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『はじめての人にもわかる金融商品の解剖図鑑』“ボッタクリ”の金融商品に騙されない!手数料・税金を含めた損得を本音で解説

『はじめての人にもわかる金融商品の解剖図鑑』“ボッタクリ”の金融商品に騙されない!手数料・税金を含めた損得を本音で解説

『はじめての人にもわかる金融商品の解剖図鑑』“ボッタクリ”の金融商品に騙されない!手数料・税金を含めた損得を本音で解説

税理士・吉澤大さんの著書『はじめての人にもわかる金融商品の解剖図鑑』が、かんき出版より刊行されました。

 

人生100年時代を生き抜くお金をどうする?

十分な額の年金支給が不安視される中、人生100年時代を生き抜くた めのお金を用意するには、できるだけ現役として仕事を続ける上に、その現役のうちにより多くのお金を残しておくしかありません。
では、今よりお金を多く残すにはどうすれば良いのでしょうか?

そのためには今よりも、

・収入を増やす
・支出を減らす
・お金を運用する

という3つの方法しかありません。

では、収入を増やそう。しかし、収入を増やすと言っても、右肩上がりの経済成長が望めないなかでは容易なことではなく、特にビジネスパ ーソンにとってはその余地はさほど大きくはないでしょう。お金のダイエット、節約もとっくにやっている!という方も多いでしょう。となると、残るは投資です。

どんな世界的なファイナンスのプロでも、投資の成果である「リターン」は予測ができるものではありません。ファイナンスの世界では「過去のデータやトレンドから将来の価格は予測できない」という「ランダム・ウォーク理論」という考え方が主流です。

世に数多ある金融商品は、それぞれがメリットをアピールして私たちの気を引きますが、確実に値上がりする商品などありませんし、運用すれば必ず「手数料」などのコストがかかります。また、利益にはほぼ間違いなく「税金」が課せられます。
つまり、確実に儲かる「お宝商品」なんてものはないのです。

私たちにできることは、甘い言葉で私たちを誘惑するボッタクリ商品を見抜く一方で、運用コストが安い商品を探し、税金の安く済む運用方法を見つけること。
そうすれば、確実に儲かる「お宝商品」は無理でも、リスクを抑えながら将来的に儲かる確率が高い「有望な商品」を探し当てることができるでしょう。

本書は、自ら血を流した投資家で、かつ税理士でもある著者が、全くのポジショントークなしの本音ベースで、金融商品の真の姿を“解剖”します。

 

「仮想通貨」「NISA」など気になる項目だけ読める

本書では、インデックスファンドやREITなど広い意味での「投資信託」や上場株式や不動産など「個別投資」をひとつひとつ解剖。また、支出型の金融商品である「ローン」「保険」見直し策も深掘りします。

さらに、税理士である著者が、「資産運用に関する税制優遇措置」についても、詳しく解説していきます。

各商品の最初のページでは、

<巷でよく聞く売り文句>
<その商品を一般論で言うと>
<もう少し深堀してみると>

の3項目を箇条書きにまとめ、右ページではイラストや図解を用いて視覚的に理解できるようになっています。この冒頭の見開きだけでも概要を掴むことができるでしょう。

そして、次のページからの解説を読むことで、詳細を理解することができます。

「インデックスファンドとアクティブファンド」「上場株式」「仮想通貨」「NISA」「イデコ」「ふるさと納税」など、知りたい項目だけを読むということもできる構成です。

本書を読めばきっと、はじめての人でも手数料や税金面も含めて儲けとリスクがわかるようになり、「本当の損得」を見極められるようになるでしょう。

 

本書の目次

第1章 投資信託を解剖する
投資信託全体を解剖してみる
インデックスファンドとアクティブファンド
株式投資信託と公社債投資信託
ブル・ベアファンド
毎月分配型投資信託
ETF
REIT
ファンドラップ

第2章 個別投資を解剖する
個別投資全体を解剖してみる
上場株式
公社債
個人向け国債
EB債
外貨預金・外貨MMF・FX
先物取引・オプション取引
金関連投資
仕組み預金
賃貸用不動産(リスクとリターン)
賃貸用不動産(節税効果)
仮想通貨

第3章 ローンを解剖する
ローン全体を解剖してみる
民間住宅ローンとフラット35
繰り上げ返済
住宅ローン借り換え
リースとレンタルとローン

第4章 保険を解剖する
保険全体を解剖してみる
定期保険と終身保険と養老保険
医療保険とがん保険と就業不能保険
個人年金保険
逓減定期保険と収入保障保険
共済
払済と転換

第5章 得する金融商品の税制を解剖する
得する金融商品の税制の全体を解剖してみる
特定口座でも確定申告
上場株式等の譲渡損失の繰越控除
個人型確定拠出年金=イデコ(表バージョン)
個人型確定拠出年金=イデコ(裏バージョン)
NISAとジュニアNISA
つみたてNISA
小規模企業共済
住宅ローン控除
ふるさと納税
会社で資産運用

 

吉澤大さん プロフィール

著者の吉澤大(よしざわ・まさる)さんは、1967年生まれ。税理士。明治大学商学部卒業。國學院大學大学院経済学研究科博士前期課程修了。1994年、26歳で吉澤税務会計事務所を設立。

「個人と会社の資産の最大化」の支援をミッションとして、経営者や資産家に対して投資のアドバイスのほか、手許資金を増やす節税対策の立案や、効率的な資金調達の支援など、多様な分野で難問を解決する「社長のファイナンス用心棒」。

自らが、個人投資家としてこれまでに国内の株式、投資信託、不動産から海外のファンド、仮想通貨などに幅広く投資を行っており、その経験をもとに顧客の資産運用をサポート。また、経営者向けの節税保険のカラクリを知り尽くしているがゆえに、単に税負担を削減するだけではない全体最適を考慮した生命保険の見直しにも尽力している。

長年、事業資金の金融機関からの調達や経営者の節税を支援してきた知見を活かし、ビジネスパーソンに対しても、住宅ローンの繰り上げ返済、借り換えによる利息負担軽減や保険の見直し、資産運用に関する節税対策のアドバイスも行っている。

著書に、シリーズ27万部を突破した『図解 意外と分かっていない人のための会社のお金の常識41』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)のほか、『不動産の税金の基本を学ぶ』『ケチな社長はなぜお金を残せないのか?』 (かんき出版)など多数。

 

はじめての人にもわかる金融商品の解剖図鑑
「有望な金融商品」と「ボッタクリな金融商品」は切り分けられる!

本書は、自ら血を流した投資家で、かつ税理士でもある著者が、全くのポジショントークなしの本音ベースで、金融商品の真の姿を“解剖”します。

本書では、投資信託や上場株式などさまざまな「投資商品」を取り上げるほか、支出型の金融商品である「住宅ローンや生命保険」の見直し策も深掘りします。
さらに、税理士である著者が、「資産運用に関する税制優遇措置」についても、詳しく解説していきます。

 


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