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『孤独とセックス』著者自身の体験もさらけだしながら綴った、孤独と性をめぐる11の問いと答え

『孤独とセックス』著者自身の体験もさらけだしながら綴った、孤独と性をめぐる11の問いと答え

『孤独とセックス』著者自身の体験もさらけだしながら綴った、孤独と性をめぐる11の問いと答え

扶桑社より、坂爪真吾さん著『孤独とセックス』が刊行されました。

 

かつて18歳だった全ての男子必読!

女性のみならず、世の中とどう繋がればいいか分からなかった。
セックスさえできれば救われるという幻想。
壊せない「プライド」の壁。なぜ関係を深められないのか。
「性的なことで失敗したら一発アウト」の社会。

 
日々の生活の中で孤独を感じる場面、孤独を突きつけられる場面に、恋愛やセックスなどの性愛の領域があります。

多くの若者が孤独ゆえに性に吸い寄せられ、そして他者との性関係の中で傷つくことで、さらに孤独を深めてゆく。この二面性があるために、若い世代にとって性は敬遠されがちな領域となっています。

しかし、性は次世代に命をつなぐ媒体であるだけでなく、個人と社会と結ぶ媒体でもあります。他者と結ばれるため、そして社会と結ばれるためには、孤独と性に向き合う力を身に着ける必要があるのです。

本書は、多くの人が性愛の世界に参入するスタートライン=「18歳」という年齢に視点を合わせて、男子が今まさに悩んでおり、かつ今後の性生活及び人生にとっても重要だと思われる問いを示していきます。

そして、それらに対する回答を通して、他者や社会、自分自身と「つながれない」ことで悩んでいるすべての人に、「つながる力」を身につけてもらうことが著者の願いです。

 

本書の構成

はじめに

第一章 孤独の可能性を知る
1 孤独と童貞
2 孤独と包茎
3 孤独と女友達
4 孤独と性犯罪

第二章 つながるための孤独
5 孤独とLGBT
6 孤独と避妊
7 孤独とインターネット
8 孤独と夜の世界

第三章 あなたの孤独が社会を変える
9 孤独と家族・結婚
10 孤独と正義
11 孤独と虚無

あとがき

 

坂爪真吾さん プロフィール

著者の坂爪真吾(さかづめ・しんご)さんは、1981年新潟市生まれ。一般社団法人ホワイトハンズ代表理事。東京大学文学部卒。

新しい「性の公共」を作る、という理念の下、重度身体障がい者に対する射精介助サービス、風俗店で働く女性の無料生活・法律相談事業「風テラス」など、社会的な切り口で現代の性問題の解決に取り組んでいる。

2014年社会貢献者表彰、2015年新潟人間力大賞グランプリ受賞。著書に『セックスと障害者』(イースト新書)、『性風俗のいびつな現場』(ちくま新書)、『はじめての不倫学』(光文社新書)など。

 

 


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