開高健さん没後30年!「開高健The Year」フェアを全国の参加書店で開催 “最新刊”『開高健のパリ』は3刷ロングセラー
集英社は、作家・開高健さんの“最新刊”『開高健のパリ』をはじめ、代表作を集めたフェア「開高健 The Year」を、12月より全国の参加書店で実施中です。
また、集英社はこのフェアに先駆けて9月5日に『開高健のパリ』を刊行、3刷ロングセラーとなっています。
「開高健 The Year」フェアについて
2019年12月9日に没後30年、2020年12月30日に生誕90年を迎える作家・開高健さん。
集英社では、この1年間を「開高健 The Year」と称して、『開高健のパリ』ほか『オーパ!』シリーズ、『青い月曜日』など代表作を集めたフェアを全国の参加書店で実施します。
また、フェア実施書店では、ビギナー向け小冊子「はじめての開高健」も無料配布中(A5判24ページ/なくなり次第終了)。
作家の角田光代さんや角幡唯介さん、ヤフー・博報堂などのトップランナーたちが開高健さんの魅力を語る企画や、SNSで使える開高健の言葉を紹介した内容となっています。
★電子版はこちらからダウンロード:https://booklive.jp/product/index/title_id/649049/vol_no/001
『開高健のパリ』について
『開高健のパリ』は、開高健さんがパリについて書いたエッセイを選りすぐって編み直したものです。
また、ほとんど知られていないユトリロについての評論と絵の解説を25点の絵とともに掲載しています。
開高健さん プロフィール
開高健(かいこうけん=本名:たけし)さんは、1930年12月30日、大阪生まれ。大阪市立大学卒業。小説家・ノンフィクション作家。
壽屋宣伝部在籍中の1958年『裸の王様』で芥川賞、1979年『玉、砕ける』で川端康成文学賞、1981年に一連のルポルタージュで菊池寛賞、1987年『耳の物語』で日本文学大賞を受賞。
小説作品に『パニック』『日本三文オペラ』『輝ける闇』『夏の闇』『ロマネ・コンティ・一九三五年』『珠玉』など、ルポルタージュに『声の狩人』『ずばり東京』『ベトナム戦記』『人とこの世界』など、エッセイ集に『最後の晩餐』『白いページ』など、釣魚紀行に『フィッシュ・オン』『オーパ!』などがある。
1989年12月9日、58歳で死去。
開高健のパリ 開高 健 (著), モーリス・ユトリロ (イラスト), 角田 光代 (解説), 山下郁夫 (写真) パリという都市と、その街角を描きつづけた画家ユトリロにぶつけた、詩情ゆたかな文章群。そこには、読む者の共感をさそう追憶のパリと、まだ自分が何者かを知らずに苦闘する、言葉の旅人の最初期の「旅のかたち」がある。 |
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