気になる本、おススメの本を紹介

B O O K P O O H

『臨終医は見た!「いのち」の奇跡』「体、心、仕事、お金……。定年後ライフの準備」できていますか?

『臨終医は見た!「いのち」の奇跡』現役医師が「生命力の磨き方」を明かす!「体、心、仕事、お金……。定年後ライフの準備」できていますか?

『臨終医は見た!「いのち」の奇跡』現役医師が「生命力の磨き方」を明かす!「体、心、仕事、お金……。定年後ライフの準備」できていますか?

著者である志賀貢さんは内科医として数千人の老いや臨終を見つめてきた現役の医師であり、近年は「臨終医」としての著作活動も精力的に行っています。

 

約50年にわたる診療経験で出会った「いのちの奇跡」とも呼べる現象

人間のからだには、時に医師の目から見ても驚くような奇跡をもたらす力があります。

「入院患者さんを診ていると、ときどきその『生命力』のすばらしさに目を見張ることがあります。いつ生命の灯が消えてもおかしくないような人が、どこにあったのかと思える生命の底力を出して、みごと立ち直るケースも少なくありません。あるいは、人間いずれはあの世に旅立つわけですが、人によって医学的に見ても信じられないほど理想的な幸せな旅立ちをする人がいて驚かされます。」(本書「まえがき」より抜粋)

本書では、長年の診療経験で著者自身が出会った「いのちの奇跡」とも呼べる数多くのエピソードも紹介されています。「大病を部下のように従えて、悠々と生きた恩師」や「看護師長の言葉で急に生きる意欲を得た末期がん患者」など、同じような状況にある方々にとって参考になる様々な逸話が披露されています。もちろん、最新の医学的エビデンスに基づいた実践的なアドバイスも満載です。

 

定年後「濡れ落ち葉」にならないためのアドバイスも

近年、定年後に家でゴロゴロして無気力に過ごす夫が増え、買い物などの妻の用事に「俺も行く」と言って用もないのについてくる様子が「濡れ落ち葉」とも称されています(「払っても払っても取れない」という意)。

会社員時代にモーレツサラリーマンとして情熱的に仕事に打ち込んだ男性ほど濡れ落ち葉化する傾向が見られるとされ、心身のバランスを崩して病気にかかるケースもあり、その妻や家族を大いに悩ませています。

本書では、「定年後も定職をもって元気に働きたい」「趣味や社会活動に取り組みたい」「病気や薬と上手に付き合って長生きしたい」「最期は自宅で迎えたい」など様々な“定年ライフ”の目標に対しても、医師としての提案や具体的なノウハウを提示しています。

 

主にこのような方におすすめ!

・「生涯現役」で充実した人生を送りたい人

・病気とうまく付き合って長生きしたい人

・定年後の「お金」が心配な人

・できれば病院でなく自宅で最期を迎えたい人

・60歳以降の身体に合った運動習慣を身に付けたい人

・がんにならない生活習慣を身に付けたい人

・無趣味な夫に退職後の生きがいを持ってほしい人

・60歳以降も夫婦で心豊かに暮らしていきたい人

・いつまでも色気のある男性(女性)でいたい人

・PPK(ピンピンコロリ)をめざしたい人

中高年の方でも読みやすい大きめの文字でレイアウトされています。

中高年の方でも読みやすい大きめの文字でレイアウトされています。

 

本書の目次

まえがき

第1章 臨終医が見た奇跡(1):幸せな老衰死は、「いのち」の力
・「老衰」は、すべての生物のもっとも理想的な死に方
・親の年金が途絶え、路頭に迷うニート族の末路
・孟子の「恒産無きものは恒心なし」に学べ
・女性の「栄養失調症」が増えてきたわけ
ほか

第2章 臨終医が見た奇跡(2):長寿の秘訣は「錆びない体」にあった!
・体の老化とも関係する「活性酸素」のしくみを知る
・野菜・果物に含まれる「ビタミンC」の大きな効果
・体の錆を取るために役立つ運動の仕方がある!
ほか

第3章 臨終医が見た奇跡(3):「こころの錆」を防ぎ、いのちを磨く言霊の力
・「こころ」も体以上に錆びやすい
・死の恐怖から救ったある言葉
・世渡りは「褒め殺し」ならぬ「褒め生かし」でいこう
ほか

第4章 臨終医が見た奇跡(4):「ストレス」を逆手にとって生涯現役力を磨く
・がんとストレスの新たな関係
・いのちを脅かすストレスを逆手にとる発想
・元気の秘訣は、「笑う、声を出す、歌う」こと
ほか

第5章 臨終医が見た奇跡(5):病気・薬も付き合い方でこんなに差が出る
・「二病息災」が長生きの秘訣
・大病をまるで部下のように従えて、悠々と生きた恩師
・いのちの輝きを支える「抗生物質」の正しい飲み方
ほか

第6章 臨終医が見た奇跡(6):60歳からは「粗食」より「素食」が効く!
・「還暦を迎えたら仕事から引退」はもう死語
・高齢者にも「肉のタンパク質」は必須!
・朝の味噌汁は、具沢山で塩分控えめに
ほか

第7章 臨終医が見た奇跡(7):「いのち」を延ばす人間関係・色気・性欲の効果
・男性は、妻が死んだら3カ月間は非常に危険!
・「色気と痔の気ない者ない」
・「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」
ほか

あとがき

 

志賀貢さん プロフィール

著者の志賀貢(しが・みつぐ)さんは、北海道出身。医学博士、作家。

昭和大学医学部大学院博士課程修了後、内科医として約50年にわたり診療を行い、現在も現役医師として日々患者に接している。その傍ら文筆活動においても『医者のないしょ話』をはじめとする小説やエッセイ等、著書多数。

最近は『臨終の七不思議』シリーズで注目され、臨終医としての著作活動を精力的に行っている。また、美空ひばりさんの「美幌峠」「恋港」の作詞も手掛け、北海道の屈斜路湖畔を望む美幌峠には歌碑が建立されている。

 

臨終医は見た! 「いのち」の奇跡 60歳からの“人生の岐路”に効く、生命力の磨き方
「人生100年時代」を心身共に健やかに暮らす指針

数千人の「老い」と「臨終」を見てきた現役医師が明かす「最高の定年ライフ」を得る方法

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です