『「3か月」の使い方で人生は変わる』Googleで学び、クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」

freee株式会社代表取締役社長・佐々木大輔さん著『「3か月」の使い方で人生は変わる』
クラウド会計ソフトfreeeなどで知られる、freee株式会社代表取締役社長・佐々木大輔さんの初の著書『「3か月」の使い方で人生は変わる』が、日本実業出版社より刊行されました。
世界的に見ても遅れている?日本人の「働き方と時間」への感覚
現在、政府主導で働き方改革が推進されており、企業や経営者、サラリーマンなど働く人々の間で「時間術」に注目が集まっています。
一般的には「仕事を効率化して処理するスピードを速め時間を捻出すること」が有効と思われがちですが、これに対し著者の佐々木大輔さんは、「効率化して生み出した時間で『非効率なこと』、人間にしかできない信頼関係構築や新規事業の検討などに時間や情熱を注ぐことこそが真の時間術のゴールであり、働き方改革や生産性の向上に繋がる」と本書で説いています。
前者は、「仕事は沢山やればやるほど成果に繋がる」という高度経済成長期の価値観がベースで、日本ではそれがまだスタンダードです。
しかし、佐々木さんが2008年からグーグルで働き始めて出会った世界のビジネスエリートたちは「沢山働けば成果が出るわけではない」と考え、「どうやってみんなで時間をうまく使ってビジネスを成長させるか」、つまりビジネスの生産性も「時間の使い方次第」という概念に世界はシフトしています。
これからのAI時代は、一見すると「非効率的なこと」、例えば人との信頼関係構築や人との交流によって感動するといったエモーショナルな体験はAIに代替できない人間が担う重要な領域とされ、その傾向はますます加速しています。
Googleでも実践!「3ヶ月1テーマ」の積み重ねで誰でもイノベーションを起こせる
「何かをつかめる、何かが変わる」そういう感触を得られるのが「3か月」という時間で、そこで「1つのテーマ」に取り組むことを繰り返すことで、誰でもイノベーションを起こせる可能性が開けると本書で佐々木さんは説いています。
「3か月1つのテーマ」の実践は、子供時代から始まり、グーグル勤務を経て起業し現在に至るまで佐々木さんの人生の至るところで転機を作り出し、「確実に変化を起こせる最小単位は3か月」という考えに至ったとのことです。
「効率化して生まれた時間を非効率なことに注ぐ」という時間感覚の変化、そして「3か月1つのテーマに取り組むことを積み重ねる」、それらは佐々木さんの人生にイノベーションをもたらし、それがfreeeの起業、そしてクラウド会計ソフトシェア日本一に至る成長と成果につながりました。
AIをはじめとしたITテクノロジーの進化、そして少子化を背景に、働き方のシフトチェンジを迫られる日本ですが、本書を読むことで、世界基準の新しい働き方・時間感覚を知り、自らイノベーションを起こせる人に変わるヒントを得ることができます。
「やりたいことがあるけれど、なかなか時間がない」そんな悩みを解放し、「本当にやりたいこと」を実現するためのノウハウが詰まった一冊です。
本書の目次
◆第1章 「3か月」で人生は変わる
「3か月」、1つのテーマに取り組む
成功体験は「3か月」でつくることができる
グーグルの「3か月サイクル」
「freee」の開発も3か月がポイントだった
◆第2章 3か月の「テーマ」を決める
ワクワクしないと続かない
「みんながやらないこと」をやってみる
「やりたい」と「できる」の重なりを見つける
やってみると、わかる
「unlearn」というグーグルの企業文化から学んだこと
それは「マジで価値ある」ことか?
イノベーションを起こすのは難しくない
「テーマ」は3か月ごとに変える
◆第3章 3か月の「ゴール」を決める
「理想ドリブン」で考える
目標は「自分がコントロールできること」
世の中に「インパクト」を与えられるか
世の中の「問題解決」につながるか
どんな条件より、人を動かすのは「ストーリー」
迷ったら、原点に立ち戻る
◆第4章 3か月の「時間泥棒」を見つける
意思決定の「型」をもつ
効率化できること、できないことを見極める
見栄を張らない、遠慮しない
その「時間の使い方」は、お互いのためになるか?
