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『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』 「望外」「僥倖」「忖度」をサラリと使いこなせますか!?

『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』 「望外」「僥倖」「忖度」をサラリと使いこなせますか!?

『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』 「望外」「僥倖」「忖度」をサラリと使いこなせますか!?

かんき出版は、吉田裕子さんの『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』を7月10日より発売します。

 

知性を感じさせる大人の語彙力が身につく

世間は、藤井聡太四段の話題でもちきり。将棋の実力もさることながら、「望外」「僥倖」などの語彙を使いこなす、中学生とは思えない言葉遣いにも注目が集まっています。

一方、社会人になっても「使っている言葉が幼い」「言葉の使い方を間違っている」「表現力が足りなくてうまく伝わらない」など、語彙力に関する悩みを抱えている人も少なくありません。

話し方一つで印象は変わるもの。いい大人なのに「マジで!?」「超かわいい!」なんて言葉ばかりを使っている人からは、残念ながら品性や知性を感じることはできません。

今さら誰も教えてくれない、そんな語彙知識を養ってくれるのが本書です。
ただ語彙を紹介するのではなく、「言葉の語源や由来」「ニュアンス」「例文」「どういった状況なら使えるか」「類似の表現とは何が違うか」などを噛みくだいて解説。意味の三択クイズで正解することをゴールにするのではなく、それらを適切な文脈で使いこなせるようになることを目的としています。

「へえ、この言葉の由来ってこうなんだ」と楽しく読んでいくうちに、日常のさりげない言葉に知性を感じさせるような、大人の語彙力が身につきます。

 

五段階評価をつけ、「使える表現」から順に配列

本書では「仕事がなめらかに進む挨拶の定番表現」「さりげなく人を立てる表現」「反省を真摯に訴える表現」「文書・メールでよく使われる表現」ほか、シーンごとに章立て。その中で、使いやすいか使いにくいか、その難易度に五段階評価をつけ、★の多い順=「使える順」に配列。日頃の会話に取り入れやすい語彙から少し堅い語彙へという流れで読めるので、自分のレベルやペースに合わせて覚えていくことができます。

右上には各章とも、実生活に降り入れやすい順に★をつけました。★5つは若手でも使いこなしたい言葉、★3~4つは30、40代の人に使いこなしてほしい言葉、★2つ以下は書面、スピーチなどのあらたまった場面に。ほかにも例文や類義語、対義語などの関連情報も掲載。

右上には各章とも、実生活に降り入れやすい順に★をつけました。★5つは若手でも使いこなしたい言葉、★3~4つは30、40代の人に使いこなしてほしい言葉、★2つ以下は書面、スピーチなどのあらたまった場面に。ほかにも例文や類義語、対義語などの関連情報も掲載。

 
さりげない上品な言葉遣いは、知性を醸し出すためだけでなく、相手に不快な思いをさせないための気遣いにもつながります。また、語彙力が豊かになることで、自分の気持ちを上手に表現できる楽しさを味わうことができるでしょう。

第7章には「大人なら知っておきたい表現」をまとめました。本来の意味から変化した言葉、目上の人には使えない言葉など、知っておきたい内容をギュッとつめこみました。

第7章には「大人なら知っておきたい表現」をまとめました。本来の意味から変化した言葉、目上の人には使えない言葉など、知っておきたい内容をギュッとつめこみました。

 

誰からも一目置かれる人の言葉遣いとは?

