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書籍要約サービス「フライヤー」CEO大賀康史さん『最高の組織』刊行 冒頭に書店で“立ち読み”できる“本の要約”付き!

書籍要約サービス「フライヤー」CEO大賀康史さん『最高の組織』刊行 冒頭に書店で“立ち読み”できる“本の要約”付き!

書籍要約サービス「フライヤー」CEO大賀康史さん『最高の組織』刊行 冒頭に書店で“立ち読み”できる“本の要約”付き!

ビジネス書籍の要約サイト・アプリを運営する、ITベンチャー「フライヤー」の代表取締役CEO・大賀康史さんの初の単著『最高の組織 全員の才能を極大化する』が、自由国民社より3月1日に刊行されます。

書籍は、要約サービスを手掛けるフライヤーらしく、冒頭に10分程度で読める本書の要約文を掲載。書店で要約を“立ち読み”できる仕掛けとなっています。

 

コンサル出身、急成長のITベンチャーの社長がたどり着いた、社員一人ひとりが活躍する“成長組織”の作り方

著者の大賀康史さんは、コンサルティング会社「アクセンチュア」「フロンティア・マネジメント」を経て、ビジネス書の要約文章を提供するサービスを構想し、代表取締役として「フライヤー」を2013年に設立。

要約サービス「flier(フライヤー)」は、忙しい現代のビジネスパーソンに支持され、会員数は右肩上がりで30万人を突破(2018年12月)するなど、同社は今、IT業界の成長企業として注目されています。

本書では、大賀さんがコンサルタント時代の10年間と、起業後の5年間の経験から導き出した理想の組織体系「輪を描くサークル型の組織構造」を紹介しています。

従来の「ピラミッド構造」や「マトリクス型組織」とは異なり、個々の社員が頂点のない輪を構成し、得意分野で主体的に働く環境をつくることで、各人の能力を最大限発揮させながら組織を機能させる、成長企業「フライヤー」のマネジメント・採用・人材育成手法を徹底解説します。

明かされるのは、社長ですら、エンジニアやセールス、デザイナーなどと同じ、その輪を構成する一つの役割でしかない、次世代型の組織論です。
共通の目的を持った集団が強制的ではなく、主体的に参加をする、いわば会社版の“サークル活動”を生み出す、自立成長型の組織論です。

本書は、働き方改革が叫ばれる現代、個々のメンバーがより輝く“次世代型の成長組織”を作るための指南書として、経営者らマネジメント層はもちろん、人事担当者、起業を考える若者にも役立つ一冊となっています。


左図は、多くの企業の形態であるピラミッド構造の組織。上下間の情報伝達が滞る、下層メンバーのパフォーマンスが上層メンバー以上にならない等の問題がある。
一方で右図は、大賀氏がコンサル時代からの経験で導き出した<輪を描く組織>。個々の社員が頂点のない輪を構成し、得意分野で主体的に働くことで能力が発揮され、自然と組織が機能する状態に。

 
なお、Webサイト「note(ノート)」上に、大賀さんがまとめた書籍の要約が公開されています。
https://note.mu/ohga_don/n/nacf5a7b3802b

 

(株)フライヤー 代表取締役CEO・大賀康史さん プロフィール

大賀康史さんは、2003年に早稲田大学大学院(理工学研究科)修了後、コンサルティング会社のアクセンチュア(株)に入社。フロンティア・マネジメント(株)を経て、2013年に(株)フライヤーを設立。

コンサル時代に構想した、ビジネス書の要約サービス「flier(フライヤー)」を2013年10月に立ち上げます。サービス内容は、ピッチコンテスト(スタートアップ企業が投資家らの前で事業のプレゼンテーションを競うコンテスト)で数多くの賞を受賞するなど注目を集めた。会員数は右肩上がりで増加、現在は30万人を突破(2018年12月)しています。

趣味は読書。コンサル時代に必要に迫られビジネス書を読むように。忙しい傍ら、多いときは週に20冊を読むビジネス書好き。

 

