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『心を折る上司』管理するだけの上司よ、サヨウナラ!「結果がすべて」は責任放棄です

『心を折る上司』管理するだけの上司よ、サヨウナラ!「結果がすべて」は責任放棄です

『心を折る上司』管理するだけの上司よ、サヨウナラ!「結果がすべて」は責任放棄です

KADOKAWAより、見波利幸さん著『心を折る上司』(角川新書)が刊行されました。

 

管理職の仕事は管理ではない!  多くの現場を見てきた著者による実践論

管理するのが上司の仕事――その固定観念が部下のやる気をそいでいます。

上司に求められているのはむしろ「育成」。部下一人一人の将来像を共有しながら、育てていくこと。
本書で著者は、本物のマネージャーになる方法を伝えます。

 

本書の構成

はじめに 仕事のパラダイムシフトを

第1章 管理職の仕事は「管理」ではない
管理するという考え方から離れよう
数値管理の限界
一律の対応はマネジメントではない
部下とともに育つ

第2章 こんな上司が危ない
「優先順位を考えろ」が口ぐせ
「ホウレンソウ」を求める
「何度言ってもわからない」とグチる
アウトプットに文句をつける
作業が遅いととがめる
「俺のほうがすごかった」と自慢するイタイ上司
成果に現れる働きしか見ない
部下の成功を喜べない
「いわれたことしかしない」と嘆く
叱責する上司、褒めるだけの上司
正論を振りかざす困った上司

第3章 部下が何に幸せを感じるか知っていますか
まずは部下の「欲求段階」を知ろう
細かく指導したら部下は育たない?
部下のモチベーションの源泉を知ろう
上司自身のモチベーションを問う
面談ではビジョンを語り、業績は最後の5分
上司自身の20年後の姿

第4章 部下を育成するための技術
サポートを察知するアンテナを鍛える
部下は何にストレスを感じている?
感情の大切さを理解する
ワークエンゲージメントとは
仕事の価値を創造し、部下にプレゼンしよう
キャリアアンカーを見極める
内発的動機付けを理解する

第5章 「怒り」との向き合い方
叱責は最後の手段
パワハラ上司の未来
理不尽に怒ったときは誠実な謝罪を
怒りを鎮め、ストレスをためないために
ケーススタディ M氏の場合

第6章 これからの時代の上司になるために
自分のマネジメントを疑え
時代に合わせた発想の転換を
職場の雰囲気は上司次第
自律神経の大切さを理解する
ストレスコーピングを理解して接する
部下に恵まれていますか?

おわりに 管理から育成への転換はチャンス

 

見波利幸さん プロフィール

著者の見波利幸(みなみ・としゆき)さんは、1961年、東京都生まれ。メンタルヘルス主席研究員、シニア産業カウンセラー。

外資系コンピュータメーカーなどを経て、1998年に野村総合研究所に入社。現在キヤノングループのエディフィストラーニングで、コンサルティングや研修、およびカウンセリングを行っている。

メンタルヘルスの黎明期より、1日研修を実施するなど、日本のメンタルヘルス研修の草分け的な存在。2015年、一般社団法人 日本メンタルヘルス講師認定協会代表理事に就任。

主な著書に『心が折れる職場』『上司が壊す職場』(ともに日経プレミアシリーズ)、『やめる勇気』(朝日新聞出版)などがある。

 

 


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