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『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』ニュースでよく耳にする「官僚」って何する人?ヤジ、バンザイ、審議拒否…国会の仕事って何?

蔭山克秀さん著『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』

蔭山克秀さん著『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』

蔭山克秀さん著『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』が、かんき出版より刊行されました。

 

あなたを一歩早く大人にしてくれるのが公民

「公民って何を学ぶ科目なのかよくわからない」
「政治や経済のことって難しそうで苦手……」

そう思っている中学生・高校生の方たちは多いでしょう。

公民には、ほかの社会科とは違ったおもしろさがあります。それは世の常識を学ぶおもしろさです。公民では、政治や経済、文化などの「現代の世の中のしくみ」を勉強します。

これらがわかるようになると、常識が身につきます。そして常識が身につくと、新聞やテレビのニュースが理解できるようになり、考え方が論理的になります。
つまり公民は、みなさんを一歩早く大人にしてくれるのです。

 
著者は普段、代々木ゼミナールという予備校で、大学受験生に政治経済や倫理を教えています。中学校の公民を難しくしたものですが、本書で学習しておけば、将来これらの科目を習うとき、おそらくまったく難しく感じないでしょう。
なぜなら公民の学習で大事なことは暗記よりも理解。本書で「なぜ? どうして?」という理解の土台を築いておけば、その上にどれだけ難しい知識が乗ってきても、支えられるのです。

公民とは常識を理解するための土台をつくる科目です。常識が身につけば、世の中の見え方が変わります。単なる受験科目とは考えず、大人への階段だと思って、この科目に取り組んでください。

また、大人にとっては「今さら聞けない社会の常識」を学び直せる科目でもあります。社会人経験があれば実感をもって理解できるので、公民は大人こそおもしろさを感じやすい科目かもしれません。

2016年に公職選挙の選挙権年齢を20歳から18歳に引き下げる法改正・選挙制度改正が実施。自分が持っている権利はどんなものなのか、学ぶたびに自分事が増えていくのが公民の面白さ。

2016年に公職選挙の選挙権年齢を20歳から18歳に引き下げる法改正・選挙制度改正が実施。自分が持っている権利はどんなものなのか、学ぶたびに自分事が増えていくのが公民の面白さ。

本書は単に受験やテストに必要な知識を伝えるだけでなく、なるべく「おもしろく・わかりやすく・テンポよく」理解してもらえるように書かれています。
本書を読むときは、まずは「覚えよう」と身構えず、楽しむことを念頭にざっと目を通して全体像を理解し、その後で必要な用語を覚えるやり方を試してみてください。

本書を読めば、世の中の制度や出来事を筋道立てて考えるこの公民という科目の魅力に気づけることでしょう。

 

本書の目次

PART1 現代社会と私たちの生活
「格差社会」を拡散させるグローバル化の猛威
情報化のキーワードは「つながる」
世界一のスピード! 日本は「少子高齢化超特急」だ など

PART2 個人の尊重と日本国憲法
あたり前だけどあたり前じゃない基本的人権
天皇は神から人に、国民は家臣から主権者に!?
国民こそが国家の「支配者」だ!! など

PART3 現代の民主政治と社会
少数意見の持ち主もみんなが主権者!
お金がなくても選挙権を持っている!
連呼に電話に戸別訪問。いったいどれが選挙違反!? など

PART4 私たちの暮らしと経済
ごはんを食べ、服を買い、映画を観るのが経済!
悪徳商法には引っ掛かりたくない!
自由を取るか、平等を取るか。それが分かれ目だ など

PART5 地球社会と私たち
日本領なのにビザが必要な場所がある!?
国連って役に立っているの?
こんなはずじゃなかった……EUよ、どこへ行く? など

 

蔭山克秀さん プロフィール

著者の蔭山克秀(かげやま・かつひで)さんは、愛媛県新居浜市出身。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。代々木ゼミナール公民科講師。

学生時代は、麻雀とパチスロに熱中しすぎて3年留年。その結果、就職活動がバブル崩壊元年にずれ込んで惨敗するというありさまだった。その後、塾講師を経て代々木ゼミナール講師となる。

代々木ゼミナールでは、「現代社会」「政治・経済」「倫理」をすべて指導。また、3科目すべての授業が「代ゼミサテライン」(衛星放送授業)として全国に配信されている。日常生活まで落とし込んだ説明の面白さに定評があり、世の中の制度や出来事を筋道立てて理解できる授業は他にはなく、公民科No.1講師として名高い。

生徒からは「具体例や背景まで教えてもらえるので記憶に残る」「先生の板書でつくるノートは後から見返してもわかりやすい」「初めてこの科目が好きになった」と、高い評価を受ける。

著書は『蔭山のセンター現代社会 パワーアップ版』『蔭山のセンター政治・経済 パワーアップ版』『蔭山のセンター倫理 パワーアップ版』(いずれも学研プラス)、『改訂第2版 大学入試 蔭山克秀の政治・経済が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)、『やりなおす経済史』『やりなおす戦後史』(いずれもダイヤモンド社)、『世界を動かす「宗教」と「思想」が2時間でわかる』(青春出版社)など20冊以上。

 

中学校の公民が1冊でしっかりわかる本
シリーズ累計50万部!
『1冊でしっかりわかる』シリーズに公民が登場!

本書の7つの強み
その1 各項目に「ここが大切! 」を掲載
その2 「ひとことポイント! 」でニュースの見方が変わる!
その3 地味なイメージの公民がグンとおもしろくなる!
その4 教科書がベースだからテスト対策・受験対策にピッタリ!
その5 イラストや図版が多いから想像しやすい!
その6 用語集としても使える索引つき!
その7 各項目にふりかえり問題「コレだけはおさえておこう! 」を掲載!

 


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