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『「うつ病」が僕のアイデンティティだった』ウクレレ奏者・山口岩男さんのうつ闘病記!抗うつ剤で本当に「うつ病」は治るのか?

『「うつ病」が僕のアイデンティティだった』ウクレレ奏者・山口岩男さんのうつ闘病記!抗うつ剤で本当に「うつ病」は治るのか?

『「うつ病」が僕のアイデンティティだった』ウクレレ奏者・山口岩男さんのうつ闘病記!抗うつ剤で本当に「うつ病」は治るのか?

山口岩男さん著『「うつ病」が僕のアイデンティティだった 薬物依存というドロ沼からの生還』が、ユサブルより発売中です。

本書は、日本の代表的ウクレレ奏者である山口岩男さんが、「うつ病」により向精神薬に依存し続けた12年間の体験を本にまとめたものです。35種類の精神薬服用経験を記した本書は抗うつ剤投与が当り前の現代精神医療に一石を投じる一冊です。

 

抗うつ剤で本当に「うつ病」は治るのか?

著者の山口岩男さんは、2001年に「パニック障害」と診断されたのをきっかけに、2013年までの12年間1日も欠かさず医師から処方された抗うつ剤、精神安定剤、睡眠薬を飲み続けました。

悪化し続ける「うつ症状」に処方薬を変え、服用経験のある精神薬は日本で認可されているほぼ全て35種類。それでも一向に症状は改善せず、悪化する一方でした。2度の離婚、自殺未遂、そして寝たきりになるに至り、薬の効果に疑問を持ちついに断薬を決意します。

うつ病を回復させる薬なのに薬が切れたときに感じる強烈な不安感、強力な「筋弛緩作用」により、よだれが垂れるなどありとあらゆる精神薬の副作用を経験した著者。その断薬経験は服用時の副作用にも増して壮絶だったそうです。これを専門用語で「離脱症状」といいますが、よく話に聞く覚せい剤の禁断症状のようだったと言います。

著者が服用した精神薬とその強烈な副作用経験、断薬時の覚せい剤の禁断症状にも似た「離脱作用」を克服した方法が描かれている本書は、心療内科に通って治療を受けているにも関わらず症状が改善しない「うつ病患者」の方々には参考になる内容となっています。

表題の「「うつ病」が僕のアイデンティティだった」は、「うつ病患者」であることにある意味「安心感」を覚えていた著者の一時期の心象風景を表したものです。

断薬に成功し、現在は見事に「うつ病」から回復して精力的に音楽活動をしている著者はこうも言っています。
「断薬を他者に無理強いするつもりはないし、これが真実だと叫ぶつもりもない。ただ僕はそうして抜け出すことができた、というだけである」。

 

山口岩男さん プロフィール

著者の山口岩男(やまぐち・いわお)さんは、1963年山形県生まれ。

1989年『開戦前夜』で日本コロムビアより、シンガーソングライターとしてメジャーデビュー。1997年頃より、ウクレレ奏者・ギタリストとして活躍。現在、日本を代表するウクレレ奏者である。
ギタリストとしては嵐、SMAP、森山直太朗、ケツメイシなどのコンサート・レコーディングに参加。

2001年頃より約12年間、精神薬依存とアルコール依存に苦しむ。断薬、断酒に成功した現在は、ライブ活動と同時に精神薬の怖さや食生活の重要性を伝える啓もう活動にも力を入れている。

★公式サイト:http://iwao-breeze.com

 

「うつ病」が僕のアイデンティティだった~薬物依存というドロ沼からの生還
僕は2001年から2013年までの12年間、精神安定剤、睡眠薬、抗うつ剤などの精神薬を服用していた。ただの1日も休まず、12年間である。
2001年、弟が突然死した事がきっかけとなり心身に変調をきたし、受診した心療内科で「うつ病」「パニック障害」と診断されて以来12年間で受診した医療機関は合計9軒。服用した精神薬は、実に30種類を超えた。
ありとあらゆる精神薬を体験した僕は、その「効能と副作用」を体全体で覚えている。そして、語れる自信がある。
2001年から2013年までの12年間、プロミュージシャンである僕は、緊張を紛らわすために常に精神安定剤を口に放り込みながらステージに立っていた。
(「序文」より)

テレビでのレギュラー講師も務め、日本を代表するウクレレ奏者・山口岩男。うつ病により12年間向精神薬を飲み続け、その間2度の離婚、精神病院への入院、寝たきり、自殺未遂まで起こした著者がどのようにうつ病を克服して立ち直ったのかを克明に描いたドキュメントです。
12年間に飲んだ向精神薬は35種類。日本で発売された精神薬のほとんどを経験した著者による副作用の描写は経験者にしか語れないリアルのものです。
通院歴が長くなれば長くなるほど処方される薬の量が増えていく。次第に悪化していく症状はうつ病が悪化しているのか増えていく薬のせいなのか?
精神薬の効果については様々な意見がありますが、本書は精神薬の断薬によりうつ病からの回復を果たした一つの記録です。「それを他者に無理強いはしないし、これこそ真実だと叫ぶつもりもない。ただ僕は薬をやめて抜け出すことができた、というだけである」(本文より)

「「本書は向精神薬に12年間依存し続けた男が自らを取り戻していく様を克明に描いた記録である」(Tokyo DD Clinic院長・内海聡医師)

 
■出版社からのコメント
12年間うつ病で苦しんでいる人が長期間の向精神薬依存を断ち切るのは非常に難しいことです。
現在、見事に立ち直り精力的に活動されている山口岩男氏の体験は現在うつ病で苦しむ人や向精神薬依存に陥っている人たちにぜひ読んでいただきたい内容です。
どのように断薬後の離脱症状を克服したのか方法についても触れられており、実践的にも役に立つ1冊です。

 


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