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【第11回日経小説大賞】湊ナオさん「東京普請日和」と夏山かほるさん「新・紫式部日記」が同時受賞

第11回日経小説大賞が決定!

第11回日経小説大賞が決定!

日本経済新聞社は、同社と日本経済新聞出版社が共催する公募の文学賞「第11回日経小説大賞」の受賞作を発表しました。

 

第11回日経小説大賞が決定!

第11回日経小説大賞は、342点応募作品の中から、次の通り受賞作が決定しました。

選考委員は、辻原登さん、髙樹のぶ子さん、伊集院静さんの3氏。
※辻原さんの「辻」は二点しんにょう。

 
<第11回日経小説大賞 受賞作>

◎湊ナオ(みなと・なお)さん「東京普請日和」

◎夏山かほる(なつやま・かおる)さん「新・紫式部日記」

 
「東京普請日和」は五輪直前の東京で働く主人公が都市で生きる意味を模索する現代小説、「新・紫式部日記」は古典に題材を取り新たな物語を創作した平安時代が舞台の小説です。

 
受賞者の湊ナオさんと夏山かほるさんには、賞金500万円(今回は2作同時受賞のため、受賞者2氏に各250万円)が贈られます。

授賞式は2020年2月27日、東京都千代田区の日経ホールにて、一般公開で行われます。授賞式に引き続き、受賞者2氏と選考委員3氏による座談会も予定されています。

なお受賞作は20年2月に日本経済新聞出版社から単行本として出版されます。

 

「第11回日経小説大賞」受賞作の内容および受賞者プロフィール

 
◆湊ナオさん「東京普請日和」

<作品の内容>
建築設計事務所で構造設計に勤しむ田口郁人は、五輪開催が決まった東京の本社で仕事漬けの日々。陶芸作品が現代美術界でも評価される兄の英明が上京、「日本はまだ普請中」と揶揄される。兄に振り回されるばかりの郁人の心境に変化が訪れる。

<受賞者プロフィール>
湊ナオさんは、1970年愛知県生まれ。南山大学文学部卒業後、会社員。現在は茨城県つくば市のAIベンチャーでパートタイム勤務。

 
◆夏山かほるさん「新・紫式部日記」

<作品の内容>
藤原為時の娘・小姫は漢籍に親しむ文学少女。政変により一家の幸せは続かなかったが、彼女が書く物語が評判となり、やがて主の藤原道長から物語の女房となり藤式部と名乗るよう命じられる。彼女は宮中に上がり、「源氏物語」を書き続けていく。

<受賞者プロフィール>
夏山かほるさんは、1969年佐賀県生まれ。福岡女子大学文学部卒業、九州大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。大学非常勤講師などを経て、現在主婦。

 
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