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『Pen』3月1日号 60年の生涯に15万枚も描いた「マンガの神様」手塚治虫さんの不滅の功績に新たな光を当てる

『Pen』3月1日号 60年の生涯に15万枚も描いた「マンガの神様」手塚治虫さんの不滅の功績に新たな光を当てる

『Pen』3月1日号 60年の生涯に15万枚も描いた「マンガの神様」手塚治虫さんの不滅の功績に新たな光を当てる

CCCメディアハウスより、『Pen』3月1日号が2月15日に発売されました。

 

特集は「手塚治虫の仕事(クリエイション)。」

マンガやアニメにとどまらず、現代カルチャーの多くに今なお影響を与えている、「マンガの神様」手塚治虫さんがこの世を去ってもうすぐ30年。

今回Penは、改めて手塚さんの仕事(クリエイション)のすごさがどこにあるのか、さまざまな角度から光を当てています。

創作に影響を与えた戦争体験や宝塚、名作・秀作の数々、さらに平和と人間を愛した手塚さんが作品に込めた先見的なテーマを大研究。

特別付録は、自伝的マンガの名作『がちゃぼい一代記』。発見と感動が押し寄せる、生誕90周年を記念した総力特集です。

 

特集の見どころをピックアップ!

 
【マンガのプロが「神ワザ」を語る。】

寺沢武一さん、萩尾望都さん、くらもちふさこさんなど現役の漫画家や編集者が、プロの視点から不朽の名作を分析します。構成力、主題設定、言葉少なに表現された複雑な心理など、プロならではの目線で作品を解説します。

 
【あの傑作の真のテーマを、ずばり解説。】

『ファウスト』『リボンの騎士(なかよし版)』『どろろ』『ブッダ』など、傑作が続々登場。個々のキャラクターを通じて手塚さんが表現した生命観や人間の葛藤、平和への愛などを改めて解き明かします。
豊かな表情の描写と、深いテーマに唸らされます。

 
【そのクリエイションに直に触れた、3人の証言。】

生前の手塚さんと交流があった3人の表現者、美術家の横尾忠則さん、作曲家・編曲家の難波弘之さん、そして手塚さんのマネジャーを16年務め、現在は手塚プロダクションを率いる松谷孝征さん。彼らが手塚さんの人柄や思想、途方もない創作欲を語ります。

 
【巨星の最後の仕事場を、篠山紀信が撮る。】

最後の仕事場である新座のスタジオを、篠山紀信さんが撮り下ろしました。膨大な名作が生まれた机や、しばしの休憩のためのソファなど、在りし日の手塚が偲ばれます。

 
ほかにも、辣腕マンガ編集者の佐渡島庸平さんが新人マンガ家に必ず読ませるという手塚さんの名著『マンガの描き方』の意義を語り、手塚さんの3人の子どもたちが父の実像を振り返るなど、盛りだくさんの一冊です。

 

Pen(ペン) 2018年 3/1 号[生誕90周年 マンガの神様 手塚治虫の仕事。]
【特集】生誕90周年 マンガの神様
手塚治虫の仕事。

60年の生涯に15万枚以上を描き、「マンガの神様」と呼ばれる手塚治虫。彼が逝去して30年の月日が流れた。
だが現在も第一線で活躍するマンガ家の多くがいまだにオマージュを捧げ、編集者は手塚の著書を教科書がわりにして新人を育てている。
マンガやアニメにとどまらず、現代カルチャーの多くは、なんらかの影響を受けていると言っても過言ではないだろう。
では改めて、手塚の仕クリエイション事のすごさとは、どこにあるのか。
本特集ではこの点に、さまざまな角度から光を当てる。
付録のマンガ『がちゃぼい一代記』は、手塚の半生が詰め込まれた作品。
また、手塚の温もりが残る仕事場は、自身もマンガ少年だった篠山紀信さんに撮影をお願いした。
手塚治虫の新作を読むことはもう叶わない。
だが、表情豊かなキャラクター、息をのむような物語は、我々の心の中で不死鳥のように生き続ける。

 


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