2019年8月に「文芸カドカワ」をリニューアルする形で創刊した大人のエンタテインメント小説誌です。毎月10日配信予定。
★公式HP:https://kadobun.jp/novel/new-magazine.html (スマホ対応)
また、「カドブンノベル」の連載は文芸WEBマガジン「カドブン」に分割配信されます。まとめて読みたい方、待ちきれない方は「カドブンノベル」をご購入下さい。
★「カドブン」URL:https://kadobun.jp/
カドブンノベル 2020年3月号
【集中掲載】 【新連載】 【最終回】 |
◆海上保安学校が舞台!吉川英梨さん『海の教場』が刊行 舞鶴の海上保安学校でトークイベントも | 本のページ
◆吉川英梨さん『雨に消えた向日葵』がムロツヨシさん主演でドラマ化! | 本のページ
◆海上保安庁潜水業務運用開始50周年!吉川英梨さん最新作『海蝶』は女性海上保安潜水士の挑戦と勇気を描いた物語 | 本のページ
◆電子小説誌『カドブンノベル』4月号は一木けいさん&長沢樹さんの読み切り、加藤実秋さん「メゾン・ド・ポリス」新作を掲載 | 本のページ