『オドロキのブランドづくり』宣伝費ほぼゼロで洋菓子業界に革命を起こしたPABLOの驚きの経営戦略に迫る!
「焼きたてチーズタルト専門店PABLO」を経営する嵜本将光さんの著書『オドロキのブランドづくり』が、幻冬舎メディアコンサルティングより刊行されました。
立ち上げからたった6年で国内44店舗、海外13店舗、売上50億円に拡大!
誰もが一度は憧れる、華やかで甘いスイーツの世界――
しかしスイーツブランドの経営は決して甘くありません。設備投資が高額で、効率的な生産が難しく、在庫が日持ちしないにも拘わらず、業界内の競争や流行り廃りが激しい世界…。成功には三重苦どころか四重、五重の苦難が伴うのがスイーツビジネスなのです。
そんな中、立ち上げからたった6年で国内44店舗、海外13店舗(2018年2月末時点)まで急速に拡大した奇跡のブランドがチーズタルト専門店『PABLO』。
洋菓子業界では異例の51億円もの売上を達成した秘密は「まだ世にないものをつくる」という信念と、「オドロキのブランドづくり」にありました。
本書では『PABLO』成功までの軌跡と、今まで秘められていたブランドづくりの哲学、また宣伝費ほぼゼロのブランド戦略について創業者が自ら明かします。
本書の目次
第1章 ”成功”という”失敗”~はじめてのブランドの撤退から再起を誓う
第2章 ブランドのデビュー~最初の一店舗目から「行列のできる店」を戦略的につくる
第3章 ブランドの育成~商品企画、新規出店……あらゆる戦略で「オドロキ」を仕掛ける
第4章 インナーブランディングの強化~仲間を巻き込んで熱くさせる
第5章 創業者の個人ブランディング~「イケメン洋菓子店店主の商品」というキャッチをつくる
第6章 ブランド力を生かした業容拡大~「PABLO」の次を切り開く
嵜本将光さん プロフィール
著者の嵜本将光(さきもと・まさみつ)さんは、大阪府堺市生まれ。「焼きたてチーズタルト専門店PABLO」を運営する株式会社ドロキア・オラシイタおよび、ホールディングスである株式会社ニュースタンダードグローバルオフィスの代表取締役社長を務める。
「おどろ菓子で世の中を幸せに」をコンセプトに、2012年3月の会社設立後たちまち「PABLO」ブランドを世界中に認知させ、売上は2017年5月期実績で51億円まで拡大した。店舗数は2018年2月末時点で国内44店舗、海外13店舗の合計57店舗。洋菓子業界の風雲児および、ブランド構築の若き天才と評される。
とにかく儲からない洋菓子業界
奇跡のブランド『PABLO』はなぜ成功したのか?
スイーツは甘くない。いや、これはシャレでなく本当の話だ。
ただし、ここで言っているのは食べるほうではなくて経営するほう。
スイーツブランドは華やかに見えるかもしれないけど、事業としてやっていくのはむちゃくちゃ大変なのだ。(「はじめに」より)