浅野いにおさん初の大規模展示会「画業20周年記念企画 浅野いにおの世界展~Ctrl+T2~」開催!20年間で出版されたすべての作品が大集結!
サンシャインシティ(東京・池袋)では、映画化もされた大ヒット作『ソラニン』や、累計発行部数270万部を超える『おやすみプンプン』、『週刊ビッグコミックスピリッツ』で人気連載中『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の作者である漫画家・浅野いにおさんの画業20周年を記念し、20年間で出版されたすべての作品を展示する初の大規模展示会「画業20周年記念企画 浅野いにおの世界展~Ctrl+T2~」を12月21日(金)~2019年1月14日(月・祝)の期間(12月31日・1月1日は休館)に開催します。
20年間で出版されたすべての作品を展示する初の大規模展覧会を開催!
展示会では、『ソラニン』のネームや、浅野いにおさんが初めて出版社に持ち込んだ原稿などを初公開。原画はもちろん、浅野さんのインタビュー映像や漫画の中に出てくる洋服の展示等、見どころが盛りだくさんとなっています。
なお、イベントのキービジュアルは今回のために今までの全作品から総勢50キャラ以上を浅野さんが描き下ろしたものとなっています。
さらに、「等身大プンプン」をみんなで作る!クラウドファンディングを企画。みんなで作り上げたプンプンは、会場内『おやすみプンプン』エリアのど真ん中に設置されます。
「等身大プンプン」をみんなで作る!クラウドファンディング
「等身大プンプン」をみんなで作る!クラウドファンディング企画を、「トリガー」(FAAVO内)で実施しています。
みんなで作り上げたプンプンは、会場内『おやすみプンプン』エリアのど真ん中に設置予定です。参加は専用サイト(URL:https://faavo.jp/tokyo23/project/3275)から。
■『おやすみプンプン』とは
『週刊ビッグコミックスピリッツ』にて2008年~2013年に連載。全13巻。累計発行部数270万部以上。どこにでもありそうな或る街に住んでいるどこにでもいそうな或る少年。彼の名前は…「プンプン」。これは、「フツーの」小学5年生・プンプンの波乱万丈の人生を追った、成長の物語。21世紀の「イマ」を撃つ衝撃作品!
浅野いにおさんコメント
「漫画家としてデビューして今年で20年が経ってしまいました。その20年の中で最長期連載だった『おやすみプンプン』という漫画は、非常に思い入れのある作品です。特に主人公である小野寺プンプンは、はじめこそ極めて適当な気分で描いた単なる落書きでしたが、結果的にたくさんの読者に愛され、そして嫌われ、僕にとっても忘れがたい、とても縁深いキャラクターになりました。
この度の展示会で、来場者の方とともに撮影可能なプンプンの等身大フィギュアを設置したいと考えています。連載の終了した漫画はいつか風化していきます。しかし今一度、ただの薄っぺらな存在だったプンプンを、読者の皆さんの協力で厚みを持たせ、いまも、そしてこれからもどこかに彼は「いる」ということを感じてもらえるような展示ができたらと思っています。と、真面目に書きましたが、こんなふざけた企画はまたとない機会だと思うので、皆様のご協力、何卒よろしくお願いします。」
Ctrl+T2の意味
「Ctrl+T」はフォトショップのショートカットキーで「拡大・縮小」。浅野いにおさんの最大の特徴は、絵をパソコンに取り込んで編集作業を経て完成されること。「Ctrl+T」は一番よく使うショートカットキーで、浅野さんの特徴を一番表しているものであり、2010年に出版された画集のタイトルになっています。
その後、新たに原画展・画集を出すことでタイトルを変更しようとしましたが、ここ数年、この基本となる部分は変わらなかったため、「Ctrl+T2」として、基本は変わらない続編という意味合いで今回のタイトルとなりました。
「画業20周年記念企画 浅野いにおの世界展~Ctrl+T2~」 開催概要
■開催期間:2018年12月21日(金)~2019年1月14日(月・祝) ※12月31日・1月1日は休館
■開催時間:12:00~19:00 ※最終入場18:30
■開催場所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4階 展示ホールA
■入場料金:【前売券】一般 税込800円、中・高生 税込600円、グッズ付 税込1,300円/【当日券】一般 税込1,000円、中・高生 税込800円 ※小学生以下無料
■内容:原画展示・フォトスポット・物販など/浅野いにおさん出演のトークイベントも予定
◎細かい書き込みがたくさんある『ソラニン』のネームを初公開
◎『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』でおんたん達が着ている洋服を展示
◎浅野さんが初めて出版社に持ち込んだ、超貴重な恥ずかしい生原稿を初公開
