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『モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方』「指示待ち」ではなく「自立した子」になるモンテッソーリ教育がお金をかけずに家庭でできちゃう?

伊藤美佳さん著『モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方』

伊藤美佳さん著『モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方』

伊藤美佳さん著『モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方』が、かんき出版より刊行されました。

 

子どもが持つ「9つの知能」をバランスよく引き出す

将棋の藤井聡太七段が受けていたことで、最近さらに注目されているモンテッソーリ教育。ほかにも、バラク・オバマ前アメリカ大統領、クリントン夫妻(元アメリカ大統領と国務長官)、ビル・ゲイツさん(マイクロソフト創業者)、マーク・ザッカーバーグさん(Facebook創業者)、テイラー・スウィフトさん(歌手)などなど、錚々たる人々が教育を受けていることで知られています。

世界中で子どもの育成に取り入れられているモンテッソーリ教育は、学力だけではないその子どもだけが持つ才能を引き出すことを主としています。

 
「子どもは自らを成長させ、発達させる力を持って生まれてくる。したがって大人である親や教師は、子どもの成長要求をくみ取り、自由を保障すると同時に、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」というのが、この教育の根本にある考え方です。

 
長年モンテッソーリ教育に携わってきた著者は、ハーバード大学のハワード・ガードナー教授の「多重知能理論」をベースにして日本人向けにアレンジし、独自に1つの知能をプラスした「体」「言葉」「数」「絵」「自然」「感覚」「音楽」「人」「自分」という「9つの知能」を構築しました。

「9つの知能」から子どもの才能を発見してみましょう。子どもの持つさまざまな知能から、誰にも負けない才能を育てましょう。

「9つの知能」から子どもの才能を発見してみましょう。子どもの持つさまざまな知能から、誰にも負けない才能を育てましょう。

本書では、これら「9つの知能」を通じ、その子どもだけが持つ才能を多角的に、バランスよく引き出すことを目指し、家庭での親子の関わり方などを具体的に紹介しています。

 

9000組の親子も実感!子どもの能力は家庭で伸びる

モンテッソーリでは、0歳から6歳くらいまでの発達する“旬”の時期を「敏感期」と呼び、各能力も、適切な時期にその環境を与えることによって豊かに発達すると考えています。特に将来の人格や人生の土台となるような発達の敏感期は、3歳までに最も強くあらわれるといわれています。

この、一生の土台をつくる敏感期を親が適切にサポートすることで、子どもの能力はぐんぐん伸びていきます。

 
能力を伸ばすため、モンテッソーリが大事にしているのが、「集中力」です。この集中力が、得意なことや好きなことを「誰にも負けない才能」に育てるためにとても大切です。

著者は、深く集中している状態を「フロー状態」と呼び、子どもが自分の持っている才能を存分に引き出すためには、乳幼児期にどれだけこのようなフロー状態を経験できるかが重要になると考えています。

本書では、このフロー状態に入る5つのステップを紹介し、親ができるサポートを解説していきます。また、ご家庭にあるものや、100円均一で売っているもので学べるようにできます。お金をかけずにお子さんの能力を伸ばせます。

 
また、「子どもの能力を引き出す8つの心得」も掲載。親もイライラせずに子どもの価値観を尊重することができるようになります。

そして、5章からは、著者が9000組の親子に向け教えてきた、「運動」「知能」「感性」「社会性」それぞれの能力を伸ばすための、「家庭でできる40のメソッド」を、それに取り組む最適な年齢とともに一挙紹介しています。

遊びや体験を通して、親子で一緒に楽しみながら、これからの時代を生きる子どもの能力を伸ばすことができるでしょう。

 

本書の目次

第1章 どんな子も「天才の芽」をもっている

第2章 「9つの知能」で世界に通用する才能が開花する

第3章 才能を伸ばす子は「集中力」が違う

第4章 子どもの能力を引き出す8つの心得

第5章 スポーツ万能の子どもに育つ「運動」(体)のフロー

第6章 学力を伸ばしてくれる「知能」(言葉・数・絵)のフロー

第7章 豊かな心が育つ「感性」(自然・感覚・音楽)のフロー

第8章 人間関係に恵まれる「社会性」(自分・人)のフロー

 

伊藤美佳さん プロフィール

著者の伊藤美佳(いとう・みか)さんは、0歳から天才を育てる乳幼児親子教室「輝きベビーアカデミー」代表理事。(株)D・G・P代表取締役。幼稚園教諭1級免許。日本モンテッソーリ協会教員免許。保育士国家資格。小学校英語教員免許。NPO法人ハートフルコミュニケーションハートフル認定コーチ。サンタフェNLP/発達心理学協会・ICNLPプラクティショナー。日本メンタルヘルス協会認定基礎心理カウンセラー。

26年間、幼稚園・保育園で1万5000人以上の幼児を教え、9000組の親子と関わってきた。自身の子どもがモンテッソーリ教育の幼稚園ですばらしい成長を遂げたことに感銘を受け、モンテッソーリ教師の資格を取得。

モンテッソーリ教育を紹介していくなかで、IQ以外の才能を見つけるハーバード大学教授の「多重知能理論」を取り入れ、日本人向けにアレンジしたオリジナルメソッド「9つの知能」を開発。子どもの隠れた才能を発見し、最大限まで伸ばす手法として、スクールでも取り入れている。

現在、自身のスクールで幼児教育に携わるほか、全国の保育園・幼稚園・スクールで教員向けの指導もしている。

著書に、『引っぱりだす! こぼす! 落とす! そのイタズラは子どもが伸びるサインです』『モンテッソーリ流 たった5分で「言わなくてもできる子」に変わる本』(いずれも青春出版社)がある。今作ではオリジナルの教育法「9つの知能」をはじめて紹介している。

 

モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方
「9つの知能」で子どもの才能を見つけ、「集中(フロー)状態」でぐんぐん伸ばす!
史上最年少プロ棋士・藤井総太さんが幼児期に受けた教育として、一躍脚光を浴びた“モンテッソーリ教育”。
最も脳が発達する幼児期に受けることで、抜群の集中(フロー)力が育ちます。
ただの好奇心やこだわりも、フロー状態に入ることで、誰にも負けない才能に育っていきます。

とはいえ、子どもにどんな能力があり、どの部分を伸ばしてあげればよいか悩む親は多いもの。

本書では、ハーバード大学の心理学者ガードナー氏が唱える「多重知能理論」をベースに、著者が日本人向けにアレンジした「9つの知能」で、運動、学力、クリエイティビティ、コミュニケーション能力など子どもが持つさまざまな能力を見ていきます。

さらに、「9つの知能」を伸ばすオリジナルのメソッドを40種類紹介。どんな家庭でも、楽しく、かんたんに子どもの才能を伸ばすことができます。

子どもの「困った行動」も、「才能の芽」に見えてくるため、
「はじめて子育てが楽しいと思えるようになった」
「子どもにイライラすることが少なくなった」
「怒ることがなくなったので、自分もラクになった」
こんな喜びの声も多数届いています。

 


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