『痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト』筋肉をねじってパッと放すだけで歪みを矯正するセルフ法を紹介!
鍼灸マッサージ師・柔道整復師の福冨章さんが、著書『痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト』を秀和システムより刊行しました。
「筋ツイスト」とは
「筋ツイスト」は、人それぞれの筋肉の流れ方向、つまり、筋肉がねじれている方向にねじるだけ。その瞬間に、筋肉が緩むとともに血液やリンパの流れが良くなり、自律神経が整います。さらに、そこでパッと手を放すと、筋肉が無意識に流れの逆方向に戻る反動により、整体を受けたような効果が得られます。
本書では、体の歪みは重心の偏りによっておこると提唱し、筋ツイストによるねじれが戻る反動で、重心を真ん中に近づける方法を紹介しています。
「筋ツイスト」
本書では、筋肉をキューッとねじって、パッと放すだけの新しいセルフ整体法「筋ツイスト」を紹介しています。
長時間のデスクワークや自動車の運転、立ち仕事、中腰など同じ体勢をとる傾向にある方や、痛みやコリ、むくみ、冷えが気になる方に特におすすめです。
自宅はもちろん、オフィスや出先でも実践できる、筋肉をほぐし、血液・リンパを流す手軽な方法です。
きっかけは「悪いといわれる姿勢は筋肉の流れに沿った姿勢」という気付き
著者が「筋ツイスト」を考え出すきっかけとなったのは、これまで体を歪ませる原因とされていた横座りや頬杖、足を組むといった癖が、実は筋肉の流れに沿って行っており、リラックスモードの姿勢であることに気づいたことです。
これらの姿勢を無意識に取ることで、体をメンテナンスにしているということを確信したことにあります。
横座りや頬杖、足を組むといった癖は体をリラックスさせる姿勢ではありますが、ねじれをリセットしないまま偏って重心を使う生活していると、ねじれは許容範囲を越えてしまいます。
そうなると、いつもと逆の体勢を取らざるを得ない時などに、体を痛めるリスクが大きくなります。
その解消法を模索するうちに、ねじられた筋肉が元に戻ろうとする反動で、ねじれが矯正され、重心が整う「筋ツイスト」という方法にたどり着いたそうです。
まず、横座りでどちらに崩しやすいか、椅子に座ってどちらの足を上に組むか、どちら側にカバンを掛けやすいかで、あなたの重心を判定します。
そして、右重心か左重心かのタイプ(筋肉の流れる方向が違う)によって筋肉をねじる方向を変えるのが今までの健康法と違う点です。
福冨章さん プロフィール
著者の福冨章(ふくとみ・あきら)さんは、1961年、岐阜県岐阜市生まれ。1984年、龍谷大学文学部卒業。1987年に関西医療学園で鍼灸師・あん摩マッサージ・指圧師免許を取得。1989年に柔道整復師免許を取得して、1990年に岐阜市にマサゴ鍼灸整復院(現・マサゴ整骨院)を開院する。
2015年12月、自由国民社より『指ではじくだけで肩の痛みが治る!江戸の秘術から生まれた凄ワザ』を出版。2016年から大阪鍼灸マッサージ協同組合主催の講習会の講師を務めつつ研究を続けて「筋ツイスト」を創案する。2017年、鍼灸マッサージ師等国民年金基金 代議員理事に任命される。
筋肉を、流れに沿ってねじってパッと放す。たったそれだけ。
ねじった刺激で血行やリンパの流れがよくなり、ねじれが戻る反動で、体のゆがみが矯正されます!
ご存じですか?
同じ筋肉でも、左右では筋の長さや緊張は逆になります。
同じように筋肉が硬くなっていても、筋肉が伸ばされて硬くなっている場合と、短縮して硬くなっている場合では、筋肉の状態も対処すべき方法も違います。
そのため、ストレッチをするにしても、ストレッチしてよい側と、伸ばしてゆるめてはいけない側があるのです。
マッサージにおいても、もみ返しと言われる症状は、筋肉の流れに逆らってもんだために起こることが多いのです。
「筋ツイスト」は、人が何気なくとる姿勢や動かし方の癖から、その人の筋肉のねじれ方(流れ)を読み取り、その人の筋肉の流れに合ったねじり方を提案します。
そのため、「私には合わない」「行うとかえって痛くなる」というリスクはありません。
筋ツイストは動かしやすい側、楽な側に動かすことで、痛みやコリをとり、体のゆがみを矯正する画期的な方法です。
本書のとおりに行っていただければ、セルフでもプロの施術に近い効果が得られます。
<筋ツイストの効果>
1筋膜のねじれを解いてコリや痛みを楽にする
2血液・リンパの流れがよくなり、むくみがとれる
3自律神経が整ってリラックスモードになる
4内臓の働きがよくなる
5左右の重心が整う