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“電子書籍化絶対不可能”杉井光さん『世界でいちばん透きとおった物語』が10万部突破!

小説紹介クリエイターけんごさんの推薦コメントの載る、トレーシングペーパーを使った豪華な「透ける」オビ

小説紹介クリエイターけんごさんの推薦コメントの載る、トレーシングペーパーを使った豪華な「透ける」オビ

“紙の本”でしか絶対にできない「体験型」読書が話題の、杉井光さん著『世界でいちばん透きとおった物語』(新潮文庫nex)が全国書店で次々にベストセラー1位を獲得、完売店続出、発売から約1か月で累計発行部数10万部となりました。

 

“電子書籍化絶対不可能”“ネタバレ厳禁”の仕掛けで10万部突破の大ヒット!紙の書籍でしか味わえない『世界でいちばん透きとおった物語』

本書には紙の書籍でしか実現できない、ある仕掛けが施されています。読者に“体験”をもたらす驚愕の企みに、仰天の口コミが次々に広がり、普段あまり本を読まない読者、特に10~20代にまで広がる異例のヒット現象となりました。

 
紙の書籍ならではの仕掛けの裏側について、著者の杉井光さんは、

「これまでの読書人生において一度だけ、読み終わった後にただ言葉を失うしかなかった、という本がありました。それに匹敵する純粋に強烈な読書”体験”を、読者にぶつけてみたい。そんな想いでこのアイディアをプロットに落とし込み、多くの方々の協力を得て本の形にしました。出版できたこと自体がすでにひとつの奇蹟です」

…と、コメントしています。

 
全国の書店員さんからも、「紙の本が持つ可能性、本への愛情を感じた」「本の素晴らしさを改めて教えてくれた1冊」などの感想が寄せられ、かつてないヒット現象をTBS系「王様のブランチ」ほか、数々のメディアが取り上げています。

 
<Youtube紹介動画が大バズ!>

5/16に公開されたYouTuber「TERUちゃん」の紹介動画が大反響となり、「Amazon本の売れ筋ランキング2位」に急上昇!ネット書店、リアル書店で品切れが続出する事態となりました。

 
*【TERUちゃん@teru5300】今後の人生で記憶が消えない限りもう二度と見ないと思ったほどの衝撃作が爆誕した件について

 

 
【本書のあらすじ】

衝撃のラストに、あなたの見る世界は『透きとおる』

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだが――。予測不能の結末が待つ、衝撃の物語。

 

著名人、全国書店員さんから驚愕の声が続々

◎洗練された文章に惹き込まれ、清らかな物語に心を掴まれました。
(小説紹介クリエイター けんごさん)

◎「    」の謎が解けた時、完結する透きとおった物語。ここに、純粋な、仕掛けへの愛がある。
(作家・北村薫さん)

 
◎謎がどんどん解き明かされる過程でこの小説、もしや…?とその仕掛けに気付かされた時、「うわっ!!」と本気で声が出ました。ページめちゃくちゃ戻ってめくりました。いや、凄すぎません?この小説。もちろん、ストーリーにもめちゃくちゃ引き込まれました。ミステリ要素がちりばめられていてエンタメ小説としてもとても面白かったです。ネタバレせずにPOPを書くの悩みますね。
(紀伊國屋書店ゆめタウン博多店 高橋まゆみさん)

◎確かに「世界でいちばん透きとおった物語」です。これは読まないとわからない。
(ジュンク堂書店柏モディ店 宮本美奈子さん)

◎感動しました。ラストの仕掛けも良かったです。本好きの方にお薦めの本だと思いました。
(岩瀬書店富久山店 大内佳美さん)

◎・なんて素敵な物語なんだろう。「紙の本だからこそ」と衝撃を受け、本というものの素晴らしさを改めて教えてくれた一冊。
(旭屋書店新越谷店 工藤雅子さん)

◎驚いた、驚いた!鳥肌がたった。この本のしかけたるや。鳥肌がたつと同時に愛情がいっぱいに包まれた本だった。みんなの待ち望んだ答えがここにある。製本された時が楽しみです。
(啓文社ポートプラザ店 大原奈緒さん)

◎このタイトルの意味が分かった時、目にした瞬間、一人の人間が最後までもがき苦しみ抱いていた強い想いによって世界が再構築されました。ラストの仕掛けはぜひとも物語を見てきたその目で確かめて欲しいと思いました。
(紀伊國屋書店グランフロント大阪店 豊永大さん)

 

著者プロフィール

著者の杉井光(すぎい・ひかる)さんは、1978年生まれ、東京都出身。『火目の巫女』で第12回電撃大賞「銀賞」を受賞し、2006年にデビュー。

「神様のメモ帳」「さよならピアノソナタ」「さくらファミリア!」「生徒会探偵キリカ」「楽園ノイズ」シリーズ、『終わる世界のアルバム』『蓮見律子の推理交響楽 比翼のバルカローレ』など、著書多数。

★Twitter:https://twitter.com/hikarus225

 

世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫)
杉井 光 (著)

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が、癌の闘病を経て61歳で死去した。
女癖が悪かった宮内は、妻帯者でありながら多くの女性と交際しており、そのうちの一人とは子供までつくっていた。
それが僕だ。

宮内の死後、彼の長男から僕に連絡が入る。
「親父は『世界でいちばん透きとおった物語』というタイトルの小説を死ぬ間際に書いていたらしい。遺作として出版したいが、原稿が見つからない。なにか知らないか」

奇妙な成り行きから僕は、一度も会ったことがない父の遺稿を探すことになる。知り合いの文芸編集者・霧子さんの力も借りて、業界関係者や父の愛人たちに調べを入れていくうちに、僕は父の複雑な人物像を知っていく。

やがて父の遺稿を狙う別の何者かの妨害も始まり、ついに僕は『世界でいちばん透きとおった物語』に隠された衝撃の真実にたどり着く――。

 


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