本書の目次と主な内容

■第1章 あらゆる組織が直面する課題
―様々な組織、特に多くの企業の形態であるピラミッド構造の組織の問題点と対処法を紹介

■第2章 これからの成長組織が向かうべき方向性
―まず成長組織に大切なのは、顧客や株主、取引先といった会社を取り巻くステークホルダーの中でも、何より従業員を最優先すること。従業員がいきいきと楽しく仕事ができれば、質の高いサービスを作ることができ、その魅力、熱量を感じ取った人が顧客となり、売上が増加。株主の要求にもこたえられ、取引先とも長期的な関係に。「好循環の出発点は、従業員を一番に大切にすること」を解説
―理想の組織形態として、著者が考案し、フライヤー社にも当てはまる「輪を描く組織」について紹介
「輪を描く組織」とは、輪に頂点が無く、輪の構成要素は、デザイナー、エンジニア、セールス、CEOなどの全てのメンバーで、全員が同列の組織を指す。“ミッションへの共感”を求心力に、各メンバーが得意なこと、好きなことの役割を分担し、その力を総合すると、有機的に会社が機能している状態を生み出すという
―昨年から、多くの経営者や人事担当者の間で注目を集めている、自主経営(セルフ・マネジメント)等が特長の次世代型の組織モデル「進化型(ティール)組織」についても、詳しく解説
―“主体性の強い組織”の成立条件について説明

■第3章 人材採用と人材育成の心得
―コンサルタント時代に、大企業からスタートアップまで、数多くの企業の採用に関わった経験からたどり着いた人材の採用基準や、入社後の人材育成法について紹介
―採用の最重要項目として、スキルや前職の社名ではない、「カルチャーフィット(その人材が会社の文化に合っているか)」という考えを紹介

■第4章 これからのリーダーシップとは
―会社が掲げるべきミッションなど、著者の考えるリーダーシップ論を紹介

■第5章 新しい組織論を適用したフライヤーの運営方針
―フライヤー創業から成長までのストーリー、また、フライヤーのミッションとバリューを紹介

■第6章 社会への提言
― 一人ひとりがより活躍する社会、多くの人が起業できる社会にするための提言などを紹介

 

フライヤーについて

本書の著者・大賀康史さんが創業した(株)フライヤーは、ビジネス書籍の要約文章をアプリやサイトで手軽に閲覧できる「flier(フライヤー)」を運営する、ITベンチャー(2013年6月設立)です。

「読む時間がなかなかとれないが、話題のビジネス書の大筋は理解しておきたい」「本が多すぎてどれを読めばいいのか分からない」。そんな忙しい現代のビジネスパーソンの悩みを解決すべく、新刊や話題のベストセラー、名著のビジネス書の要約を提供するサービスを展開しています。

(下、右から二番目が本書の著者の大賀CEO)

(下、右から二番目が本書の著者の大賀CEO)

 
最大の特長は「書評(レビュー)」ではなく「要約」である点です。書き手の主観が入る書評とは異なり、著者の主張や論理(重要ポイントや全体像)を忠実にまとめ、読者に伝えます。書評でないため、出版社と著者から要約の許可を得る必要があります。両者には要約した記事そのものの確認もお願いしており、高品質なサービスを提供しています。

要約の文字量は4000字ほどで、通常は読破するのに4~8時間かかる1冊のビジネス書を、わずか10分程度で読めるよう工夫されています。

要約記事は自社の編集部員に加えて、経験豊富な外部ライター約20人(数々のヒット作を手掛けたライターや、出版社の元編集者、新聞記者、書店員、経営コンサルタント、歴史研究家など)が、分かりやすくまとめます。

「フライヤー」には、新刊(9割)を中心に、毎日1冊の要約文がアップされています、現在は計1600冊分(2019年2月)が掲載されており、17種のカテゴリやキーワード検索から、自分に合った本を探せます。

 
出版社と著者から、「要約は、書籍の話題づくりや購買につながる」と、高い評価を得ています。例えば、2015年に大ベストセラーとなったトマ・ピケティさんの『21世紀の資本』は、日本語版発売の2週間前に「フライヤー」で要約を公開。本サービスを通じて書籍を知った方も多く、“ピケティブーム”に一役買いました。

利用者は、通勤時や休憩時間といったすきま時間を有効活用し、効率よくビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンのほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。会員数は、2013年10月のサービス開始から右肩上がりで、2018年12月には30万人を突破。前年の2倍増と、昨今、急成長を遂げています。

★URL:https://www.flierinc.com/

 

最高の組織──全員の才能を極大化する
ヒラメキあふれる組織で働きたいすべての人に。

1冊10分で読める本の要約サービス「flier(フライヤー)」創業者が明かす「成長しつづける会社」の絶対条件。

 
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