ちょっとした言い方で「おっ、ボキャブラリーが豊富な人だな」と思われる言葉を一部紹介します。本書で大人が使いこなしたい200の言葉を厳選し、実例つきで解説しています。

「つまらないものですが」   →心ばかりの品ですが
「お読みください」      →ご笑覧(しょうらん)ください
「あれこれ心配させてしまい」 →気を揉ませてしまい
「自分が参加するのは恐れ多い」→末席を汚しております
「自分の知識、見聞が少ない」 →寡聞(かぶん)にして

 

『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』 目次

 
第1章 仕事がなめらかに進む挨拶の定番表現
 おそれいります/心待ちにする/ひとかたならぬ/心ばかりの/肝煎り……etc

第2章 さりげなく人を立てる表現
 あやかる/板につく/心づくし/珠玉/お株を奪う/慧眼……etc

第3章 反省を真摯に伝える表現
 面目ない/申し開きのできない/気を揉ませる/忸怩たる思い……etc

第4章 文書・メールでよく使われる表現
 ご自愛ください/万障お繰り合わせのうえ/笑覧//腐心/寛恕……etc

第5章 伝統をふまえた日本ならではの表現
 土壇場/しのぎを削る/正念場/二の句が継げない/糊口をしのぐ……etc

第6章 言いにくいことを穏やかに伝える表現
 あいにく/手前味噌/おこがましい/老婆心/お戯れ/膠着状態……etc

第7章 大人なら知っておきたい表現
 本来の意味から変化した言葉:こだわる/破天荒/潮時/確信犯……etc
 目上の人には使えない言葉:上手/そつがない/お見それしました……etc
 間違われやすい言葉:敷居が高い/世間ずれ/役不足/奥さん……etc
 ビジネスシーンで見聞きするカタカナ用語:ニッチ/サマリー/マイルストーン…etc
 あらたまった場で使われるかたい表現:忖度/不退転/顛末/多寡/誤謬……etc

 

吉田裕子さん プロフィール

著者の吉田裕子(よしだ・ゆうこ)さんは、国語講師。三重県出身。公立高校から、塾や予備校を利用せずに東京大学文科Ⅲ類に現役合格。教養学部超域文化科学科を首席で卒業後、学習塾や私立高校などで講師の経験を積み、現在は大学受験塾の教壇に立っています。

また、カルチャースクールや公民館で古典入門、文章の書き方講座などを担当し、6歳から90歳まで幅広い世代から支持されています。たとえ話や笑いを交えた、わかりやすく納得できる教え方が好評で、栄光ゼミナールの授業コンテストで全国優勝した経験を持っています。

『源氏物語』『百人一首』をはじめ、古典・近代文学・歌舞伎などの教養に裏打ちされた日本語の見識を活かして、社会人女性向けの敬語講座、書籍の執筆にも取り組んでいます。NHKEテレ「Rの法則」に敬語講師として出演するなど、テレビや雑誌でも幅広く活躍中。

著書(監修を含む)に『美しい女性をつくる 言葉のお作法』(かんき出版)や、『正しい日本語の使い方』(枻出版社)『品よく美しく伝わる「大和言葉」たしなみ帖』(永岡書店)『語彙力強化ドリル300』(宝島社)など多数。

 

大人の語彙力が使える順できちんと身につく本
「今日は私におごらせてください」「お見それしました」
→目上の人に使うと失礼なのはなぜ?
「すみません」「申し開きもできません」
→反省の気持ちがより伝わるのは?
「私淑する」「薫陶を受ける」
→直接指導を受けた相手を言うのは?

大人として身につけておきたい教養のひとつ、「語彙力」。
“語彙力のある人”や、“話していて知性を感じる人”は、適切な文脈で豊富な言葉を使いこなします。
語源やニュアンスといった言葉の背景を理解したうえで、年齢や立場にあわせて、言葉を磨いているのです。

そこで本書では、言葉の意味だけでなく、「使用シーン」「成り立ち」「強さ、重み」
「ニュアンス」といった基本知識に加え、知性あふれる言葉を日常で使いこなすための解説をつけました。
言葉の引き出しが少なくて、思っていることが伝わらない…
幼い言葉を使っているせいで、バカっぽく見られている?

そんな思いが少しでもよぎったら、是非、本書を読んでみてください。
普段の会話はもちろん、仕事でのやりとり、メールや手紙、お詫びするときなど、あらゆる場面で使える厳選200語が身につきます。

 


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