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朝井リョウさん『どうしても生きてる』が刊行 サイン会も開催

朝井リョウさん『どうしても生きてる』が刊行 サイン会も開催

朝井リョウさん『どうしても生きてる』が刊行 サイン会も開催

直木賞作家・朝井リョウさんの最新刊『どうしても生きてる』が、幻冬舎より10月10日に刊行されました。また、10月18日には、丸善・丸の内本店でサイン会も開催されます。

 

是枝裕和監督賞賛! デビューから10年、朝井リョウさんの最高傑作『どうしても生きてる』が発売に!

「確かにあの時私たちはこんな絶望と幸せの手前で生きていた。生きざるを得なかった。十年後に『どうしても生きてる』を読み返しながらきっと私はそう思うに違いない」――是枝裕和さん(映画監督)

 
本書は、発売前から書店員さんたちが刊行決起集会を行うほど注目を浴び、インスタグラムやツイッターで発信する作中の痛切な言葉がたくさんの人たちの共感を得ています。今をぎりぎりに生きている人たちに贈る一冊です。

 
<あらすじ>

歩き続けるのは前に進みたいからではない。
ただ止まれないから。それだけなのに。
全5編からなる、現代の声なき声を掬いとり、ほのかな光を灯す至高の傑作。

◎死んでしまいたい、と思うとき、そこに明確な理由はない。心は答え合わせなどできない。――『健やかな論理』

◎家庭、仕事、夢、過去、現在、未来。どこに向かって立てば、生きることに対して後ろめたくなくいられるのだろう。――『流転』

◎あなたが見下してバカにしているものが、私の命を引き延ばしている。――『七分二十四秒目へ』

◎社会は変わるべきだけど、今の生活は変えられない。だから考えることをやめました。――『風が吹いたとて』

◎尊敬する上司のSM動画が流出した。本当の痛みの在り処が映されているような気がした。―――『そんなの痛いに決まってる』

◎性別、容姿、家庭環境。生まれたときに引かされる籤は、どんな枝にも結べない。――『籤』

 
★note(書籍の冒頭が試し読みできます):https://note.mu/gentosha_dc/n/nc93b60ab3cf1?creator_urlname=gentosha_dc

★どうしても生きてる Instagram:https://www.instagram.com/doshitemoikiter/
★どうしても生きてる Twitter:https://twitter.com/doshitemoikiter

 

『どうしても生きてる』サイン会 開催概要

※『どうしても生きてる』における都内でのサイン会は、今回の1回限りの予定です。

■日時:10月18日(金)19:00~

■場所:丸善・丸の内本店 2F特設会場

■定員:100名

■参加方法:要整理券(電話予約可)

★詳細:https://honto.jp/store/news/detail_041000038235.html

 

朝井リョウさん プロフィール

著者の朝井リョウ(あさい・りょう)さんは、1989年5月生まれ。岐阜県出身。2009年『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作は2012年に映画化。

2011年『チア男子!!』で第3回高校生が選ぶ天竜文学賞を受賞。同作は2016年にアニメ化。2012年『もういちど生まれる』で第147回直木賞候補、2013年『何者』で第148回直木賞を男性作家として戦後最年少で受賞。同作は2016年に映画化、2017年に舞台化。2014年『世界地図の下書き』で第29回坪田譲治文学を受賞。2016年には英語圏最大の文芸誌『Granta』日本語版でGranta Best of Young Japanese Novelistsに選出される。

その他の小説に『星やどりの声』『少女は卒業しない』『スペードの3』『武道館』『世にも奇妙な君物語』『何様』『ままならないから私とあなた』、エッセイ集に『時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』。近著は『死にがいを求めて生きているの』。

 

どうしても生きてる
朝井 リョウ (著)

 
【関連】
honto店舗情報 – 『どうしても生きてる』(幻冬舎)刊行記念 朝井リョウさん サイン会

 


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