「わかりやすく書く」と、意思の疎通が早くなる
メールは「仕分け」が肝心
作業の「生産性」を意識する
ときに「見切り」をつける
◆第5章 3か月の「生産性」を高めるスケジューリング
プロジェクトは同時並行せず、一点集中
決めた計画には遅れない
無理なく続けられるペース配分にする
「やらないこと」を決める
「深い思考」をするための3時間
週2回「読書の時間」で深いインプット
「移動時間でやること」を決める
プランは「行動レベル」まで落とし込む
ツールは使い続けられるものに絞る
イレギュラーに振り回されない
スケジュールを「振り返る時間」も大事
◆第6章 成功は「アウトプット」しなければ始まらない
とにかくやってみる「アウトプット→思考」
まずは1周するまでやってみる
「わかりやすい成果」は何よりの武器になる
深く掘り下げる「ハックエブリシング」
「自然と気持ちが前を向く空間」をつくる
無自覚に犯しがちな「意味のない失敗」
「意味のある失敗」は大事な検証材料になる
佐々木大輔さん プロフィール

著者の佐々木大輔(ささき・だいすけ)さんは、1980年東京生まれ。一橋大学商学部卒業。freee(フリー) 創業者・代表取締役CEO。
大学在学中に派遣留学生として、ストックホルム経済大学(スウェーデン)に在籍。 また、インターンをしていたインターネットリサーチ会社のインタースコープ(現・株式会社マクロミル)では、データ集計システムやマーケティングリサーチ手法を開発。
卒業後は、株式会社博報堂でマーケティングプランナーとしてクライアントへのマーケティング戦略の立案に従事する。 その後、未公開株式投資ファーム・CLSAキャピタルパートナーズでの投資アナリストを経て、株式会社ALBERTの執行役員CFOに就任。
2008年に Google に参画。日本におけるマーケティング戦略立案、Google マップのパートナーシップ開発や、 日本およびアジア・パシフィック地域における中小企業向けのマーケティングの統括などを担当。中小企業セグメントにおけるアジアでのGoogleのビジネスおよび組織の拡大を推進した。
2012年7月、freee 株式会社を創業し、シェアNo.1クラウド会計ソフト「freee」等を提供している。 日経ビジネス 「2013年日本のイノベーター30人」「2014年日本の主役100人」、 Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング」BEST 10に2015年、2016年選出。
■freee 株式会社について
「スモールビジネスに携わるすべての人が創造的な活動にフォーカスできるよう」をミッションに掲げ、人工知能(AI)技術を使った最先端の機能開発や金融機関との連携により、バックオフィス業務効率化のソリューションを提供しています。
「3か月」の使い方で人生は変わる Googleで学び、シェア№1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」◎働き方改革、残業ゼロ、AI、効率化、生産性……
「時間の使い方」の巧拙によって圧倒的な個人差が生まれる時代に、必読の1冊
「やりたいことがあるけれど、なかなか時間がない」
「いつも、やらなければいけないことに追われている」
そんな悩みを抱えるすべての人へ贈る、新しい時間術
Googleでは、「3か月サイクル」と呼ばれる時間軸で、プロジェクトも人事異動も行われており、「3か月」は1つのことに集中でき、確実に変化を起こせる最少単位であるという。
著者はGoogleで働きながら、仕事前と仕事後の時間を使って、現在ではシェアNo1を誇るクラウド会計ソフトfreeeの開発に注力した。
その後、創業したfreee株式会社を100億円集めるまでの会社に成長させ、「日本のイノベーター100人」「日本の主役100人」「日本の起業家ランキングベスト10」に選出されるなど活躍している。
Googleでのアジア・パシフィック担当時代のプロジェクト成功、クラウド会計ソフト「freee」を生み出したのも、すべて「3か月」が大きなポイントだった。
働き方改革、残業ゼロ、AI、効率化、生産性……、「時間の使い方」の巧拙によって圧倒的な個人差が生まれる時代に、必読の1冊。
◎「本当にやりたいこと」実現できていますか?
「時間術」や「タイムマネジメント」は、効率化して生み出した時間を、創造的な仕事や人間関係の構築など「非効率なこと」に注ぐためにある、と著者はいう。
とりわけAI時代には、一見すると「非効率なこと」は人間が時間を注ぐ重要な領域になっていくとも。
そこで、本書では、目の前の「やらなければならない」ことに追われる毎日から抜け出して、3か月で「本当にやりたい(非効率な)こと」を実現するためのノウハウを紹介している。









