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【訃報】作家・高橋昌男さんが死去 『独楽の回転』など

作家で文芸評論家の高橋昌男(たかはし・まさお)さんが1月27日、肺炎のため東京都内の病院で死去しました。83歳。東京都出身。葬儀は近親者で行われました。喪主は妻の哲子さん。

 
高橋昌男さんは、1935年生まれ。慶応義塾大学文学部仏文科卒業。博報堂などを経て、作家に転身。1973年『白蟻』、1974年『道化の背景』、1975年『藁のぬくもり』、1983年『町の秋』が芥川賞候補に、1977年『巷塵』が直木賞候補に。1997年『独楽の回転 甦る近代小説』で平林たい子文学賞〔評論部門〕を受賞。1985年から1987年にかけて「三田文学」編集長も務めています。

著書に『巷塵』『蜜の眠り』『昼酒』『夏至』『見返り柳』『饗宴』『ネオンとこおろぎ』『中世しぐれ草紙』など。

 

中世しぐれ草紙
鎌倉末期の京。公卿邸で出会った美しい姫君と吉野山の稚児の恋が、宮中の陰謀に火をつける―作者未詳の戯作を恋愛心理小説として、自在な現代語で訳出。たくらみに満ちた著者初の時代小説。

 


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