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『美文字はあきらめなさい』 字がうまく見えるコツ“文字っく”を10パターン紹介!

『美文字はあきらめなさい』 字がうまく見えるコツ“文字っく”を10パターン紹介!

『美文字はあきらめなさい』 字がうまく見えるコツ“文字っく”を10パターン紹介!

白夜書房より、清水恵さんの『美文字はあきらめなさい ~ 自分らしく上達する10のコツ ~』が発売されました。

 

美文字を目指すには、時間がかかりすぎます

ペン字の通信講座や美文字練習帳を使って「美文字」になろうとした人の中には、どうもうまくならないとあきらめてしまった人、時間がなくて練習できなかった人など、中途半端で終わってしまった人が少なくありません。

本物の達筆になるにはかなりの鍛錬と時間を要します。それはそれですばらしいことですが、日常においてそこまでの必要はないと著者は考えます。

 

どうして字がヘタなのか?

字はある一定の年齢から、最初は両親など身近な人から手ほどきを受けます。つまり、手ほどく人の良しあしが大きく影響し、最初に目にするモノの印象やイメージは一生ついて回るのです。何事も初めが肝心。いったんついた書きグセはなかなか抜けません。

本書では、同一人物による小学生時代と成人後の字も比較。書きグセが抜けていないことにきっと驚かくはずです。

 

いろいろな人が手書きに挑戦!

「書は人なり」といわれるように、手書き文字には書き手の人柄が現れます。書きグセが書き手の気質を物語るのです。本書では、著者による手書き文字だけでなく、達筆と評判の懸賞達人(ハガキを書いて賞品を当てることが得意な人)から一般の方まで、いろいろな手書き文字を掲載。個性あふれる手書き文字を楽しめます。

 

自分の字が「うまく見えれば」上々で幸せ

本書では、自分の字がうまく見えるコツを「文字っく」と称し、10パターンの実践で説明しています。「文字っく」なら、あなたの字クセや個性をそのまま生かして上達が望めます。それが本来の美しさ、美文字なのです。美人もいろいろなのだから、美文字も個性豊かにいろいろな美しさがあっていいのです。

字がうまく書ければ、自分に自信が持てます。ここが本書のいちばんいいところかもしれません。

1.文字の中心を意識する
2.ヨコ画は右上がり10度ぐらいが心地いい
3.斜めの画は45度を厳守する
4.間隔の等しさが文字姿を美しくする
5.懐を広く構えよ
6.トメない、ハネない、ハラワない
7.基本はトン、スーの2拍子リズムでゆっくりと
8.タスキとニョウの足は3拍子変速でさらにゆっくりと
9.漢字と仮名の大きさを変える
10.大きく書くひらがな小さく書くひらがな

 

清水恵さん プロフィール

■著者の清水恵さんは、東京書道会、毎日書道会の審査会員、会員を経て、文字の幅広い可能性を追究しようと、書壇を離れて南青山・キャレモジに所属。インテリア書、筆文字ロゴも数多く手がけています。JTたばこ「富士」、小学館・高級雑誌『駱駝』等の作者。

著書に『インテリアにしたくなる「書」』『飾りたくなる「書」キャレモジ―Carr´e MOJI concept book』(ともにハースト婦人画報社・刊)があります。文科省硬筆検定1級所持。手書き文化振興会主宰。

 

美文字はあきらめなさい~自分らしく上達する10のコツ~
■“美文字”ではなく、あなたの個性・クセを伸ばして生かす!

数多くある美文字練習帳やペン字の通信講座、どれだけの人が上達できたでしょうか?
せっかく練習帳を買ったり、講座に申し込んだものの、どうもうまくならないとあきらめてしまったり、時間がなくて練習できなかったり。中途半端で終わってしまった人が多いのではないでしょうか。

「字が上手だねえ」

誰しもそう言われたいのが人情です。IT全盛の現代であってもそのはずです。手書きで字を書くこともないからこそ、そう言われればうれしいものです。

今や美文字という言葉は日常語になってしまいましたが、この美文字という言葉がブームになって、意外にも文字の上手さのハードルが上がってしまったように思えてなりません。
本物の達筆になるにはかなりの鍛錬と時間を要します。
それはそれですばらしいことですが、日常においてそこまでの必要もありません。

うまく“見えれば”上々で幸せです。

本書ではそのうまく見えるコツをマジックならぬ“文字っく”と称し、10パターンの実践で解き明かします。
ペン字の難しさを説明したり、コツの実践、さらに書く習慣の身につけ方もお話ししていきます。

「そんな簡単なコツなんてあるの?」と疑問に思われるかもしれませんが、コツの実践でその効果を実感していただけるはずです。
あなたの字クセや個性をそのまま生かして上達すること。それが本来の美しさ、美文字のはずです。
世の中、美人もいろいろですから。美文字も個性豊かにいろいろな美しさがあっていいのです。

きっと、あなたの手書きコンプレックスも解消され、人生が変わりますよ。

■これが“文字っく”10のコツ
1.文字の中心を意識する
2.ヨコ画は右上がり10度ぐらいが心地いい
3.ナナメの画は45度を厳守
4.間隔の等しさが文字姿を美しくする
5.懐を広く構えよ
6.トメない、ハネない、ハラワない
7.基本はトン、スーの2拍子リズムでゆっくりと
8.タスキとニョウの足は3拍子変速でさらにゆっくりと
9.漢字と仮名の大きさを変える
10.大きく書くひらがなと小さく書くひらがな

 
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