『人を動かす原則』GE、メリルリンチ、ジョンソン・エンド・ジョンソン他、多くの有名米国企業で採用された「人間関係の極意」
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『人を動かす原則』GE、メリルリンチ、ジョンソン・エンド・ジョンソン他、多くの有名米国企業で採用された「人間関係の極意」
ディスカヴァー・トゥエンティワンより、レス・ギブリンさん著『人を動かす原則』が刊行されました。
家族や友人、同僚、取引先との人間関係から、チーム運営や組織・コミュニティの運営まで幅広く応用できる!
―人を動かすということは表面的なものではなく、一般原則にもとづく確固たる技術である。私たちが暮らすこの社会では、他人のことを考慮しなければ、成功や幸福を手に入れることはできない。
(レス・ギブリンさん)
9割の人々が人生で失敗する理由は、円満な人間関係を築くことができないからです。本書は、伝え方や話し方といった方法だけでなく、人間の本性の理解にもとづく人間関係の技術を伝授します。
「人間が本質的に求めているものはなにか」から始まる本書の知識は、家族や友人、同僚、取引先との人間関係から、チーム運営や組織・コミュニティの運営まで幅広く応用ができます。
人が動くのはどういう時か、良好な関係性を保つにはどうしたらいいのか。本書を通して原則を学び、実践してみてください。
人間の本性に関する4つの真実を心に銘じる
1.人はみな自分本位である。
2.人はみな他のなによりも自分に興味がある。
3.人はみな自分が重要な存在であると感じたがっている。
4.人はみな承認欲求を満たすために他人に認めてほしいと思っている。
人はみな、自分の自尊心を満たしたいと思っています。
自分の自尊心がある程度満たされて初めて自分のことを忘れ、他のことに意識を向ける余裕が生まれます。自分を好きになることができた人たちだけが、他人に対して友好的で寛容な精神を発揮することができるのです。
周囲の人をひきつける3つの方法
友人や顧客を自然に惹きつける人は誰の周りにもいます。彼らはすべての人に共通する基本的な願望を満たす3つの方法を熟知しているのです。
1.相手を受け入れる
相手を改心させる力を持っている人はいません。しかし、あなたは相手をあるがままに受け入れることによって、「相手が自分を変える力」を与えることができます。
相手をあるがままに受け入れ、自分らしく振る舞う自由を与えましょう。「好いてほしいなら、完璧になれ」とか「受け入れてほしいなら、自分を変えろ」などと主張してはいけません。相手のあら探しをし、その欠点を直すための対策を提示する人は、絶対に友人をつくることができません。
相手を受け入れる人は、相手の振る舞いを改善させる大きな影響力を持ちます。
2.相手を承認する
相手を承認することは、よりポジティブなニュアンスの行為であると言えます。なぜなら、単に相手の欠点を許容するのを超えて、好きな部分を見つけるという意味だからです。
あなたは相手の中に承認すべきことをつねに見つけだすことができます。
それはささいなことかもしれませんが、それを承認していることを相手に伝えましょう。そうすれば、相手の中に承認していることの数は増えていきます。
あなたの承認を感じ取れば、相手は行動パターンを徐々に変えて、他のことも承認してもらおうとします。ほめてもらうと、人間は成長するものなのです。
3.相手を高く評価する
相手が自分にとってどれほど大切な存在であるかを少し考えてみましょう。
妻、夫、子ども、社長、上司、部下、顧客、などなど。その人たちの価値を心の中で確認し、自分がその人たちを大切に思っていることを伝える方法を見つけましょう。その方法をいくつか紹介します。
(1) 相手を待たせない
(2) すぐに会えないなら、相手の存在を確認していることを伝える
(3) 相手に感謝の意を表する
(4) 相手を特別な存在として扱う
最後の項目は重要なので補足する必要があります。ありきたりの扱いをすることほど、相手の自尊心を傷つけるものはありません。誰もが自分の価値を認めてほしいと思っていることを肝に銘じる必要があります。
本書の構成
第1部 人間関係で最も重要な「自尊心」を学ぶ
人間関係には技術が必要だ
相手の自尊心を満たすことを心がける
第2部 相手を受け入れ、価値を高める
人を惹きつける方法
相手に「自己重要感」を与える
影響力を活用する
第3部 言葉や振る舞いで人を動かす
話す力を磨く
相手の話をじっくり聞く
相手を上手に説得する
心をこめてほめる
上手に注意を与える
レス・ギブリンさん プロフィール
■著者:レス・ギブリンさん
アメリカの経営コンサルタント。1912年、アイオワ州に生まれる。第二次世界大戦にて兵役を務めたのち、1946年に営業職に就く。全米セールスマン賞を受賞。全米屈指の経営コンサルタントとして知られ、主なクライアントにGE(ゼネラル・エレクトリック)、メリル・リンチ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ニューヨーク生命、全米保険外交員協会、PGAゴルフツアーがある。
軍隊や企業などの組織で学んだ知恵を凝縮した本書は、古典的名著として全米の多くの読者に今なお読み継がれている。
■訳者:弓場隆さん
翻訳家。主な訳書に『うまくいっている人の考え方 完全版』『人望が集まる人の考え方』『習慣を変えれば人生が変わる』(以上ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『「人を動かす」ために本当に大切なこと』(ダイヤモンド社)、『一流の人に学ぶ「思考を現実」にする方法』(かんき出版)などがある。
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51Cd5bkHnyL.SS200_.jpg)
相手に「自己重要感」を与える、相手の自尊心を満たす、影響力を活用する、相手を上手に説得する、心をこめてほめる、上手に注意を与える、ほか―多くの有名米国企業で採用された、人間関係の極意がこの1冊に。