気になる本、おススメの本を紹介

B O O K P O O H

『透明カメレオン』”声だけ素敵な”ラジオパーソナリティが、世界を変える――。道尾秀介さん作家生活10周年記念作品を文庫化

道尾秀介さん著『透明カメレオン』カバー(イラスト:丹地陽子さん)

道尾秀介さん著『透明カメレオン』カバー(イラスト:丹地陽子さん)

KADOKAWAは、道尾秀介さんの作家生活10周年記念作品『透明カメレオン』の角川文庫版を刊行しました。

 

松坂桃李さんら著名人からも絶賛の声続々!

文庫化に際し、本作の主人公と同じくラジオパーソナリティとして活躍する鈴木おさむさんが解説を、人気イラストレーターの丹地陽子さんがカバーと本文中のイラストを描き下ろしています。

直木賞作家が技術と情熱のすべてを注ぎ込んだ極上のエンタメ小説には、各界の著名人から絶賛の声が寄せられています。

 
序盤の穏やかな展開に浸っていると、気づいた時にはもう遅い。
後半に向かうにつれ、自分のページをめくる手のスピードを止められないほど物語にのめり込んでしまい、ゾクッとしました。
是非、この本をきっかけに道尾さんの世界へ足を踏み入れてみて下さい。
――松坂桃李さん(俳優)

今さら僕が面白さを保証する必要もないだろう。なぜなら、書いたのが道尾秀介だから。
なので、ここでは一読者として、偽りなき想いをひと言だけ――。
素晴らしい〈嘘(エンターテインメント)〉をありがとう、道尾くん。
――綾辻行人さん(作家)

見えないカメレオンに出逢えた時の感動ったら、凄まじいものです。ぜひ!
――河瀬直美さん(映画監督)

 

『透明カメレオン』について

“声だけ素敵な”ラジオパーソナリティが、世界を変える。
ラジオパーソナリティの恭太郎は、素敵な声と冴えない容姿の持ち主。バー「if」に集まる仲間たちの話を面白おかしくつくり変え、リスナーに届けていた。

大雨の夜、びしょ濡れの美女がバーに迷い込み、彼らは「ある殺害計画」を手伝わされることに。意図不明の指示に振り回され、一緒の時間を過ごすうち、恭太郎は彼女に心惹かれていく。「僕はこの人が大好きなのだ」。秘められた想いが胸を打つ、感涙必至のエンタメ小説。

★単行本『透明カメレオン』特設サイト:https://www.kadokawa.co.jp/sp/toumeichameleon/
★Twitterアカウント:@toumeikamereon:https://twitter.com/toumeikamereon

 

道尾秀介さん プロフィール

道尾秀介さん(撮影:ホンゴユウジさん)

道尾秀介さん(撮影:ホンゴユウジさん)

著者の道尾秀介(みちお・しゅうすけ)さんは、1975年生まれ。

2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビュー。2005年に上梓された『向日葵の咲かない夏』が2008年に文庫化され100万部を超えるベストセラーに。2007年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞、2009年『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞、2010年『龍神の雨』で第12回大藪晴彦賞、『光媒の花』で第23回山本周五郎賞を受賞。2011年、史上初となる5回連続候補を経て『月と蟹』で第144回直木賞を受賞。

他に『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』など著作多数。

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です