『愛することば あなたへ』瀬戸内寂聴さん「人はなぜこの世に生きているのでしょう。それは愛するためです」
瀬戸内寂聴さん著『愛することば あなたへ』が、光文社より刊行されました。
どこから読んでも勇気がわいてくる、瀬戸内寂聴さんの語録が刊行!
90歳代半ばを迎え、ますます意欲的に活動し、人々に愛され求められる存在であり続ける瀬戸内寂聴さん。
この本には、著者の著作・法話・対談等から、「男と女」「くるしみ」「しあわせ」「わかれ」「さびしさ」「いのり」という、「愛」にまつわる6つのテーマで厳選された珠玉の寂聴語録が収録されています。
先が見えにくく、ときに心折れる現代を日々生きる私たちですが、どのページから開いても、著者の、人としてのスケールの大きさ、心の温かさに包まれ、勇気が湧いてきます。気持ちがふっと楽になり、生きる勇気を与えてくれる一冊です。
瀬戸内寂聴さん プロフィール
瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)さんは、1922年、徳島県生まれ。1973年に平泉中尊寺で得度、法名寂聴となる。
1957年『女子大生・曲愛玲』で新潮同人誌賞、1961年『田村俊子』で田村俊子賞、1963年『夏の終わり』で女流文学賞、1992年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、1996年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、2011年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。1998年には『源氏物語』現代語訳を完訳。2006年、文化勲章受章。
近著は小説『いのち』(講談社)、エッセイ集『花のいのち』(講談社)など。