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髭男爵・山田ルイ53世さん「世界一受けたくない人生相談」で一発屋芸人が日々遭遇する不本意について語る ブックパスでは『一発屋芸人の不本意な日常』が期間限定で読み放題

髭男爵・山田ルイ53世さん「世界一受けたくない人生相談」で一発屋芸人が日々遭遇する不本意について語る

髭男爵・山田ルイ53世さん「世界一受けたくない人生相談」で一発屋芸人が日々遭遇する不本意について語る

昨年刊行した『一発屋芸人列伝』(新潮社)で、「本屋大賞2018年 ノンフィクション本大賞」へのノミネートおよび「第24回 編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞し話題を呼んだ、髭男爵・山田ルイ53世さんの最新エッセイ『一発屋芸人の不本意な日常』の発売を記念したトークイベント「世界一受けたくない人生相談」が、1月22日に渋谷ヒカリエ34階・KDDIオフィスにて開催されました。

 

『一発屋芸人の不本意な日常』発売記念!髭男爵・山田ルイ53世さんのトークイベント「世界一受けたくない人生相談」が開催

撮影:小原雄輝(朝日新聞出版写真部)

撮影:小原雄輝(朝日新聞出版写真部)

『一発屋芸人の不本意な日常』の発売を記念して、山田ルイ53世さんと「withnews」編集長の対談トークイベント「世界一受けたくない相談会」が開催されました。

会場にお馴染みの貴族の衣装で登場した山田ルイ53世さん。今回のトークイベントのテーマは「人生相談」ということで、冒頭「人生相談は苦手!」と話しながらも、「ユーチューバーになりたいとほざく彼氏を説得してください」という相談に対し「そう言ってる彼氏を説得する動画を一回目の配信にしよう」と切り返したり、「仕事ができない相棒と仲良くするコツは?」という質問には「友達だと思うこと。ビジネスパートナーだと思うから腹が立つんです。(相方の)ひぐちくんはお笑いに向いてないし、僕は芸能人に向いてないけど、友達だと思えば何も思わない。」と答えるなど、クセのある人生相談に対して、得意の毒舌とユーモアを織り交ぜた回答で会場を盛り上げました。

 
イベントと同時に行われた囲み取材では、山田さんのプライベートについても言及。6歳になる娘には芸人であるということを隠し続けていて、「パパはフレキシブルに働くサラリーマン」と伝えていることを明かし、「″髭男爵はパパに凄い似ている人“で通しているが、娘が陰で『ルネッサ~ンス』と言っていたり、眼鏡をはずされ、『ほらー、眼鏡取ったらやっぱり髭男爵だー!』と言われるなど、娘にバレる日が迫っていることを感じています。」と話しました。小学校1年生になる子どもに一発屋芸人の説明させるのは酷だと思い、隠しているそうです。

 
また、今回の新作『一発屋芸人の不本意な日常』については、自身がこれまでに体験した「一発屋芸人として生活していて不本意だと思うこと」を書きつづった作品と紹介。髭男爵が貴族キャラでブレイクしたての時に、記者から「新キャラはないですか?」と執拗に質問をされことを不本意なエピソードとして取り上げ、「スポーツで世界記録を出した数分後に、会場のお客さんが新記録を出せとコールをしているのと同じこと」と語り笑いを誘いました。本書の中でも「不発覚悟の新ネタ」と題し、一発屋芸人がレポーターから受ける仕打ち、苦悩ついてユーモアたっぷりに書きつづっています。

 
執筆業に専念するかとの質問には「ひぐち君とも地方営業や企業パーティーにお呼びいただき、時々テレビにも出ている。70歳、80歳になっても貴族の漫才をやろうと約束しているので解散もしない。これからも芸人としても働きます。」と芸人として生きる決意を語りました。本を出したことで自身の仕事の幅も広がったようで、「講演会など新しい仕事も入ってくるようになった。この間は高知県の若手経営者の前で『一発屋芸人に学ぶ経営のヒント』という話をさせてもらった。」といいます。

 
最後に、本書について「これまで体験してきた色々な不本意と思うこと書いた本です。単純に面白いと思うので、ぜひ皆さん手に取ってみていただければと思います。よろしくお願いします。」と話し、会を締めくくりました。

撮影:小原雄輝(朝日新聞出版写真部)

撮影:小原雄輝(朝日新聞出版写真部)

 

ブックパスにて髭男爵・山田ルイ53世さんフェア開催中!

電子書籍ストア「ブックパス」(運営:KDDI)にて、お笑いコンビ「髭男爵」山田ルイ53世さんのブックフェアが2月22日(金)まで開催中です。

「山田ルイ53世のブックフェア」では、“文筆者・山田ルイ53世”の魅力に迫る著作3冊を選出。対象作品には、Webメディア「withnews」の人気連載を大幅改稿&加筆して刊行した最新作『一発屋芸人の不本意な日常』もいち早く読み放題プラン(総合コース会員向け)に登場。自ら「負け人生」と語る山田ルイ53世さんの日常をコミカルに綴ったエッセイも楽しむことができますます。

 
■対象作品

『一発屋芸人の不本意な日常』(朝日新聞出版)
『ヒキコモリ漂流記』(マガジンハウス)
『一発屋芸人列伝』(新潮社) ※こちらの作品は単品購入になります。

■対象期間:2019年1月22日(火)12:00 ~ 2019年2月22日(金)23:59

★特設ページ:https://bookpass.auone.jp/info/higedanshaku53yamada/

 

髭男爵・山田ルイ53世さん プロフィール

山田ルイ53世(本名:山田順三)さんは、1975年生まれ。兵庫県出身。お笑いコンビ・髭男爵のツッコミ担当。

地元の名門・六甲学院中学校に進学するも、引きこもりに。その後、大検に合格し、愛媛大学法文学部に入学したものの中退。1999年、ひぐち君さんと髭男爵を結成。

昨年刊行された『一発屋芸人列伝』(新潮社)が「本屋大賞2018年ノンフィクション本大賞」にノミネートされ、「第24回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞。

「髭男爵 山田ルイ53世のルネッサンスラジオ」(文化放送制作)をはじめとしたラジオのフィールドでも活躍 、毒舌交じりの話術に定評がある。

 

一発屋芸人の不本意な日常
「テレビ局に、入れません」
自ら「負け人生」と語る日々をコミカルにつづった、切なくも笑える渾身のエッセイ。
ある日は地方営業でワイングラスに石を投げられ、ある日はサインをネットで売られる。またある日はファンでもない人からゴミにサインを書いてと頼まれ、たまのキー局の特番では一言もしゃべれずひな壇をあとにする……。
ヤフートップニュースを幾度も賑わわせたwithnewsの大人気連載が、大幅改稿・加筆されて待望の書籍化!
なりたい自分になれなかった、すべての人へ

≪山田ルイ53世さんからのコメント≫
一発屋は、人生のしおり、記憶のポストイット。入学、卒業、結婚、出産といった人生の節目の場面には、「そういえば、あの頃はあの芸人のギャグが流行っていたなー……」と必ず僕達の姿があります。この本もそうなれば幸いです。

 
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