『愛の論理学』ベストセラー『理性の限界』シリーズの高橋昌一郎さんが7つの学問分野から”愛”にアプローチ!
『理性の限界』(講談社現代新書)などのベストセラーで知られる國學院大學教授・高橋昌一郎さんの著書『愛の論理学』(角川新書)が、KADOKAWAより刊行されました。
『理性の限界』シリーズの著者による7年がかりの新作は、バーのマスターや常連客たちの会話で構成する角川新書初の対話スタイル
身近で誰でも知っている概念――「愛」。しかし、実際にその意味を明らかにしようとすると、様々な学問分野からアプローチをしても難しいものです。
本書『愛の論理学』は、論理学・哲学を専門とする國學院大學教授・高橋昌一郎さんが7年の歳月をかけ、宗教学、文化人類学、芸術学、心理学、社会学、医学それぞれの分野から「愛」について迫った意欲作です。
角川新書初の試みとして、異色の対話スタイルを採用。とあるバーを舞台に、その店のマスター、新人アルバイト、大学名誉教授ら常連客の会話で構成されています。
本書の目次
第一夜 「隣人愛」と「遺伝子」〈宗教学的アプローチ〉
第二夜 「服従愛」と「名誉殺人」〈文化人類学アプローチ〉
第三夜 「動物愛」と「子猫殺し」〈芸術学的アプローチ〉
第四夜 「異性愛」と「化学物質」〈心理学的アプローチ〉
第五夜 「同性愛」と「同性婚」〈社会学的アプローチ〉
第六夜 「平等愛」と「新生児救命」〈医学的アプローチ〉
第七夜 「人類愛」と「宇宙」〈哲学的アプローチ〉
高橋昌一郎さん プロフィール
著書の高橋昌一郎(たかはし・しょういちろう)さんは、1959年大分県生まれ。國學院大學教授。専門は論理学・哲学。ウエスタンミシガン大学数学科および哲学科卒業後、ミシガン大学大学院哲学研究科修了。超自然現象や疑似科学を究明するJAPAN SKEPTICS副会長。
主要著書は『理性の限界』『知性の限界』『感性の限界』『ゲーデルの哲学』(以上、講談社現代新書)、『東大生の論理』(ちくま新書)、『小林秀雄の哲学』(朝日新書)、『哲学ディベート』(NHKブックス)、『ノイマン・ゲーデル・チューリング』(筑摩選書)、『科学哲学のすすめ』(丸善)など。