◎浅野さんのインタビュー映像を公開(20年間で描いた作品の裏話や、コンピューターを使って描く浅野さんならではの手法についての話を浅野さんが語ります)
◎展示会限定のオリジナルグッズも多数販売
■主催:「浅野いにおの世界展」実行委員会
■協力:小学館、太田出版、ロッキング・オン、マウスコンピューター、keisuke kanda
★公式HP:https://asanoinio-sekaiten.com/
★公式Twitter(@asanoinioctrlt2):https://twitter.com/asanoinioctrlt2
【前売券一般発売】
■発売開始:11月20日(火)(いにおの日) 10:00~
■購入方法:ローソンチケット(Lコード31120)、全国ローソン・ミニストップ設置のLoppi、インターネット予約(https://l-tike.com/event/asanoinio-sekaiten/)
浅野いにおさん プロフィール
浅野いにおさん(本名:非公表)は、1980年9月22日生まれ。茨城県石岡市出身。漫画家・イラストレーター。
公式Twitterフォロワー数 322,660人(2018年10月10日時点)。
【略歴】
1998年 小学館に持ち込んだ処女作品「菊池それはちょっとやりすぎだ!!」が持ち込みからわずか 一週間で『ビッグコミックスピリッツ増刊Manpuku!』(小学館)に掲載され漫画家デビュー。
2001年 『月刊サンデーGX』(小学館)による第1回GX新人賞に「宇宙からコンニチハ」で入選。
2002年 「素晴らしい世界」が『月刊サンデーGX』にて連載。(~2004年)
2003年 「虹ヶ原ホログラフ」が雑誌『QuickJapan』(太田出版)にて連載。(~2005年)
2004年 「ひかりのまち」を『月刊サンデーGX』にて不定期連載。(~2005年)
2005年 「ソラニン」が『ヤングサンデー』(小学館)にて連載。(~2006年)のちに実写映画化される。(2010年)
2006年 「日曜、午後、六時半。」が『ビッグコミックスピリッツ』 短期連載。
2007年 「おやすみプンプン」が『ヤングサンデー』(小学館)にて連載。のちにビッグコミックスピリッツに移籍。(~2013年)同作は第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の審査員委員会推薦作品に選出。
2008年 「おざなり君」が雑誌『CUT』(ロッキング・オン)にて連載。(~2011年)
2009年 「うみべの女の子」が『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)にて連載。(~2013年)
2010年 「ソラニン」が宮崎あおいさん主演で実写映画化され公開。
2014年 「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」を『ビッグコミックスピリッツ』 にて 連載開始。現在も連載中。
2017年 「零落」を『ビッグコミックスペリオール』(小学館)にて連載。(~2017年)
2018年 「勇者たち」をマンガアプリ『マンガワン』(小学館)にて連載。
【代表作品】
・『ソラニン』 単行本全2集(累計95万部以上)
・『おやすみプンプン』 単行本全13集(累計270万部以上)
・『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』 単行本 7集まで続刊中(約70万部)
【イラストレーション・メディアタイアップ】
・サンボマスター アルバム「きみのためにつよくなりたい」 ジャケットイラスト
・でんぱ組.inc シングル「あした地球がこなごなになっても」 ジャケットイラスト
・マイナビ賃貸 CM用イラスト
・サントリーふんわり鏡月 プロモーション用漫画描きおろし etc.
【関連】
▼『画業20周年記念企画 浅野いにおの世界展~Ctrl+T2~』
▼【公式】浅野いにおの世界展(@asanoinioctrlt2)さん | Twitter
▼等身大プンプン像を「浅野いにおの世界展~Ctrl+T2~」に飾りたい! – FAAVO東京23区
◆映画監督・脚本家の片岡翔さん初のミステリー長編『その殺人、本格ミステリに仕立てます。』が刊行 浅野いにおさんがカバーイラスト、綾辻行人さんが推薦文! | 本のページ
◆【第25回文化庁メディア芸術祭】マンガ部門は持田あきさん『ゴールデンラズベリー』が大賞を受賞 「浦沢直樹の漫勉neo ~安彦良和~」がエンターテインメント部門で大賞、鳥嶋和彦さんとbelneさんに功労賞 | 本のページ
◆ちばてつやさん、浅野いにおさん、高橋留美子さん、あだち充さん、藤田和日郎さん、細野不二彦さん、さいとう・たかをさんが語る、パンデミックと創作の話、そして未来へのメッセージ『コロナと漫画』が刊行 | 本のページ
◆日本が世界に誇る20名の漫画家による作品集『もしも、東京』が刊行 東京都現代美術館ミュージアムショップで先行販売 | 本のページ