『左ききのエレン』が神尾楓珠さん＆池田エライザさんW主演で実写ドラマ化

2019年9月10日 7:35 AM 映像化

コンテンツ配信サイト「cakes（ケイクス）」で連載中の人気マンガ『左ききのエレン』（著：かっぴーさん）が、MBS/TBSドラマイズム枠で10月20日に実写ドラマ化されることが決定しました。

また、動画配信サイト「U-NEXT」では、TV放送直後より独占で見放題配信を実施します。さらにU-NEXTでしか観られないオリジナルエピソードの制作も決定しています。

広告代理店のデザイナー・朝倉光一役神尾楓珠さん×天才画家・山岸エレン役池田エライザさんＷ主演でドラマ化

「左ききのエレン」は2015年にnoteで開催されたcakesクリエイターコンテストで特選を受賞、2016年3月からコンテンツ配信サイト「cakes」で連載がスタートしました。2017年10月からは、少年ジャンプ＋（集英社）でリメイク版が連載され、若者を中心にSNSやネット上で話題となっている作品です。

自らの才能の限界に苦しみながらも、いつか“何者か”になることを夢見る広告代理店のデザイナー・朝倉光一と、圧倒的な芸術的才能に恵まれながらも、天才ゆえの苦悩と孤独を抱える、NYが活動拠点の画家・山岸エレン。

2人の運命的な出会いから始まる本作は、凡才と天才、相対する2人の敗北や挫折を通して、その先に「本当の自分」を発見するまでをリアルに描き出す青春群像劇です。

何者かになることを夢見る朝倉光一役には、『アンナチュラル』『恋のツキ』『3年A組-今から皆さんは、人質です-』『都立水商！～令和～』など、近年数多くのドラマやTVに出演し、本作で地上波初主演を務める俳優・神尾楓珠さんが決定。

類まれなる才能を持つ山岸エレン役は、モデルやドラマ、主演映画だけにとどまらず、2020年公開予定の映画『夏、至るころ』で自ら監督としてメガホンをとるなど、多彩な才能で活躍中の池田エライザさんが務めます。

本作のキャッチコピーは「天才になれなかった全ての人へ」。理不尽で容赦ない現代社会。「自分は天才じゃないかもしれない」という誰しもが抱えるコンプレックスと、それでも自分を信じたいプライドとの間で、本気でもがく若者たちを瑞々しく描く青春＆人間ドラマです。

出演者コメント

■朝倉光一役：神尾楓珠さん（1999年1月21日生まれ、東京都出身）

「左ききのエレンは元々原作を知っていたので、今回朝倉光一として演じられることを嬉しく感じています。この作品は「天才になれなかった全ての人へ」というキャッチコピーがありますが、僕自身もその中の一人なので、演じる上で皆さんに何かを届けると同時に自分としても何かを見出せるように向き合いたいと思います。」

■山岸エレン役：池田エライザさん（1996年4月16日生まれ、福岡県出身）

「左ききのエレンはずっと追って読んでいます。登場する人物たちの台詞に何度も刺激を受けました。ぼーっと鈍感に生きていると勿体無いなあ。と思わせてくれる作品です。私自身も左利きということもあり、勝手ながら親近感を感じている作品です。天才エレンの苦悩は計り知れませんが、しっかりと向き合います。よろしくお願いします。」

原作者・かっぴーさんコメント

「エレンの髪型とか完全再現したらコスプレっぽくなるし、長い物語なので忠実に倣うと尺が足りません。なので、メッセージさえ変えなければ、あとはテレビドラマに最適化して構わないとお伝えしました。その結果、ちゃんと「左ききのエレン」になったし、良い所を凝縮して頂けました。むしろ原作より面白くなってしまうんじゃ無いかとビクビクしています。ドラマに負けない様に、原作を頑張らなければ。」

＜かっぴーさんプロフィール＞

1985年神奈川県生まれ。株式会社なつやすみ代表。武蔵野美術大学でデザインを学んだ後、2009年大手広告代理店に入社。アートディレクターを務め、Web制作会社のプランナーに転職。趣味で描いた漫画「フェイスブックポリス」をnoteに掲載したところ一躍話題に。2016年に漫画家として独立。Webマガジン「kakeru」で連載されていた「SNSポリス」はアニメ化も果たした。

★Twitter（@nora_ito）：https://twitter.com/nora_ito