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第17回オンキヨー世界点字作文コンクールが開催 審査員は作家・玉岡かおるさん、歌人・松村由利子さん

第17回オンキヨー世界点字作文コンクールが開催

第17回オンキヨー世界点字作文コンクールが開催

オンキヨー株式会社と公益財団法人「日本教育科学研究所」は「第17回オンキヨー世界点字作文コンクール」(特別協力:毎日新聞社点字毎日、社会福祉法人「国際視覚障害者援護協会」)を開催します

 

「オンキヨー世界点字作文コンクール」開催 国内及び海外から広く作品を募集

オンキヨーは創業以来、人類の共通語ともいえる音楽の理想的な再生装置の開発を目指し、オーディオビジュアル製品を中心に、日本国内はもとより世界中の方々に驚きと感動を伝えています。

また、すべての方に美しい音と音楽を伝えたいという願いから、1994年より点字や音声情報で目の不自由な方にも自身の手でオーディオを楽しんでもらえる「ラクラクキット」の提供サービスを実施しています。

 
そして、2003年に「点字作文コンクール」を創設、2011年からは「オンキヨー世界点字作文コンクール」と名称を変更して、国内及び海外からも広く作品を募っています。

国内審査員長には作家の玉岡かおるさん、作詞賞の選考には歌人の松村由利子さんを迎え、優秀な作品には、賞金はじめ同社製品および「ラクラクキット」を贈呈、受賞作品は同社ホームページに掲載します。

また、国内「最優秀オーツキ賞」、「作詞賞」の受賞者を招待して、表彰式も開催。さらに作・編曲家でミュージシャンでもある徳永暁人さんが「作詞賞」受賞作品に曲をつけて、楽曲として受賞者に贈呈するとともに、同社で運営するハイレゾ音源配信サイト e-onkyo musicでの配信も行われる予定となっています。

 

「第17回オンキヨー世界点字作文コンクール」(国内の部) 開催概要

■応募テーマ
◎テーマは自由。視覚障害や点字などを通じた自身の体験に基づく作品を広く募集します。
◎なお、「サポートの部」は視覚障害者との体験、生活など具体的なエピソードを通じて考えたことなどを募集します。

■応募資格:視覚障害者。ただし「サポートの部」は、どなたでも応募できます。

■作品の分量
◎点字:32マス120行以内。
◎墨字(活字):2000字(400字詰め原稿用紙5枚)以内。
◎作詞賞の分量は1曲の歌におさまる程度の分量。形式自由。

■募集期間:2019年3月1日~5月31日(当日消印有効)。
※締め切り直前の応募の際は、点字 郵便は消印がないため普通郵便で応募して下さい。

■入選発表:2019年10月下旬から11月上旬を予定
◎オンキヨー株式会社のホームページ、毎日新聞紙上、点字毎日並びに点字毎日活字版紙上で発表。

■表彰式:11月に最優秀賞1人と作詞賞1人、それぞれの付き添いの方を招き表彰します。

■作品発表
◎入選作品は、点字毎日、同活字版、オンキヨー株式会社ホームページ上に掲載。
◎国内・海外の審査結果と最優秀作品の要旨は毎日新聞紙上、点字毎日並びに点字毎日活字版紙上、オンキヨー株式会社ホームページ上に掲載。
◎入選作品は「オンキヨー世界点字作文コンクール入選作品集」として、点字と墨字の併記で刊行。全国の盲学校、点字図書館、大学図書館等に寄贈されます。

■作品の送り先・問い合わせ先
〒530-8251 大阪市北区梅田3-4-5 毎日新聞社点字毎日
電話(06)6346-8386/FAX(06)6346-8385

■審査
作文は1次審査の後、以下の審査員による最終審査を行います。
◎「作文」審査員:作家・玉岡かおるさん、オンキヨー株式会社総務人事本部長、毎日新聞社点字毎日編集長
◎作詞は、歌人・松村由利子さんらによる審査。

■表彰
◎作文:最優秀オーツキ賞(1編)※「成人の部」「学生の部」の中から最も優れた作文
賞金20万円/ 記念品(オンキヨー製品)

<成人の部>
◎優秀賞(1編):賞金7万円/記念品(オンキヨー製品)
◎佳 作(1編):賞金3万円/記念品(オンキヨー製品)

<学生の部> ※高校生以下
◎優秀賞(1編):記念品 (オンキヨー製品)
◎特別賞(1編/小・中学生対象):記念品 (オンキヨー製品)

<サポートの部>
※視覚障害者や点字となんらかの形でかかわったことのある方やかかわっている方(家族、職場、学校、地域などで)。
◎優秀賞(1編):賞金5万円/記念品(オンキヨー製品)
◎佳作(1編):記念品(オンキヨー製品)

◎作詞:作詞賞(1編):賞金5万円/記念品(オンキヨー製品)

 
※コンクールの詳細は、https://www.jp.onkyo.com/news/information/topics/20190313tenji.htm をご覧ください。

 

審査員プロフィール

■国内審査員長:玉岡かおるさん(作家)

1987年、神戸文学賞受賞作の『夢食い魚のブルー・グッドバイ』(新潮社)で文壇デビュー。代表作は、山本周五郎賞候補作となった『をんな紋』3部作、『天涯の船』『銀のみち一条』『負けんときヴォーリズ満喜子の種まく日々』など。大阪芸術大学教授を務める。

2000年に加古川市特別文化賞、2006年に兵庫県文化賞、2009年に第12回織田作之助賞を受賞。2014年に『お家さん』が読売TV開局55周年記念ドラマとして放映される。

 
■作詞賞審査員:松村由利子さん(歌人)

1994年に短歌研究新人賞を受賞。歌集に『大女伝説』(葛原妙子賞受賞)、『光のアラベスク』など。2006年に現代短歌新人賞、2009年に短歌研究賞を受賞。

著書に『31文字のなかの科学』(科学ジャーナリスト賞受賞)、『与謝野晶子』(平塚らいてう賞受賞)、『短歌を詠む科学者たち』『少年少女のための文学全集があったころ』など。子どもの本の翻訳や創作にも携わる。

 

作曲者プロフィール

■作詞賞受賞作品作曲:徳永暁人さん(作/編曲家、ミュージシャン)

大学在学中より作・編曲家、ベーシストとして活動をスタート。ロック、ポップスを主体に、『ドラゴンボール』などの映画、テレビの劇伴音楽まで幅広い領域の音楽を制作・発表している。

B’z、ZARD、倉木麻衣さん等、数多くのアーティストへの楽曲提供や編曲、ライブサポートにも参加。自身のバンド doa では、Vocal&Bass のみならず、プログラミング、ピアノ、オルガン、ギター、マンドリン、パーカッション等、数多くのセクションを担当。さらには 2016年より大阪音楽大学の准教授に就任と多彩な分野で活躍中。

 
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