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『高校チュータイ外交官のイチからわかる! 国際情勢』勉強も難しい話も嫌いだった元コギャル外交官が国際問題を明快解説!

島根玲子さん著『高校チュータイ外交官のイチからわかる! 国際情勢』

島根玲子さん著『高校チュータイ外交官のイチからわかる! 国際情勢』

島根玲子さん著『高校チュータイ外交官のイチからわかる! 国際情勢』が、扶桑社より刊行されました。

 

貧困、国際協力、移民・難民、食料、エネルギー、領土、関税、自由貿易、核兵器……高校中退2回の元コギャル外交官が日本をとりまく問題をわかりやすく解説!

<本書「はじめに」より>

「わたしは昔、どうしようもない落ちこぼれでした。
勉強は大嫌い、高校では留年して中退、金髪に真っ黒に焼いた肌で、目的もなくただ街をフラフラとする毎日を送ってました。もちろん外国語や国際情勢なんてもってのほか。
さらに言うと、わたしは本を読むのも嫌いです。正直に言うと、嫌いどころか、大嫌いです。活字や感じも不得意、難しい話をするのも苦手だったし、最後まで読み切った本なんてほとんどありません。
今はなんとか社会人やってますが、外交官としてはまだまだです。そんなわたしのような者が、他人に国際情勢を語るなんて、それ自体大それたことかもしれません。
このお話をいただくまで、自分が本を書くなんて、思ったこともありませんでした。本を読むのが大嫌いな自分が本を書くなんて、分不相応とも思いました。
でも、もしかしたら、そんなわたしだからこそ、外交や世界のことを小難しくなく書けるかな、本を読むのが苦手だからこそ、本を読むことが嫌いな人でも最後まで読める本を書けるかな、そう思い、今こうして筆をとっています。」

 
元コギャルから外交官になった著者だからこそ、身近な日常から見える国際情勢の今とは?
普段の生活からはなかなか遠く感じる「外交」ですが、実はわたしたちが当たり前に過ごしている日常生活も、外国との良い関係なくしては成り立ちません。
「ひとりでも多くの人に、外交や世界で起きていることを身近に感じてもらいたい。そして一緒に日本の未来について考えていきたい」という著者の思いから書き下ろされた注目の一冊です。

 

本書の目次

1.高校中退外交官のはなし ――外交官になった元コギャル

2.今の世界と日本のはなし ――地球滅亡まで残り2分

3.これからの日本のはなし ――1人700万円の借金を背負うわたしたち

4.世界の国の数のはなし ――国の数から見えてくる世界のあれこれ

5.外交のはなし ――引越しできないわたしたち

6.食料とエネルギーのはなし ――フードマイレージがもっとも貯まっている日本

7.関税と産業のはなし ――戦争を引き起こした関税

8.自由貿易のはなし ――外国から稼ごう

9.平和のはなし ――世界で9番目に平和の国が今考えること

10.核兵器のはなし ――核兵器の終わりか、人類の終わりか

11.難民のはなし ――#カナダへようこそ

12.移民のはなし ――人種のチョップドサラダ?

13.領土のはなし ――国と国との「ささくれ」

14.海と空のはなし ――漫画『ワンピース』のルフィは「海賊」ではない?

15.貧困のはなし ――親から子へと遺伝する貧困

16.国際協力のはなし ――困ったときの友は真の友

17.ひとりひとりが外交官 ――多くの「アミーゴ」が必要

 

島根玲子さん プロフィール

著者の島根玲子(しまね・れいこ)さんは、1984年埼玉県生まれ。高校時代に2度の留年と2回の中退を経験。

一念発起して大検取得後、青山学院大学文学部に進学。早稲田大学法科大学院を経て2010年司法試験合格。2011年外務省入省。経済局、中南米局等を経て、現在アジア大洋州局所属。

 

 


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