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今村夏子さん『あひる』が1月文庫化、最新作『父と私の桜尾通り商店街』2月刊行、3月には中編が「トリッパー」に一挙掲載!

今村夏子さん著『父と私の桜尾通り商店街』

今村夏子さん著『父と私の桜尾通り商店街』

これまで『こちらあみ子』(太宰治賞、三島由紀夫賞受賞)、『あひる』(芥川龍之介賞候補作、河合隼雄物語賞受賞)、『星の子』(芥川龍之介賞候補作、野間文芸新人賞受賞、2018年本屋大賞7位)と寡作ながらも、作品を発表するたびごとに熱狂的なファンが増え続けている今村夏子さん。

1月に『あひる』を角川文庫より発売したKADOKAWAは、今村さんの書き下ろしを含む最新小説集『父と私の桜尾通り商店街』を2月22日に刊行しました。
また、朝日新聞出版より3月18日発売予定の『小説トリッパー』2019年春季号では、今村夏子さんの中編236枚が一挙掲載されます。

 

文学界がいま最も注目する作家・今村夏子さんの最新作『父と私の桜尾通り商店街』が刊行!

■あらすじ
日常から外れていく不穏とユーモア――今村ワールド全開、1年半ぶりの最新作品集!

桜尾通り商店街の外れでパン屋を営む父と、娘の「私」。うまく立ち回ることができず、商店街の人々からつまはじきにされていた二人は店を畳む決意をする。父は残った材料が尽きるまで、最後の営業としてパンを焼き続けるが、「私」がコッペパンをサンドイッチにして並べはじめたことで予想外の評判を呼んでしまい――(「父と私の桜尾通り商店街」)

全国大会を目指すチアリーディングチームのなかで、誰よりも高く飛んだなるみ先輩。かつてのトップで、いまは見る影もないなるみ先輩にはある秘密があった――(「ひょうたんの精」)

平凡な日常は二転三転して驚きの結末へ――。
見慣れた風景が変容する、書き下ろしを含む全6編。

 
■収録作品
◎白いセーター(『文学ムック たべるのがおそい』vol.3)
◎ルルちゃん(『文芸カドカワ』2017年12月号)
◎ひょうたんの精(『文芸カドカワ』2017年10月号)
◎せとのママの誕生日(『早稲田文学増刊 女性号』)
◎モグラハウスの扉(書き下ろし)
◎父と私の桜尾通り商店街(『文芸カドカワ』2016年9月号)

連載時扉絵 左:「ルルちゃん」右:「ひょうたんの精」 イラスト:川嶋恵津子

連載時扉絵 左:「ルルちゃん」右:「ひょうたんの精」 イラスト:川嶋恵津子

 

NO.1注目作家の芥川賞候補作&河合隼雄物語賞受賞作が角川文庫から発売!

■あらすじ

あひるを飼い始めてから子供がうちによく遊びにくるようになった。あひるの名前はのりたまといって、前に飼っていた人が付けたので、名前の由来をわたしは知らない――。

わたしの生活に入り込んできたあひると子供たち。だがあひるが病気になり病院へ運ばれると、子供は姿を見せなくなる。2週間後、帰ってきたあひるは以前よりも小さくなっていて……。

日常に潜む不安と恐怖をユーモアで切り取った、河合隼雄物語賞受賞作。

 

今村夏子さんの新作を「トリッパー」に一挙掲載!

3月18日(月)発売の『小説トリッパー』2019年春季号では、今村夏子さんの中編236枚が一挙掲載されます。

『星の子』以来、2年ぶりの中編となる「むらさきのスカートの女」は、大人の女性が主人公となる、今村さんの新たな達成を体感できる作品です。

 
■「むらさきのスカートの女」あらすじ

近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女のことが、気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、彼女を観察しつづけ、〈わたし〉の職場で彼女が働きだすように誘導する。

〈わたし〉が「むらさきのスカートの女」を観察し続ける視点から照射されるものは、一体、何なのか。主人公の繰り広げる狂気と紙一重の滑稽な振る舞い、変わりえぬ日常と、そこに漂う不穏な空気、〈わたし〉の底知れぬ孤独がふいに露になる瞬間……。

今村夏子さんだからこその、読後感と余韻が残る作品です。

 
■『小説トリッパー』2019年春季号について

『小説トリッパー』2019年春季号では、連載中の「NEWS」加藤シゲアキさんのエッセイ、ソフトバンクのCMで注目のクリープハイプのボーカル・尾崎世界観さんと若者に大人気の詩人・最果タヒさんの対談も掲載。

新連載小説として、奥田亜希子さんの読切連作がスタート。さらに、前回の芥川賞候補となった高山羽根子さんを世に送り出した林芙美子文学賞の受賞作発表も。

 

今村夏子さん プロフィール

今村夏子(いまむら・なつこ)さんは、1980年生まれ。広島県出身。

2010年「あたらしい娘」(「こちらあみ子」に改題)で太宰治賞を受賞し、デビュー。同作と新作中短編「ピクニック」を収めた『こちらあみ子』で2011年に三島由紀夫賞を受賞。2016年には、文学ムック『たべるのがおそい』vol.1に発表した「あひる」が第155回芥川賞候補となる。2017年、単行本『あひる』で第5回河合隼雄物語賞を受賞。最新刊『星の子』は野間文芸新人賞を受賞したほか、芥川賞候補、2018年本屋大賞第7位に。

 

父と私の桜尾通り商店街
違和感を抱えて生きるすべての人へ。不器用な「私たち」の物語。

あひる (角川文庫)
読書界の話題をさらった芥川賞候補作「あひる」を含む、著者の第二作品集。

解説「今村夏子は何について書いているのか」(西崎憲)収録。

小説 TRIPPER (トリッパー) 2019年 春号 [雑誌]
2019年、最注目の作家“今村夏子”さんの新作を「トリッパー」に一挙掲載!
加藤シゲアキさんのエッセイ、尾崎世界観さんによる対談も好評連載中

 


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