『まわりにいい影響をあたえる人がうまくいく』”自分のことばかり”考えて生きていませんか?
ボブ・トビンさん著『まわりにいい影響をあたえる人がうまくいく』(訳:矢島麻里子さん)が、ディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。
何歳であろうと、どんな職業であろうと、たった今どう感じていようと、ポジティブな影響を与えるために必要な変化を起こすことができます。そうやって人の人生を豊かにするうちに、あなたの人生も想像もできないほど豊かになります。
なぜ、ポジティブな影響を与える必要があるのか?
一つには、人の人生をよりよいものにできるからです。普段の仕事や暮らしのなかで、まわりの世界を変えることができるのです。
もう一つの理由は、想像もしない形であなたの人生が豊かになるからです。あなたがどんな立場でも、ポジティブな影響を与えるように努めれば、まわりの人のあなたを見る目がはるかに好意的になります。
誰もがポジティブな影響を与えることができる
自分以外の人にとっても意味のあることをしたいと願うことは、とても人間らしい欲求です。しかし、多くの人が自分はただのサラリーマンだから、新米だから、「○○○○」だから(空欄にあなたの仕事をあてはめてみてください)、できることなどたかが知れている、と思っています。
けれども、実際には誰もがポジティブな影響をあたえることができます。お金や地位は関係ありません。あなたの人間性や人格、そして人のために何ができるかという問題なのです。
すべての人に影響を与えなくてもいい
すべての人にポジティブな影響を与えられるわけではありません。友人、同僚、あなたが関わりたいと願う人、あなたにとって大切な人からはじめてください。それ以外のあなたの良く知らない人や誰の影響も受けたがらないような人のことは、後にまわすか、忘れてしまいましょう。
「今日、あなたには何ができますか?」
本書は、ポジティブな影響を与えるために、あなたのできることを紹介しています。そうした行動が、人やあなたの人生に前向きな変化をもたらします。
人にポジティブな影響を与えるためになにができるか考えてみてください。それはちょっとしたコメントや小さな質問など、ささいなことかもしれません。準備ができたら、さっそく今日から行動に移し、その一歩を踏み出してみましょう。
人から尊敬され、認められる、幸福に満ちた人生を築くシンプルな方法
●何にでも理由を見つけて「ありがとう」と言う
●悪いニュースを伝えるときは前置きをする
●その話を聞きたいかどうか相手に尋ねる
●人生に関する問いを自分自身に投げかける
●人と話すときは携帯電話をしまう
●一歩ではなく、二歩踏み出す
本書の目次
序章
第1章 なぜ、ポジティブな影響を与える必要があるのか?
第2章 ポジティブな影響を与えることに本気で取り組む
第3章 ポジティブな影響を与える7つのタイプ
第4章 力になる言葉をかける
第5章 質問で影響を与える
第6章 相手の存在に意識を向ける
第7章 すぐに行動を起こす
終章 人生が変わる、世界が変わる
ボブ・トビンさん プロフィール
著者のボブ・トビン(Bob Tobin)さんは、慶応義塾大学名誉教授。経営コンサルタント・エグゼクティブコーチ・講演家。IBM、ディズニー、日産、サントリー、UBSなど数々の有名企業をクライアントに持つ。
ボストン大学で博士号をとり、コンサルタント、大学教授として活躍。アメリカ政府の業務で来日して以来、25年以上を日本で過ごす。ペパーダイン大学、ボストン大学、慶応義塾大学(商学部)でリーダーシップや組織改革、コミュニケーションについて講義を持ち、教え子は数千人におよぶ。自分らしく働き、最高の人生を生きる方法をあたたかく説いて、数多くの教え子たちを励まし、勇気づけるキャリアカウンセリングも好評。
著書に『What Do You Want To Create Today』(未邦訳)。六本木でアートギャラリーも経営している。
IBM、GAP、ディズニー、日産、サントリー
トップコンサルタントとして活躍し、慶應大学名誉教授としても絶大な人気を集めるボブ・トビン教授が語る、”人生をうまくいかせる最短の方法”
有意義で、人から尊敬され、認められる、幸福に満ちた人生を築くシンプルな方法を紹介!