気になる本、おススメの本を紹介

B O O K P O O H

『赤字30億円からV字復活させた 逆転発想の人材・組織改革術』森下仁丹流「ミドル転職」の人材活用術!

森下仁丹株式会社代表取締役社長・駒村純一さん著『赤字30億円からV字復活させた 逆転発想の人材・組織改革術』

森下仁丹株式会社代表取締役社長・駒村純一さん著『赤字30億円からV字復活させた 逆転発想の人材・組織改革術』

森下仁丹株式会社代表取締役社長・駒村純一さんの著書『赤字30億円からV字復活させた 逆転発想の人材・組織改革術』が、扶桑社より刊行されました。

 

NHK『クローズアップ現代+』、テレビ東京『ガイアの夜明け』『カンブリア宮殿』などでも話題!

本書では、52歳で、大手商社から創業110年の老舗企業に転職し、赤字30億円の倒産危機からわずか3年で黒字回復させた剛腕社長が、[オッサン活用] [イノベーション] [意識変革] [組織改革] 術を語ります。

 
●食品で培った技術を産業・工業分野にアウトバウンドして売上が倍増!
●「オッサン」を募集した「第四新卒採用」に2,200人が殺到!
●忖度はせずに「小さな情報」でも社長に上げる!
●組織は「朝令暮改」でいい!
●選択と集中ではなく「線路は常に10 本走らせろ」!
●ビジネスチャンスは「夕刊紙」に転がっている!

 

「人生100年時代」「ミドル転職」の光明になる人材活用・組織改革術!

「人生100年時代」と言われ、中高年のミドル転職が注目を集める昨今。50代を中心とした経験者を「第四新卒」と名づけて大々的な採用広告を打ち、“オッサン”を採用して成功を収めているのが、老舗の医薬品・健康食品メーカーの森下仁丹です。

「第四新卒」とは、新卒(大学などを卒業したばかりの人)、第二新卒(新卒で企業に就職したものの、3年以内に退職した人)、第三新卒(大学院博士卒で未就労の人)に対し、社会人として長年経験を積んだ人材を指して名づけた、同社のオリジナル用語です。

このユニークな試みを行ったのが、著者である同社代表取締役社長・駒村純一さん。「どんなにイキのいい新卒を採用しても、指導役がいなければすぐに辞めてしまう。彼らの指導役に適しているのは、現場の最前線で働く30~40代ではなく、その上の50代だ」と、“オッサン”世代募集の理由を語ります。

実は、自身が三菱商事に30年間勤め、海外の事業投資先社長を務めたのち、52歳でさらなるチャレンジを求め森下仁丹に転職、「赤字30億円」という倒産危機からわずか3年でV字復活を成し遂げた「第四新卒の成功者」なのです。

著者は森下仁丹に執行役員として入社後、125年の歴史を持つ老舗企業でさまざまな現代的改革を断行しました。「仁丹」一本に頼るのをやめ、そこで培った技術を産業・工業分野に発展させる。同時に組織をフラット化、年功序列を廃したポストの入れ替え、集中と選択ではなく、逆に「線路は10本走らせる」……。

チャレンジ精神に満ちたベテランである「第四新卒」の募集は、その大胆な施策をスピーディーに実行するため必然であったと言います。

本書では、著者が自身の15年間にわたる企業改革を振り返りながら、人生100年時代に対応する、“オッサン”を活用した組織で勝つ方法について明かします。

 

本書の目次

第1章 老舗企業はどのように復活したか

第2章 会社に新風を吹き込んだ「第四新卒」

第3章 中高年が活躍できる組織が「勝てる組織」

第4章 森下仁丹の「線路10本思考」とは

第5章 常識にとらわれずに会社風土を変える秘訣

 

駒村純一さん プロフィール


著者の駒村純一(こまむら・じゅんいち)さんは、1950年(昭和25年)生まれ。森下仁丹株式会社代表取締役社長。

慶應義塾大学工学部応用化学科卒業後、三菱商事株式会社入社。化学品、ファイン・スペシャリティーケミカルを担当する。同社イタリア事業投資先社長を経て、2003年(平成15年)森下仁丹株式会社入社(執行役員)。2006年(平成18年)から現職。

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です