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『聞きたいことを聞き出す技術』「たてまえ」の政治家からも「本音」を引き出す極意!「プライムニュース」の看板キャスターが明かす究極の話術

『聞きたいことを聞き出す技術』「たてまえ」の政治家からも「本音」を引き出す極意!「プライムニュース」の看板キャスターが明かす究極の話術

『聞きたいことを聞き出す技術』「たてまえ」の政治家からも「本音」を引き出す極意!「プライムニュース」の看板キャスターが明かす究極の話術

扶桑社より、反町理さん著『聞きたいことを聞き出す技術』が発売中です。

 

2000回超えの放送&のべ6800人超えのゲスト…正統派報道番組『プライムニュース』の看板キャスターによる究極の話術40

2009年4月1日より始まったBSフジの『プライムニュース』。約2時間生放送される、報道・討論番組で、開始当初よりメインキャスターを務めるのは反町理さん。

それまでフジテレビ報道局の記者として、ワシントン支局特派員や官邸キャップなどを歴任してきた著者が、いかにして政治家や各界で活躍するのべ6800人を越える人々の話を聞き出すことができたのか。そのノウハウをはじめて明かした話題の書が本書です。

BSフジの人気報道番組はどうやって生まれるのか、楽屋話も満載です。

 

本書の内容より

・交渉には、まず事前に相手の要望や警戒をとらえる
・言いたいことを言ってもらって納得感を持ってもらう
・本音を引き出すためには「ずれたたとえ話」も有効
・質問は「前後」「上下」「左右」に振る
・時には「壁パス」を活用する
・「なるほど」のリズムで話を引きずり出す
・ずれた「たとえ話」で発言を修正してもらう
・分からない言葉は必ず聞く
・三回聞いても話してくれないときは話題を変える
・求める答えが返ってこなかったら「自分から謝る」
・自分の「筋書き」を持って入れば臨機応変に対応できる
・情報は自分から提供する
・一番聞きたいことは政治家としての「矜持」……etc.

 

本書の目次

第1章 相手の「本音」を引き出す

第2章 「また話したい」と思ってもらえるか

第3章 質問の極意

第4章 相手に「敬意」を伝える

第5章 自分のやり方で「心を掴む」

 

反町 理さん プロフィール

著者の反町理(そりまち・おさむ)さんは、1964年4月26日神奈川県生まれ。フジテレビ解説委員長。

早稲田大学政経学部政治学科卒。青山学院大学大学院国際政治学修士課程修了。フジテレビ報道局で、カメラマンやワシントン特派員として取材に当たる。
政治部で、首相官邸担当キャップ、デスク、政治部長を務める。2017年7月1日から報道局解説委員長。

血液型:B型/趣味:草野球、下手なゴルフ、もっと下手なテニス、寝てしまう映画鑑賞。

2018年4月から新番組『プライムニュース』(フジテレビ)のキャスターを務める。

 

聞きたいことを聞き出す技術

2000回超えの放送&のべ6800人超えのゲスト…
正統派報道番組「プライムニュース」の看板キャスターによる、究極の話術40!

≪「たてまえ」の政治家からも「本音」を引き出す極意! ≫

はじめまして。「プライムニュース」のキャスターを務める反町です。
自分で言うのも何ですが、僕はがさつです。
ビジュアル系でないうえに、上着の下はいつも半袖だし、カメラ目線にはならないし、大声で笑うし、視聴者へのサービス精神にも欠けています。
「だから何だ、これが僕なんだ」と開き直っているわけではありません。
自分なりにこの番組にとって必要なことは何なのかを考え、それはまず、ゲストの発言を本音に近づけることだという結論に達しました。
そのために前取材をして、相手の本音をある程度押さえて番組に臨みます。番組中はゲストと向き合って、相手の目を見て話します。こちらが相手に対して興味を示せば、相手もそれなりの答えを返してくれることがわかりました。
その真剣な向き合いを、電波を通じて視聴者に見てもらい、感じ取ってもらう。
僕のがさつさは充分視聴者に伝わっていることでしょう。その分、少しは真剣さも伝わっているのではないかと思います。
もしも茶番に見えたり中身が薄かったりしたら、視聴者は離れていったでしょうし、ゲストも出演してくれなかったのではないでしょうか。
人にはできることとできないことがあります。とにかく僕は原稿を上手に読むことはできないし、見た目もどうしようもありません。しかしながら組織人として、命じられた役割は果たそうと思いますし、やる以上は納得いくよう、楽しくやれるよう、ベストを尽くすだけです。それが僕の仕事の基本でもあります。(中略)
これまで僕は千人を超える政治家の人たちの話を聞き、平成二十一年から九年間は「プライムニュース」のキャスターとして、政治家に限らず、各界で活躍する多くの方々の話を聞いてきました。
番組は平成三十年で十年目に入ります。よく続いていると思います。
この九年間、月曜日から金曜日まで毎日二時間、ゲストの話を聞きながら自分なりに培ってきた仕事のノウハウがあります。
なかでも本書は、「聞きたいことを聞き出す技術」についてまとめました。そのうちいくつかでも、読者の皆さんのお役に立てば幸いです」
――本書「はじめに」より

 


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